| トピックス |
| 【2・22】石井一3日連続のブルペン入り 20日からブルペン入りした石井一が3日連続のブルペン入り。ほぼ全力で53球を投げた。首脳陣の強制登板指令による20日の初投げでは軽い立ち投げ25球で終わったが、この2日間は捕手を座らせての本格投球で、これは昨年にもなかった。「今朝決めたんです。このクールの休み前につかんでおきたいことがあったので…」。この日は投球時のタイミングに重点を置いての内容で、いよいよペースを上げてきた。 |
| 【2・22】高橋シンカー会得 ヤクルトの2年目・高橋一正投手(19)=明徳義塾=が浦添キャンプで22日、ブルペン投球で2000年新球・シンカーの開発成功をアピールした。決めダマの習得に悩んでいた横手右腕は、キャンプ中盤の13日にシンカーの使い手、先輩・高津へ押しかけ入門。この“高津クリニック”で目からウロコの心得を授かり、イッキにマスターへ持っていった。 |
| 【2・20】高津は直球30球!右ひじは良好 高津が石井一と同様、今キャンプ初ブルペン。捕手を座らせて直球だけを30球投げた。イメージ通りに決まらず時折険しい表情を見せる場面もあったが、一昨年に痛めた右ひじの状態は良好。昨年の最優秀救援投手は「投球の間隔を詰め、球数を増やしていきます」と昨年と同じ限定1イニング登板へ、無難なスタートをきった。 |
| 【2・20】予定より5日早いブルペンに石井一ちんたら25球 ヤクルト・石井一久投手(26)が20日、今キャンプ初めてブルペン入りしたが、キャッチボール程度の立ち投げ25球で早々と切り上げた。予定していた初投げを5日間早めさせた首脳陣の命令に反発するかのような“怪投”。マイペース調整を貫こうとする左腕エースに、若松監督も「甘えは許さん!」と、おかんむりだ。 |
| 【2・18】ドラ1野口に英才教育(ヤクルト) ドラフト1位の野口祥順内野手(18)に、開幕一軍に照準を合わせた英才教育が施されることになった。野口は若松監督が「肩は一軍で通用する。初日から浦添に連れていきたい」と惚れ込んでいる逸材。コーチ陣の反対で二軍スタートとなったが、一軍昇格後は遠慮なく鍛えるつもりでいる。さっそく20日の紅白戦でのスタメン起用を決定。遊撃にはゴールデングラブ賞の常連・宮本がいるが、野口は「少しでもあの守備に近づきたい。開幕一軍ベンチに入るためにも」とやる気満々だ |
| 【2・17】ファームでじっくりブンブン丸 17年目のヤクルト・池山がファームで若手に交じって調整を続けている。この日のフリー打撃では63スイングで14本のさく越えを放つなど元気な姿をアピール。気になるアキレスけんについては「足は100パーセントの状態。体の切れとかも60から70パーセントのところまできている」と今のところは心配ないようだ。池山は「自分を見つめながらじっくり練習ができる」という。 |
| 【2・17】高橋一キャンプ最多の170球 2年目の高橋一が、ブルペンで小谷投手コーチの続投命令を受け、今キャンプ最多の170球。後の40球でセットポジション時のグラブ静止をチェックし、習得中のシンカーなどを投げ込んだ。高卒1年目の昨年、一軍で11試合に登板した横手右腕は「初の開幕一軍目指してがんばります」と生き残り宣言だ。 |
| 【2・17】D1位・野口が一軍に初合流 D1位・野口(藤代)がときょう17日に沖縄入りし、一軍に初合流する。若松監督は「二軍から良い報告を受けている」と二軍キャンプ地の宮崎・西都で特守に明け暮れていた大型遊撃手の台頭に期待。なお、11日の守備練習中に右第6肋軟骨を挫傷した三木が、17日に西都へ移動する。 |
| 【2・17】ペタ巨人の007を返り討ち ヤクルトのロベルト・ペタジーニ内野手(28)が16日、沖縄・浦添キャンプを緊急視察した巨人・三井康浩、織田淳哉両スコアラーに広角打法を見せつけた。午後のフリー打撃で左翼、中堅、右翼に本塁打を打ち分け、昨年のキング健在を誇示。長嶋巨人の007を“返り討ち”にした。 |
| 【2・16】新外国人レモン、打者10人無安打 ヤクルトの新外国人、ドナルド・レモン投手(32)が15日、初のシート打撃登板で打者10人に対し、無安打1四球と好投。“プレーイング作家”は自ら『I got them out anyway』(とにかく打ち取ったゼ)と見出しをつけた。 |
| 【2・16】D2位・藤井開幕一軍へ手応え D2位・藤井(早大)が初のシート打撃登板で土橋と鮫島に安打を浴びたが、終始強気の攻めで4奪三振。投球時にヨイショ、ウワッなどと声をあげる気合い満点の左腕は、「いい感じで投げられた。向かっていく気持ちがないといけません」。打者8人に対して無四球の内容に、開幕一軍の手応えをつかんだ。 |
| 【2・16】9年目鮫島、笑顔で一発 9年目の鮫島がシート打撃でD6位・本間(野田サンダース)から本塁打を放った。真ん中高目の直球を左中間席へ叩きこみ、足取り軽くダイヤモンドを一周。入団以来、一軍戦未安打の控え捕手は「1本出るのが早過ぎましたかね」とおどけながらも、両手に残る好感触に笑顔だった。 |
| 【2・14】ペタジーニが初の特打ち ペタジーニが今キャンプ初の特打ち。インフルエンザで今月6日から2日間練習を休んだため、第3クール最終日のこの日にずれこんだが「風邪もよくなり熱もない。コンディションはいい」と全快宣言。シート打撃終了後、タイミングの取り方に注意しながら約20分間、黙々と打ちこんだ。 |
| 【2・14】五十嵐豪球を披露 昨年10月13日の横浜戦(神宮)で154キロをマークしたセ界最速男、五十嵐も負けじと豪球を披露した。「スピードだけなら今のところまあまあです」。シート打撃で打者のべ6人に対して無安打2三振1四球。「1球くらいは150キロが出ていた。変化球がまとまり出せば」という宮本投手コーチ補佐の期待を受けて、五十嵐は「松坂投手の方がすべてにおいて凄い。ああなりたいとは思いますが、今のところ僕は僕。ただスピードにはこだわりたいです」と夢の160キロ突破を狙っている。 |
| 【2・13】高木、光る低めへの制球力 昨年9勝をマークした高木が、今キャンプ初のフリー打撃登板で約60球。打席に立った高橋智と佐藤へ、整った投球フォームと安定した低めへの制球力を見せた。巨人・長嶋監督と同じ千葉県出身の14年目左腕は「巨人戦は気持ちで負けないように頑張る。チャンスがあれば、勝利をつかみたい」と巨人戦初勝利に思いをはせた。 |
| 【2・13】石井一“初投げ“は21日 石井一が3年連続の開幕投手に照準を合わせ、21日の初ブルペン入りを明らかにした。昨年は4月2日の横浜戦(横浜)で初の開幕戦勝利。現在は2年連続勝利へ向け、スロー調整中だ。練習後は「ホテルの部屋で音楽を聴いて静養していますよ」と体調維持に余念がない。 |
| 【2・12】山部、スリークオーター習得に汗 山部が今キャンプ初のフリー打撃登板で、度会と古田に計60球を投げた。投球数の約半分がボール球で「まだフォームにばらつきがある。50点だけど低目にいいボールがいった」。昨年秋の宮崎・西都キャンプから取り組んでいるスリークオーターの習得に躍起だ。 |
| 【2・12】若松監督、どさんこ仲間と歓談 若松監督が、故郷の北海道人から続々と訪問を受けた。北海高の同級生にあたる大相撲元十両の相馬鉄雄夫妻が、正午過ぎに来訪。夜は昭和39年の北海道高校選抜で沖縄遠征した際のメンバー9人と、当時の沖縄選抜メンバー16人との懇親会に出席した。同監督は「向こう3日間は夜も大変だろう」と苦笑いしながら、この日は36年ぶりの再会を楽しんだ。 |
| 【2・12】藤井が発熱で練習欠席 D2位・藤井(早大)が、疲労による発熱で練習を休んだ。前日(10日)夜に38度の高熱を発し、早朝に36・8度まで下がったが、大事をとり那覇市内の病院で点滴治療後、ホテルで静養した。「体調に問題がなければすぐに練習に参加します」とは堀内チーフトレーナーで、早ければきょう12日にも再合流の予定だ。 |
| 【2・11】「松坂を抜く!」 五十嵐が155キロ宣言 ヤクルト・五十嵐亮太投手(20)が松坂超えを宣言した。小谷投手コーチからフォーム矯正を受けたのが功を奏し、目の覚めるような剛球を披露。昨年、自己最速の154キロをマーク。リーグ屈指の快速男にのし上がった。その五十嵐の目標は松坂の最速155キロを超えること。自信はある。「今は疲れがピークなんで。それがなければまだスピードは出ます。160キロは無理でも156か7キロなら…」。松坂の155キロはすでに射程圏に入っている。 |
| 【2・11】D1位・三上一軍合流 一昨年のD1位・三上(敦賀気比)がプロ入り初の一軍合流を果たした。休日の前日(9日)、二軍キャンプ地の宮崎・西都から沖縄入り。浦添では主に打撃投手を務める予定で、さっそくこの日から登板。「二軍とは全然雰囲気が違いますね。でも、徐々に慣れていきますよ」と浮上に躍起だ。 |
| 【2・10】伊藤智ブルペンへ。若松監督もひと安心
伊藤智が今キャンプ初めてブルペン入り。立ち投げ中心に70球を投げた。「上と下のバランスがバラバラ。どんどん投げ込まないと」と自己採点は厳しいが、昨オフには右肩血行障害の手術を行っただけに、その回復ぶりは順調そのもの。若松監督は「いい回転のボールを投げていた。もちろん候補の1人だよ」と開幕投手の候補に挙げていた。 |
| 【2・10】ハッカミーが小谷投手コーチと真っ向対立 小谷投手コーチとハッカミーの間で起用法方を巡る対立が表面化した。ハッカミーはこの日、今キャンプ初めてブルペン入り。55球を投げて順調な仕上がりをアピールしたものの、小谷コーチは「いくら勝ったといっても、先発が70、80球で5回ぐらいしかもたないようじゃな。今年は120球は投げてもらう」と完投指令。ところが、当の本人は「完投はNOだ。先発は5回か6回まで抑えればいい。あとはリリーフに任せるよ」と知らん顔。若松監督も「去年は恵まれた勝ちが多かった。今年は研究もされるだろう」と不安を隠せなかった。 |
| 【2・9】岩村が休日返上の特打 21歳の誕生日を迎えた岩村、発熱で2日練習を休んだペタジーニ、三木が休日返上で練習を行った。岩村は1時間半、約300球を打ち込み「この1年をとにかく成功させたい。どんどん耐えていきますよ」とキッパリ。連日、特打と特守で疲れているがやるは気満々。レギュラー定着へ必死の努力が続いている。 |
| 【2・9】川崎らが少年院で心のキャッチボール ヤクルトの川崎、宮本、稲葉と渡辺チーフコーチ、杉村打撃コーチ補佐が沖縄市の沖縄少年院で野球教室を行った。同院をプロ野球選手が訪れたのは1982年の日本ハム、85年の広島に次いで15年間ぶり。14歳から20歳までの院生53人を相手に約1時間半指導した。「ぼくらは優勝目指して頑張るから、彼らは更生目指して頑張ってほしい。おれもやんちゃだったから、昔を思い出したよ」と杉村補佐。院生たちは感激の面持ちで「ぼくも野球が好きで甲子園に行くのが夢だった。罪を犯してしまい夢は破れてしまったけど、一日も早く退院してその気持ちを自分の子供にたくしたい」と院生代表があいさつした。 |
| 【2・8】ペタジーニが強行復帰 インフルエンザによる高熱のためキャンプをリタイアしていたペタジーニが練習に強行復帰した。38度5分の高熱を出しダウンしたのは6日の早朝。点滴と解熱剤で、この日の朝には何とか平熱まで戻った。当初は「体力が完全に戻るまで無理は禁物」というトレーナー陣の判断から、復帰は早くても第3クールの初日である10日とされていた。 |
| 【2・8】藤井のニックネームはベロチュー ドラフト2位・藤井秀吾投手(22)=早大=がフリー打撃に初登板し、岩村のバットを折るなど素晴らしい投球を披露したが、投球の際、舌をペロリと出すことから早くも「ベロチュー」のニックネームがついた。名付け親はバットをへし折られた岩村。「投げるたびに舌を出し過ぎやっちゅうねん」と悔し紛れに変な呼び名を命名。 |