寒井の大冒険

 
第一章・・・旅立ち


むか〜し、むか〜し、ある村に、とても寒い寒井という男がいました。

寒井は、ほかの村人たちからいつも寒いと言われ、落ち込んでいました。

そんなある日、村の掲示板に以下のことが書かれていました。

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36月1日←(寒い日)に、『ベリサム』で『世界寒い選手権』を行う。

優勝者には、『世界一寒い称号』と賞金361億Gを与える。

参加希望者は、開催日前日までにスタジアム前に集まること。

来なかったら死刑だ!そりゃ失敬な。

以上。異常なお知らせでした。

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寒井は急に寒気がした。

寒井は、村人たちを見返すため、参加することを決意しました。

寒井はその前に、村のみんなに挨拶をしに行きました。

まずは、村の中で一番寒井のことを理解してくれた酒場のおやじに挨拶に行くことにしました。

「ほかの人達はみんなあんたを寒がってるけど、俺はありがたく思ってるぞ。みんなおまえのギャグ

で寒くなると、この店に暖まりにくるからな。でも、さみしくなるな…。元気でやれよ」

寒井は次に、お隣さんに挨拶に行きました。

「あなたのせいかは分かりませんが、うちのおじいちゃんは最後に『寒い、寒い』と言いながら死ん

でいきました。でも、もうその心配しないしないですみますね」

寒井は最後に、村長に報告しに行きました。

「村長として、こんなことは言いたくないんじゃが、みんなお前の寒さに参ってたんじゃ。よくぞ決

意してくれた。礼をいう。達者でな」

そして、寒井は村を後にした。


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