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開運(1):この呪文をかけると、運点を4点回復することができます。運点は原運点をこえることはなく、余分の点数は失われます。また、術者が戦っているあいだはかけることができません。

怪力(1):この呪文は、持ち上げる、運ぶ、叩きつぶすというような力仕事で、術者(あるいはこの呪文をかけられた者)にトロール並の力をあたえます。重い丸石をどけたり、鍵の掛かった扉を蹴破ったりするときなどには、非常に便利なものです。ディレクターはトロールの力は繊細な仕事をするには強すぎるということを頭において、結果を判定すべきでしょう。この呪文は、最長1分間、あるいは一仕事こなすまで(鍵の掛かった扉一つ、巨大な石一個など)、効果があります。

火炎(1):この呪文は、術者の人差し指から炎をほとばしらせ、目標に向かって投げつけます。目標が炎に対して回避技能を使ったり、運試しに成功しないかぎり、その体力点にサイコロ1個ぶんのダメージをあたえます。

鍵あけ(1):扉や宝箱や窓、そのほか鍵の掛かるものなら何でも簡単に開けることができます。また、鍵かけの呪文を解除できます。

鍵かけ(1):この呪文は、扉や宝箱といったものはすべて簡単に閉ざしてしまい、それを開ける権利のない者から守ります。また、この呪文は鍵あけの呪文、あるいは、もともとの呪文をかけた者が、もう一度鍵かけの呪文をかけることによって解除されます(よって、宝箱の中身を取り戻すために、鍵あけの呪文を覚える必要はありません!)。

技術回(1)復:開運の呪文と同じで、冒険者の技術点を4点回復します。技術点は原技術点をこえることはなく、余分の点数は失われます。また、術者が戦っているあいだは使えません。

恐慌(1):この呪文は、特定した一人の人物の心に恐怖を呼び起こします。これにかかったものは、すくみあがって、術者からできるだけ離れようとします。この効果は2分間続き、その後、相手はいわれのない恐怖から立ち直ります。

暗闇(1):この呪文は、術者のまわり5mまでの範囲を、3分間完全な暗闇に包みます。この暗闇は、人工的な光をすべて消し去り、また暗視技能も無効化します。

そらし(1):この呪文は、術者に飛んでくる矢や投げ槍、または他の飛び道具を一つだけそらすことが出来ます。それた飛び道具は音だけを残して飛んでいき、被害をあたえることなく地面に落ちます。

体力増強(1):開運の呪文のように、冒険者の体力点を回復しますが、この場合、6点回復できます。体力点は原体力点をこえることはなく、余分の点数は失われます。この呪文は術者が戦闘しているあいだはかけられません。ヒーローが自分にこの呪文をかけるときは、回復した後に魔法の体力消費量を差し引くようにします。

光(1):燃える木と同じ明るさの、魔法の光を作り出します。通常、杖やたいまつの先端にかけます。この光は15分間保ちますが、術者の意のままに消すこともできます。また、この種の魔法の光は、暗闇の呪文の効果を受けます。

骨抜(1)き:この呪文は、かけられた者の技術点を5分間、1〜6点(サイコロを1個振ります)下げます。

目くらま(1)し:特定した一人の人物にたいし、よくできた説得力のあるまぼろしを作り出せます。このまぼろしは、何かそれをぬぐい去るようなことが起こると、すぐに消えてしまいます。まぼろしの剣で傷を負わされれば、実際にダメージを受けたように思え、最後には気絶すらしてしまうかもしれません。しかし、まぼろしが解けたとき、意識を取り戻して、すべて心の中の出来事であったと知ることになります(ダメージは残りません)。この幻影は、最長3分間、続きます。

鏡像(2):この高度なまぼろしは、ひとりの相手に、術者が3人になったと思い込ませることができます! この術者に戦いを挑んだとしても、、正しい目標をえらぶ可能性は3つに1つしかありません。しかも、術者はまぼろしも含めて3人すべてが攻撃をしかけ、相手に傷を負わせることができるのです! この幻影は最長3分間、持続します。

言語理解(2):この呪文は、術者あるいは呪文をかけられた者に、一時的に12点の言語技能を与えます。そのため、特殊な言語で会話できる(読むことはできません)チャンスが得られます。

呪文封じ(2以上):この呪文は他の呪文を無効化しますが、その取り扱いはかなり複雑になっています。この呪文は無効化しようとしている呪文の体力消費量に、さらに1点をくわえただけの体力を自動的に消費します。そして、魔法を成功させるためには、術者は魔法技能の点数から無効化しようとしている呪文の体力消費量を差し引いた数値で、技能ロールをなし遂げねばなりません。
 さらに、無効化しようとしている呪文が、かけたときに術者にペナルティーが降りかかるものだった場合は、そのペナルティーもうけなくてはなりません。
 この呪文は、術者に向かってかけられた呪文にたいしてのみ効果を持ちます。
 たとえば、魔法技能が12のヒーローが火炎を無効化する呪文封じをかけるには、サイコロ2個で11以下をふり、体力を2点消費します。しかし、死の呪文を無効化するには、サイコロ2個で何とか2以下をふり、体力点を11点消費します(またこの場合、ひとつ歳もとります)。

衝撃(2):この呪文は火炎と同じように、電撃を放って体力点に1〜6点のダメージを与えます。呪文封じや壁の呪文を除いて、この電撃を回避する方法はありません。

心話(2):この呪文で、術者は、生き物の考えを理解できるようになります。具体的な言葉や考えまで読みとることはできませんが、その生き物の感情やだいたいの気持ちを感じとることはできます。これは相手に少しでも知能がないかぎり効きません。生命を持たない物体には効果をもたないのです。この力は、最長1分間働きます。

遠見(2):この呪文は、術者に鷲の持つ視界をあたえ、5km以内ならばかなり詳細に、それ以上の距離についてもやや大まかに見ることが可能となります。しかし、鷲といっても、丘や壁のようなものを透視することはできないということは覚えておくべきです。この効果は10分間続きますが、術者の意志でただちに打ち切ることができます。

眠り(2):この呪文は、相手を一人、5分間眠らせます。眠っているあいだに傷を負えば、犠牲者はすぐに目を覚まします。

浮遊(2):この呪文を持つ者は、ある物体や敵、または自分自身にこれをかけることができます。この呪文により、目標は術者の意のままに自由に上下させることができます。浮遊の効果は最長5分間続きますが、浮遊しているあいだに新しくかけなおすことができます(当然、かけなおしを成功させるには、もう一度魔法技能ロールが必要ですが!)。浮遊の効果が切れたとしても、その物体は急速に落下せずに、ややゆっくりと地面に着地します。

壁(4):この呪文をかけると、何も通さない直径5mの円形の壁を作り出します。持続時間は最長5分間です。壁は矢や剣、人やモンスター、そして呪文(呪文封じはこの壁を取り払えますが)を通すことはありません。しかし、内がわから触れれば、壁はすぐに消えてしまいます。壁は術者を中心にする必要はなく、たとえば、盗賊たちの手の届かないように、大事な宝物のまわりに壁をめぐらせることができます。

巨大化(4):この呪文を人あるいは物にかけたとき、その大きさが1.5倍になります。よって、1mの盾は1m半に、身長2mの男は3mになります! 衣服まで同時に巨大化しないことに注意してください。非常に窮屈な鎧をまとうのは、厄介なことだとわかるでしょう。この効果は3分で消え去ります。最初の呪文の効果があるうちにもう一度呪文をかけると、大きさがさらに1.5倍されます。

幻影(4):目くらましの呪文をもとに、、より高度化したこの呪文は、術者の魔法技能と同じだけの人数をだますことが可能です。よって、魔法技能が12点の者は、同じまぼろしで、12人までならだますことができます。他は、最長持続時間が3分であることも含め、目くらましの呪文と同様に働きます。また、この呪文は、効果が尽きるまえにかけなおすことができます。

拘束(4):この呪文をかけられた人や物は、魔法の枷に捕らえられて、3分間その場所に釘付けになり、移動できなくなります。これに捕らえられた者は息をしたり、目を動かしたりはできますが、それ以上のことはできません。体積がおよそ3立方mのもの(2.7立方m)まで有効で、転がり落ちる大きな石を一時的に食い止めることはできるでしょうが、氷河まで食い止めることはできないでしょう。

収縮(4):この呪文は、巨大化のちょうど逆の働きを持ち、生き物や物体の大きさを半分にします。この効果も3分後に消えます。最初の呪文の効果があるうちにもう一度呪文をかけると、さらに半分の大きさになります。

全回復(4):この強力な呪文は、技術点、体力点、運点をすべて原点まで回復させます。術者が戦闘の最中であったり、あるいは他のことで忙しいあいだはかけることができません。ヒーローが、自分自身にこの呪文をかけたいときは、各点数の回復後に体力消費量を差し引きます。

動物との会話(4):この呪文は、術者あるいは別の人物に、動物や下等生物が使う奇妙な言葉について12点の言語技能と同等の能力を与えます。動物たちはごく限られた話しかしないということに注意してください! この呪文は10分間効果を保ちます。

透明(4):この呪文は術者(あるいは呪文をかけられた人や物)の姿を、3分間、完全に見えなくします。しかし、以下の点は心にとどめておいてください。衣服や装備は呪文の効果をうけない、目に見えない人物は必ずしも音を立てなくなるわけではない、そして、目に見えないとはいっても扉を開ける必要はあるし、軟らかい地面には足跡も残ることなど。

発見(4):この呪文は、鉱山の金脈から迷路の出口にいたるまで、何かを見つけだすのに用いることができます。しかし、感情を見破ることはできません。また、あまり漠然としたものを探さないように用心すべきです。この呪文をかけ、適当な対象に集中したとき、術者は求める物体がどの方向にあるのかそくざに知ります。
 しかしながら、距離は特定できないということを忘れないでください。正しい方向は、1分間感じとれます。

飛行(4):この呪文は浮遊の呪文の発展版で、術者(あるいは呪文をかけられた人や物)が、上下はもちろん、横方向にも動けるようになります。この呪文は5分間効果を保ち、空中にいるあいだにかけなおすことができます。呪文が効果を失ったとき、飛んでいる人や物はゆっくりと着地します。

蛇矢(4):この不思議な呪文は、意地の悪い不意打ちを好む魔術師には絶対必要なものです。その効果はまったく簡単で、つがえられて射つ準備の整った1本の矢を毒蛇(技術点10、体力点4)に変えてしまいます。この蛇は逃げるまえにすぐ噛みつき、成功すれば射手に自動的に4点のダメージをあたえます。

骸骨蘇生(6):この死人使いの呪文は、死体に生命を吹き込むことに用いられ、術者の意のままに動くスケルトン(骸骨男)として蘇らせます。この呪文をかけるためには、1時間の儀式が必要です。一方、死体は完全な状態である必要はありませんが、失われた部分は生命を戻されたときにも再生しません。この亡者は術者から独立しようとは考えません。また、スケルトンにあたえる指示は、意味を取り違えられないように、はっきりとしたものでなければならないということは忘れないでください。
 周囲を骸骨に歩き回られるのが気に入らなければ、さらに努力を払って、いろいろなタイプの亡者を作ることができます。それには、以下の体力点を消費します。墓歩き:7点、骸骨戦士:7点、死者(ゾンビ):8点、腐れ:8点、グール(屍鬼):8点。

瞬間移動(6):瞬間移動とは、瞬きをする間に、ある場所から別の場所へ飛ぶことで、出発と到着がほぼ同時に起こります。これを用いる魔術師は、半径10km以内ならば1回で移動できます。また、手にしている物ならば何でも運べます(人間をもう一人連れていくことを含みます)。術者は、これから行く場所について詳しい部分まで知っている必要はありません。この呪文は、山の内部や海の底に術者が出現することを自動的にふせいでくれます。しかし、もちろんこれは呪文が正しく働いたときですが!

石化(6):石にされると思うとぞっとしますが、この呪文の効果はまさにそういうものです。この呪文は、その効果を避けるために運試しをすることができます。石化の効果は足元から始まり、身体と衣服や装備まで石化しながら、徐々に哀れな犠牲者の体を蝕んでいきます。犠牲者は2ラウンドごとに体力点を1点失い、それは完全に石に変わってしまうまで(つまり、呪文封じが用いられるか、呪文をかけた魔術師が魔術師が殺されるかして、効果が逆転し、犠牲者が完全に回復することがないかぎり)続きます。石化から回復するまえに犠牲者が死んでしまうと、ふたたび人間に戻ることはなく、永遠に石像のままで残ります。

畜生落とし(6):この奇妙な名前の呪文は、古いおとぎ話や伝説にある「お前の姿を変えてやる」というタイプの呪文です。もし運試しに失敗すれば、犠牲者となる者は術者のえらんだとるにたらない生き物にと変えられてしまいます。犠牲者は知力をとどめてはいますが、動物との会話の呪文が用いられないかぎり、通常、意志を伝えることができません。この効果は永久に続きますが、呪文封じ(体力点は7点消費します。忘れずに)で解くことができます。犠牲者の衣服や持ち物まで変化するわけではないことに注意してください。それらは、呪文がかけられたときにあったときにあった場所に残るだけです。

亡者退散(6):この呪文は骸骨蘇生とは逆の効果を持ち、亡者を真の死という安らかな眠りに帰します。1体のアンデッドに働き、それを動かしていた魔法の生命力を取り去ります。この呪文によって死骸に戻されたものを、ふたたびアンデッドとして復活させることはできません。同じように、アンデッドにされないように、死体にこの呪文をかけることもできます。

死(10):これは、邪悪な魔術師の呪文の書に見られる究極の呪文です。よほどどうしようもない状況でなければ、ヒーローによってこの呪文が用いられることはほとんどありません。術者が魔法技能ロールに成功すると、犠牲となる者は、その生命にピリオドを打たれます。この効果を回避するために運試しをすることもできません。犠牲者にとっては慰めにもなりませんが、呪文をかけた魔術師は10点の体力点を失い、それに重ねてひとつ歳をとります。