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星獣戦隊ギンガマン

 ガンガンギギン、ギンガマンです。これもパピーの屋上で見ました。
 ヒーローショーにはもちろん親子連れが多いのですが、親御さんは楽しんでいるのか疑問です。と言うか、大抵の親御さんは子どものために「連れて来てあげている」と言うのが一般的な見解でしょう。
 ところが、お母さんたちは意外に楽しんでいるんですねえ、これが。もちろん、お姉さんに促されても「頑張れっ!」なんて絶叫する人はあまりいません(小声で言う人は何人かいます)。しかし、戦闘シーンより、むしろツカミの小ネタに反応するのはお母さんです。かつて、ヒーローショーでヒーローが喋らなかった時代、悪の幹部のアドリブは往々にしてお母さんに向けられたものでした。最近ではそんなことは無くなっちゃいましたが。
 お母さんは予習も欠かしません。このギンガマンショーでも、最初に戦闘員が出てきたとき「ヤートットがきたよ」とか、ギンガマンの武器を見て「自在剣キバよ」とか、かなり詳しかったことに感心した覚えがあります。僕は不必要な対抗意識に火をつけられたのですが、知識をひけらかす相手がいなかったので退散しました。