11日に起きた、オーストリア・アルプスの事件あれほど悲惨な事件は珍しいだろう。
みなさんも知っての通り日本人10名を含め、計155人という大惨事になってしまった。
昨日ニュースで事故車両をみたが本当にひどかった・・・。
アルミの車両がすべて焼けとけてしまい、台車の部分しか残ってなかった。
推定温度1000℃まで達したという報道の意味を知ってしまった。
なぜここまで大惨事になってしまったのか?
理由危機管理の甘さだろう。
まず火災になったときドアが開かなかった。つまり非常口がなかった。
中にいた乗客はスキーブーツで窓をわり外に出たそうだ。
外に出た乗客はトンネルの上と下に逃げた。しかし上に逃げた人は全滅してしまった。
それはトンネル内に通気口が無かった為、煙と熱がすべて上にいってしまったからだ。
しかもスプリンクラーすらなかったというから中は本当に地獄だっただろう。
この155人の犠牲者を無駄にしない為にも、オーストリア政府とケーブルカー会社にはこれからの適切な対応が求められる。