第4話

クリスマス


ふと気がつくともう12月も終わろうとしている。

12月のイベントはなに?っと聞くとほとんどの人がクリスマスと答えるだろう。

クリスマス・・・

世間一般の人達なら大抵の人は楽しみにしているだろう。

子供にとっては親からのプレゼントそして豪華なご馳走が食べられる大切な日。

友達と馬鹿騒ぎできるのもクリスマスならではだろう。

そして恋人がいる人は大切な思い出を作れる日。

しかし!!

俺は生まれてから今に至るまでクリスマスとは全く無縁なのである。

親からは「仏教徒だから」っとゆう理由でクリスマスプレゼントどころかご馳走やツリーすら飾ったことが無いのである。

大人になった今も彼女いた事の無い俺にとってはなんの意味も持たない。いやかなり憂鬱なのである。

ちょっと夜の町を歩けばそこには手をつなぎながらいちゃいちゃしているカップル。

中には見せびらかすように平気で抱き合っちゃってるバカップルも出てくる。(そんな事は自宅orホテルでやれ!!)

何度機関銃を撃ちまくりたいっ!!っと思った事か・・・。

もちろんこれはひがみだとゆうことは十分わかっている・・・わかってはいるのだがどうしても殺意をいだいてしまうのだ。

よく考えてみれば12月から3月までの3ヶ月は一人物にとっては地獄みたいなものだ。

12月のクリスマス、1月の正月の初日の出、2月のバレンタインデー、3月のホワイトデー・・・。

どれもこれもカップルの為にあるような行事ばかりである(1月は違うかもしれんが・・・)

カップルどもにとっては「天国の4ヶ月」かもしれんが俺にとってはまさに「地獄の4ヶ月」なのである。

 

俺はいつになったら人並みにクリスマスを楽しめるのだろう・・・

それを思うと非常にブルーになってしまう今日この頃である・・・。


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