泣き虫兵器ベルタ (全面改訂版)

  分割3

 4

 電車とバスをのりついで三十分、祐樹とベルタは大きな公園にやってきた。
 公園の中央には大きな池がある。周囲に植えられた桜の木が薄紅色の花を咲かせている。
 池のボート乗り場にやってくる。
「こ、ここがおすすめだそうです」
 祐樹はベルタの二、三歩先を歩き、言う。
「ボートに乗るんですか?」
「は、は、はい。初心者だと、ふたりで体を動かすようなものが連帯感を高めてくれる、だからいい、ということです」
 背筋をガチガチに伸ばして、背中を向けたまま祐樹が言う。
 彼はここに車でのバスの中でも、ベルタと目をあわせなかった。
(ほんとうに楽しいのかな?)
 ベルタは不思議に思っていた。
 乗りばの受付にいた老人にお金を払う祐樹。よほど緊張しているのか、財布からコインをまとめて落としてしまう。
「あ、あわわっ」
 しゃがんで拾う祐樹。
 手伝うベルタ。 
 十円玉の上で祐樹とベルタの手が重なる。 
 祐樹の手はやわらかく、男とは思えないほど細かった。触れ合った瞬間、祐樹は電流が流れたかのように体を震わせた。
「わ……」
「なんですか」
 顔を上げるベルタ。吐息がかかるほどの距離に祐樹の顔。祐樹の目線がベルタの顔に向けられて、胸元に飛び込む。一瞬で顔が真っ赤になる。
「は、はやくいきましょうっ」 
 はじかれたようにたちあがり、ボートに乗りこむ。
 そのときユウキはボートのふちにつまづいて、ボシャン! 池の中に転落した。

 5

 すぐにベルタは祐樹を岸に引っ張り上げた。しかし祐樹の服はズブ濡れだ。靴までぐちゅぐちゅと音をさせている。
「だいじょうぶですか?」
 声をかけるベルタ。祐樹はそのままボート乗り場にしゃがみこんだ。
「もうだめだ……」
 顔をくしゃくしゃにして泣きだしている。
「あ、あの……」
「ごめんなさいベルタさん。もういいです。迷惑かけてごめんなさい……」
「もういいって言われても……」
「だって、デートの最中にカッコ悪いところ見せたらもう終わりだって」
「それはだれが言ってたんですか」
「『失敗しない初めてのデート』という本にかいてあった」
 べルタはひざまづく祐樹の目線にあわせてしゃがみこみ、ベルトポーチから出したハンカチで祐樹の顔を拭く。
「そんな本のことなんて、わすれちゃいましょう。だって……」
 そこでべルタはくすりと笑い声をもらしてしまった。
「おしっこまでもらしたのに、いまさらカッコつけたって意味ないですよ」
「あ……」
「そんな死にそうな顔しないで下さい。さ、服を着替えましょう。わたしが買ってきます」
「え、いや、そんなのはずかしくてけ……」
「ずぶ濡れでしゃがみこんでるほうが恥ずかしいかと」

 6

 その後、べルタは服を買って祐樹に渡した。
 公園の便所の前で、桜の木にもたれてベルタは待っている。
「あの……」
 背後から祐樹の声。
 ふりむくと、ポロシャツとスラックスに着替えた祐樹がおどおどした表情で立っていた。バスタオルで髪を拭いている。片手に持ったビニール袋の中身は濡れた服だ。
「あ、さっぱりしましたね」
 べルタは笑いかける。祐樹の全身を見渡して、
「わたし、はやってるファッションとかわからないんで……店の中のお客さんを見て、無難な感じでまとめてみました。どうですか?」
「いや、いいです。すごくいいです。でも……」
 そこで祐樹は自分の体、ズボンの股間あたりを見下ろして、
「なんか、サイズがぴったりあってるんですけど……どうしてですか?」
「ああ、それは……」
 べルタは口ごもる。ベルタの超人的な五感あってのことだ。人間をちらりと見ただけで「身長158.5センチ、体重49キロ、ウエストは65センチ」とわかるのだ。
「まあ……勘みたいなものです。それより、これからどうします? 池の次はどこにいきましょう」
 祐樹がためらっていると、ベルタは祐樹の肩に軽くてを乗せて、
「難しく考えることないです。そんな本のこと忘れて、ユウキさんが生きたいところ、一番好きなところにしましょう」
 祐樹はひどく真剣な顔でベルタを見つめた。一秒また一秒と時間が流れた。
 沈黙にベルタが絶えられなくなったとき、祐樹はようやく言う。
「……いきたいところがあります」

 7

 祐樹につれられてやってきたのは、商店街の中にある書店だった。
 書店ならベルタも知っている。地図を買うために何度か訪れた。
 だがこの店はべルタの度肝を抜いた。
 店に入ってすぐのところにレジがある。レジ周辺に、とんでもない数の「人形」が置かれていていた。
 プラスチック製で、透明なパックに入った人形。デフォルメされた三頭身のものだ。
 店内を見回して、強い違和感を覚えた。
 まず高い棚がない。店は学校の教室ほどの広さだが、どこを見ても平台と背の低い棚ばかり。平台には色とりどりの雑誌と単行本がずらりと並んでいる。店の周囲はさすがに棚に囲まれているが、そこに刺さっているのはすべてが、色鮮やかな……マンガ!
 ベルタの視力は一瞬にして、棚に並ぶマンガ数千冊を同時認識した。
「うわあ……」
 この世にこんなにたくさんのマンガがあったなんて。
 祐樹は足早に、一番大きな平台に向かっていた。
 その人間が四人ばかり横になれそうな大きな台に、ひたすらマンガ、マンガ、マンガ。
 女の子が表紙のものが多いように見えた。
 あちこちに手書きの立て札が立っている。
 『メイドの次はコレ! 液体少女! 店員Sオススメ!』
 『美少女=軟弱だと思っているあなたはコレを読んで度肝を抜かれろ!』
 いままでベルタが見たこともなかったものだ。
「この店、なんなんですか……?」
 思わず口から驚きとあきれの声が漏れる。
 祐樹が振り向いた。彼の顔を見てベルタははっと目を見張る。いままでと彼の顔が変わっていた。
 恥ずかしそうに曖昧な笑みを浮かべていた。だが瞳だけはきらきらと輝いていた。臆病そうに空中をさまよっていない。
「ここは『マンガの城』。マンガ専門店です。ぼくはよくここに来るんです。アルバイトしてないから、あんまり買えないけど……」
 祐樹はそう言ってマンガの一冊を手に取る。広げる。
 かわいらしい絵柄の女の子が格闘技の試合をやっていた。
「ここでは自由に立ち読みもできるんです。ぼくの一番好きな場所です」
 それからの祐樹は、もう止まらなかった。
 マンガの一冊一冊を取り上げて、見所を解説する。
 コマを指差し、台詞を読み上げる。
「このマンガ見てください、かわいいですよね?」
「ええと……」
 目の前で広げられたマンガのコマを見つめる。まるっこいかわいらしい絵柄の女の子たちがなにやら話している。男の子が一人もいない。
「この人はもともと少年誌で学園ラブコメを書いていた人なんです。でも打ち切られて、マニア誌に来て、彼は気づいたんです。男を出さなくていいんだ、恋愛しなくていいんだって。いまはひたすら女の子達だけの日常を描いて、ほら、アニメ化される大人気です」
 祐樹、「びしり!」と音が出そうなほど鋭く、ななめ上を指差す。
 指の先にはテレビがあって、そこにはアニメのオープニングが映し出されている。
「それからあと、この人なんかも……」
 この調子だ。機関銃のように話し続ける。ベルタの手を引いて、店内を歩き回り、マンガを紹介して回る。
 たっぷり二時間もしゃべったあと、一冊だけ単行本を持ってレジに並ぶ。
「あ、それは買うんですか。でも、立ち読みで内容は知ってるんでしょう?」
 小首をかしげるベルタに祐樹は、
「それじゃダメなんです。この本が好きだから、この漫画家も、この本も好きだから、一冊くらいは買わないと。そう思ってます!」
「そ、そういうものですか……」
 ブックカバーをつけてもらった祐樹は、手にしたマンガ本をいとおしそうに撫でて、ベルタのほうに向き直る。
「……ベルタさんは何を買うんですか」
「え? わたし?」
 マンガを買って読んだことはない。駅のホームに捨ててあったものを、興味をひかれて斜め読みしただけだ。
「いろいろオススメなのがあるんですよ」
 そういう祐樹の顔はまさに喜色満面。弾むような足取りで駆け寄ってくる。
「あ、いや、わたしはその……」
 結局、二冊買わされた。

 8
 
 店を出て、商店街を歩いてゆく。
 通行人は少ない。
「そういえば、のど、かわきません?」
「あれだけしゃべれば、かわくでしょうね。でも、わたしは別に」
「ぼくはちょっと……ジュースを……」
 そういって小走りで自販機に駆け寄り、ズボンのポケットに手を入れて、」
「あ……」
「どうしたんですか」
「お金、ない……ぜんぶ使っちゃった」
 ベルタは即座に、自分のカバンから財布を取り出す。100円ショップで買ったナイロン製の、まったく飾り気のない財布だ。
「はい、おごりますよ。どれにします?」
「ベルタさんの好きな奴で」
「いいんですか? はい」
 ゴトリ、缶が落ちてくる。
「なんですか、これ」
 受け取った祐樹、缶とベルタの顔を交互に見る。
 缶はきれいな小豆色だ。純和風美人のイラストつきで、こう書かれている。
 『おしるこドリンク』
「おいしいですよ? 疲れたときにはこれです」
「……ベルタさんって……」
 祐樹は苦笑いしながら飲み干した。
「ぷう……喉の渇き、治ってない気も……でも、おいしかったです」
「でしょ?」
 ベルタは微笑みかける。祐樹も自然な笑みを浮かべた。
「甘いものが好きで好きで仕方ないって、マンガのキャラにはよくいるけど、現実にもいるんですね」
「ユウキさん、ほんとにマンガが好きなんですね」
「はい。ほんとうは、読むだけじゃなくて描くのも好きなんです」
「今度見せてくださいよ」
 まったく自然に、ベルタの口からその台詞が滑り出た。
 言った瞬間、ベルタは頭の中に疑問符を点滅させる。
 祐樹も「え?」と顔つきになって、
「こんど? 今日だけ、ですよね、遊ぶのは」
「ええと……そのはずだったんですけど……」
「もしかして、明日もですか? 友達になってくれるんですか!?」
 祐樹、ベルタの手を強く握ってくる。ボート乗り場であわてふためいていた小心ぶりが信じられない。
 ベルタは考える。自分はフェルトヘルンハレから逃れなければいけない。危険だ。しかしあらゆる計算を感情が上回った。ここにいたい、そう思った。祐樹の輝くような笑顔が、思いを後押しした。
 握り返した。
「……はい。もう少し、ともだちでいます」

 9

 ベルタは国道沿いを歩いていた。
 祐樹との待ち合わせまであと一時間。
 心が浮き立つのを感じる。
 あれから一週間、ベルタは祐樹とのデートを繰り返していた。祐樹は学校に行かず、ベルタをあちこちに連れまわした。終わったら喫茶店によってマンガの話をした。
 祐樹は自分の描いたマンガを持ってきて、ベルタに意見をきいた。ベルタがいろいろ意見を言う。
 『この女の子がかわいいです』『拳銃でクルマが爆発するのはおかしいです』
 『闘ってるとき、いちどくらい主人公のアップがあったほうが。表情が見たいです』
 すると次の日には書き直されたマンガが持ってこられるのだ。
 最初は数十枚のラフだった祐樹のマンガは、いまやペン入れされた二百枚の長編に成長していた。
 ついつい熱くなって喫茶店で三時間も四時間も粘り、いつも気がつくと夜になっていた。
 ごめんなさい遅くまで、いいんです楽しかったです、そんな会話を交わして分かれる。
 そうだ、楽しかったのだ。友達と二人で過ごすことがこんなに楽しいなんて。ふたりでひとつの物語を作ることが、こんなに……
 頭の片隅に冷静な自分が残っていた。ねぐらにしている学校の体育用具室で横たわっていると、冷静な自分が警告してくる。『もう五日も同じ場所にいるぞ、危険だ』。
 だが心の大部分は『あした祐樹さんとあったらどんな話をしよう』と考えている。
 だから『もう行きます』と切り出せなかった。
 足取りは軽い。もうそろそろ祐樹のマンガは完成だ。ぜひ読みたい。
「きゃっ」
 背後で悲鳴。
 振り向いたベルタは、見た。
 あってはならない光景を。
 交差点。横断歩道。ぴかぴかのランドセルを背負って渡る子供たち。小学校一年生か。
 信号を無視して、子供たちに向かって突っこんでくるトレーラー! 運転手は目を閉じ、首を傾けている。居眠り運転だ。
 ベルタ、一瞬で背筋が凍りつく。
 思考速度が加速された。時間がゆっくりと流れる。考える。
 どうする。どうやって助ける。ダッシュして子供を抱きあげて逃げる。ダメだ、十人もいる子供全員を助けられない。運転手をたたき起こす。いま起きてもブ レーキが間に合わない。「ギャラルホルン」でタイヤを破裂させてひっくり返す。いまここでひっくり返したら被害が大きくなるだけだ。
 心の片隅にあった一つの思考が絶叫を上げる。
(放っておけ、目立つな! 関係ない子供なんて死んでも……)
 そう思ってしまった自分にぞっとした。もちろん放っておくなんてできない。
 歩道を蹴った。全力疾走。最初の一歩で時速五十キロを越える。二歩目で百キロを超える。子供たちの前に飛び出す。すでにトレーラーは二メートルの距離にまで接近。減速の気配もない。
 もっとも重要なのは足裏のグリップ力が不足していることだ。ガニ股になって、ズガンズガンと路面を踏んで、足をくるぶしまでアスファルトに突き刺す。レスリング選手のように、あるいは相撲取りのように姿勢を低くして身構え、
 突進してくるトレーラーを、正面から受け止めた。
 バンパーに激突した手のひらに激痛が炸裂。そのまま十トンの巨大質量が腕を押し曲げ、体を後方に吹っ飛ばそうとする。腕の筋肉に力をこめて対抗。耐え切 れない。腕が圧倒的な力でねじ曲がった。ひじ関節がメキイと変な音を立てる。肩がすっぽ抜けそうになって鋭い痛みが爆発する。車体は勢いを減ずることなく 進んできた。全身で受け止めた。腹にバンパーが食いこむ。内臓が強制的に移動させられる違和感、激痛。いっぱいに広げた腕を左右のヘッドライトにたたきつ ける。薄い胸板がエンジングリルに激突する。腰、腹筋にあらんかぎりの力をこめて対抗する。全身の筋肉を鋼のように固めた。耳の奥でツーンと音がした。体 はいまや一枚の鋼板だ。いや杭だ。杭なのに背筋が曲がる。視界を埋め尽くす茶色の鋼鉄塊がのしかかってくる。押し倒される。顔面に『FUSO』のマークが めりこむ。曲がる背筋を渾身の意志力でまっすぐに伸ばす。食いしばった歯が口の奥でギリリと鳴る。頭に乗っていたロングヘアのウィッグが落ちる。あれほど 深く突き刺した脚が、アスファルトを食い破って後ろ後ろへ押しやられる。砕かれたアスファルト片が飛び散って、十センチ、また十センチ、トレーラーの慣性 力で押しこまれ、踏みしめた路面がえぐられて、
 ダンプは止まった。
 ギュギュギュ、という音はタイヤの空転だ。
 あたりにはタイヤのゴムが焼ける臭いと、砕いたアスファルトの粉末が立ちこめた。
 ドロドロドロ、という怪獣のうなりに似たディーゼルエンジン音。
(まだエンジンがかかったままだ! 手を離せばまた走り出す!)
 ベルタ、車体の下に手を入れ、一気に持ち上げる。車体を真横にひねり倒した。
 荷台に積んであった鉄骨が勢いよく路面になだれ落ちる。重い金属音が反響する。運転席ではようやく目を覚ました運転手が目を白黒させている。
 これで安全は確保した。
 すぐに叫んで、ふりむいた。
「大丈夫でしたかっ!?」
 横断歩道の子供たちは、もちろん無事だった。男の子は腰を抜かしている。女の子は目と口をポカンとあけている。
「よかった……」
 ベルタ、安心の吐息。気が緩んだとたん、体の各所で痛みが爆発した。まず脚。見ると、せっかくのスニーカーが血まみれのズタ袋になっていた。靴下まで真っ赤になっている。わき腹と胸にも何かが刺さるような痛み。衝撃で肋骨にヒビでも入ったのだろう。
 痛みを訴える肉体を、ベルタは無視した。
 こんな痛みなどなんでもない。一時間あれば治癒する。エインヘリヤルの再生力は人間の比ではない。
 だが、重要なのは……
 腰を抜かしていた男の子の一人が、口をひらいた。
「すっげー……サンダーレンジャーみたい」
 他の子供たちもみな、ベルタを驚きの眼で見ていた。突っこんできたダンプでなく、それを生身で止めたベルタに驚いていた。
 あたりを見回す。目撃者はどのくらいいる?
 国道沿いの歩道を、自転車で走っていた中年女性が二人。ジャージ姿でランニング中の老人がひとり。反対車線で急ブレーキをかけた乗用車が三台。
 十人以上だ。
 もちろんみな、驚愕に目を丸くしている。
 超人少女。この日みた光景を彼らは一生忘れないだろう。
 ベルタはため息をついて、子供たちの一人を抱きしめ、
「無事でよかった」
 そして、ロングへアのウィッグを拾い上げ、ダッシュ。
 全力で走り去った。
 これだけ多くの人に見られた。超人ぶりを見られた。
 もはやこの町にいることはできない。必ず噂をききつけたフェルトヘルンハレが追っ手を送りこんでくる。
 もちろん、祐樹ともお別れだ。
「……わかっていた」
 できるだけ目撃者を減らすため、国道から住宅地に飛びこんだ。クルマ一台通れるかどうかの道を選んで、オリンピック選手なみの速さで走る。人間としてぎりぎりあり得る速度だ。
 知らず知らずのうちに言葉が唇からあふれてきた。
「……こんなことになるって、わかっていた」
 自分は人間ではないのだ。ずっとここにいるなんて、平穏無事な毎日なんて、友達と一緒に喫茶店で談笑なんて、そんなこと。
「……夢みるんじゃ、なかった……」
 このまま何も告げず立ち去るか。それがいい。それが安全だ。
 理性がそう訴えた。しかし胸の奥でなにかが痛む。楽しかった日々が再生される。祐樹と一緒に飲んだおしるこドリンクの味が、マンガの話をするときの朗らかな祐樹の顔が、蘇ってはベルタを苦しめる。
 せめてひとことお別れを。そう思った。
 
 分割4へ