2月26日
 もっと早くベルタを手直ししていれば! 後悔後悔!

 最近、Mixiをはじめました。
 作家さんがたくさんいますね。ライトノベル作家も、マンガ家も、自分のサイトは持ってないけどMixiはやってる、という人が多い。
 で、作家さんのところを覗きにいくと、今度は作家さんが私のところを覗く。
 うはあ。どきどき。こうやって遊ぶものか。

 今日は友人と遊びに行きました。
 新横浜ラーメン博物館をうろついて、昭和の町並みに感心。
 中は大混雑。子供たちは眼をキラキラさせてます。だってここの町並みは、映画料金で180円でテレビが白黒で電柱が木で出来ていた時代。私にとっても「生まれる前」ですから、子供たちにとっては完全な異世界でしょう。
 その後は友人と喫茶店でお話して、書店を巡って「この本がオススメ!」とかやってました。
 「遠く6マイルの彼女」「博士の愛した数式」「まだ見ぬ冬の悲しみも」など数冊をオススメ。なんつうか新横浜の文教堂書店はなかなか品揃えがよいですね。でもマンガの品揃えはあと一歩。ヤングガンガンのコミックスをもっと置いてー。
 
 本の感想。
 安藤健二「封印作品の謎2」大田出版
 かつて大ヒットした作品なのにいまでは出版できない、封印作品。
 なんで封印されたのか? を取材したノンフィクションです。
 キャンディキャンディ、ジャングル黒べえ、オバケのQ太郎……いやあ、オバQが封印作品だったなんて。
 そういえば確かに売ってません。ドラえもん廉価版のとなりに並んでそうなのに。
 しかもオバQの場合、なぜ封印されたのか調べても調べてもわからない。
 ファンの声に動かされ、当時を知る人々を一人一人たどっていく過程はなかなかにスリリングです。
2月16日
 早川書房「SFが読みたい! 2006」を読みました。
 「リアル・フィクションとは何か?」という座談会を読みたかったんです。
 桜坂・桜庭・新城さんたちが「ハヤカワでやってるリアル・フィクションって何よ?」「SFとはどう違うの?」「セカイ系とはどう違うの?」などと論じ合う。
 ええ、確かに面白かったです。
 リアル・フィクションは「現代を生きる人々のための青春小説」なんですね。
 手段としてSF的なものを使っているだけで。

 しかし一番ひきつけられたのは別の企画でした。
 「シャングリ・ラ」作者の、池上永一さんのインタビューです。
 これがすごい。
 荒っぽい口調で作者が語りまくる。
 海猫沢めろんインタビューと同じ種類の面白さです。
「直木賞作家養成ギブスがキツいんだよ! 芥川賞作家養成ギブスはもっとキツいんだよ! だから俺はニュータイプで連載するぜ!
 ってな感じで。
「ニュータイプは小説誌じゃないから、アニメやマンガ相手に人気投票で勝たなきゃいけない。ガンプラまで相手。これはもう異種格闘技戦どころじゃないでしょ」
「でも最終的にはトップ争いに加わった。俺は、過去20年間どん底だったニュータイプにおける連載小説の地位を天空にまで押し上げた立役者!
「文壇の力関係とかを気にせず、読者に受けることだけを考えればいいのが幸せだった」
設定なんて何も考えていなかった。ただ東京を空から見たら皇居の森がすごく存在感あって、東京の象徴は森なんだと思って書き始めた」
 かっこいいんです、とにかく語り口がエネルギッシュで。
 ぜひ「シャングリ・ラ」読みたくなりました。
(読んでなかったのかよ!)

 あと最近のオススメ。

 山本弘「まだ見ぬ冬の悲しみも」ハヤカワJコレクション
 とりあえず、これはSF? リアル・フィクションではない?
 「シュレディンガーのチョコパフェ」だけはリアル・フィクション?
 まあ分類なんてなんでもいいです。
 この短編集は書かれた時代もいろいろ、ハッピーエンドもありほろ苦いエンドもあり、どす黒いのもあり。
 しかし、SFならではの奇想と迫力。「人間の可能性」への深い信頼。
 これだけは揺るがない。変わらない。
 最近の山本弘さんは「心はいつも15歳」というキャッチフレーズを口にしなくなった気がします。
 でも、やっぱりこの人は変わらない。
 
 ヤマグチノボル「遠く6マイルの彼女」富士見ミステリ文庫
 ヤマグチノボルさんの恋愛小説には酩酊作用があります。私はかつて夜行バスの中で「描きかけのラブレター」読んで、すっかり感化され、軽率な行動に出たことが。
 辛いことを思い出してしまった。
 この本にも酩酊作用ありました。頭の中で時限爆弾がチッチッチッと鳴っているような危機感が押し寄せてきます。「だらけてちゃダメだ! おおお! どうせ××なら! 突撃!」という激情に駆られます。
 この中で描かれているのは「俺には何もできない」という焦りと劣等感、それでもやりたいというもがきです。
 だから楽しくはないのだけど、胸がかきむしられるようなのだけれど、眼が離せない。
 
 貴子潤一郎「煉獄のエスクード3」富士見ファンタジア文庫
 すばらしい。
 まさかこのシリーズで、めがねっこコメディが堪能できるとは。
 イラストも最高です。「ともぞ」さんは眼鏡さんを描くのがとても上手いですよね。
 いや、もちろん眼鏡だけの話じゃないですよ?
 なんか1冊ごとにヒロインが変わる話らしいので「もう彼女は出なかったり」という不安が。
2月12日
 いまごろになって「リビアの国歌→あんぱんはあんぱん!」を読んで爆笑。  正しい歌詞とギャップがものすごい。
 よりによって、アッラーアクバル! が あんぱんはあんぱん! に聞こえるなんて……
   どうしましょう。私これからイスラム的なものを見るたびにコレを連想しちゃいます。
 さんざん笑って、なんかイスラムの人に悪いことをしたような。
 ドネルケバブを食って罪滅ぼし。リビアと関係ねー。
 
 そうそう、電撃文庫の新人さんがすごいですよ。
 「火目の巫女」(杉井光)が素晴らしい。
 平安時代風ファンタジーというまったく興味のないジャンルなのに、これからどうなるかだいたいわかるのに、ガクガク震えながら一気に読んでしまいました。
 破滅のカタルシス! という感じです。
2月10日
 こないだの雪のときは参りました。
 朝起きたら家の周りは真っ白。幹線道路を1本残してあとは全滅。
 しかもバイクが冷えちゃってエンジンかからない。
 セルをキュルキュル回す。ダメです。さっぱりかかりません。しかもキュルキュルが弱くなってきました。
 バッテリーやばいです。上がりそうです。
 押しがけを試みました。しかしあたりは全部雪が積もっているのでそもそもバイクを押して走ることができません。まず除雪が必要でした。
 ああもう! 除雪して押しがけしてもエンジンはボスンボスンと言うだけです。さっぱり回りません。
 こうなったらアレしかない!
 ソビエト連邦に伝わりし冬季エンジン始動法、その1!
 エンジンオイルを全部抜き、鍋に入れて火にかけます。
 ボコボコと煮えたぎったらエンジンに再注入!
 そして押しがけ続行!
 ボスンボスン ドッドッドッ!
 やったかかったー!

 これでもダメなら始動法その2「エンジンの下で焚き火」(ドイツ軍もびっくりの最終手段。ちょっと間違えると機体がまるごと燃える)をやるつもりでしたが、やらないですんでよかった。

 その後、バッテリーとレギュレーターとプラグとエアクリーナーを全部交換。
 さっさと交換しとけばよかったです。

 さて「小説のお仕事」つづき。
 プロットの返事が返ってきました。いろいろ直さないとダメのようです。
 いろいろ意見があるので混乱しつつ、練り直し。
2月5日
 小説の企画書を見せたところ好評っぽいので、プロットを送りました。
 向こうが乗り気なうちに勝負です。
 あああ! さっそく誤字脱字を発見した! 

 なんだか最近、マンガ読んでも映画観てもすごい楽しいです。全部傑作に見える。

 うちのサイトに置いてある小説を、人気がある順番に並び替えました。
 はじめてここをご覧になる方には参考になるかと思います。

 「泣き虫兵器ベルタ」分割版も用意しました。

前の月  トップに戻る