Tour de France観戦日記
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7月20日
 AM5:00(以降フランス時間)パリのシャルルドゴール空港に到着。乗り継ぎの待ち時間サイクルスポーツの編集長、K戸さん、M尾さんと話し込む。トゥールーズ行きの飛行機の座席は19Fでお隣は日本のどこかの大学の教授さんだった。教授さんからなんのツアーにこんな多くの日本人が参加してるのかを聞かれたので30分ちかくツールのことについて熱く語ってしまいました。ゴメンナサイ、ゴメンナサイ教授さん、ゴメンナサイ。熱く語った後は寝てました。あと、席が窓際だったので眼下の雲見たり、海のような麦畑と島のような都市、98年日本代表が一勝もできなかったトゥールーズのスタジアム等を見て興奮していました。

 トゥールーズ空港到着後バスで移動。本来は宿泊地のルルドに向かう予定だったのが、急遽第14ステージのゴール地点ルーデンビエルに行き先が変更(やった!!)。バスはピレネーの麓に向けて走り、AM11:00頃ゴール数百メートル離れた場所に到着(本当に近い場所までバスが行けた。スゴイ!!)。気温は熱波に襲われているといわれていたわりにはそう暑くもなく、カラっとしていたので日陰にいれば充分涼しかった。仲良くなったK戸さん、M尾さんと行動し、オフィシャルの屋台で御土産買ったり、エウスカルテルの人々や薄着で胸がブリブリになってる女性を見て鼻を伸ばしておりました(俺だけね)。そうそう、昼飯を買った屋台でサンドイッチと500mlの水を2本買ったりしたんですが、そのときの水の値段が500mlで1本3ユーロ(1ユーロ=130〜140円)。その後、添乗員さんから教えられたスーパー行ったら水1Lで1ユーロぐらいだった。ヤラレタ、ボラレタ。日本人感覚というのはマズイものだなと思った。

 昼飯後、二人と離れて人が少な目の観戦ポイントに移動し、集団が来るのを待っていました。集団到着までは3時間ほどあったもののキャラバン隊の人がグッズ投げてくれたり、いろいろ楽しませてくれたり、気付いたら近くに87年のツール・ジロ・世界選の優勝者ステファン・ロッシュがいたりで待ってる時間も楽しかったです。数時間後、トップの逃げ集団4、5人が通過した際と第2集団の通過の際にはデジカメでメオシ撮影できたけど、総合争いしてるランス、ウルリッヒ、ビノクロフのいた集団が通過の際にはなんか鬼気迫るものがあってカメラ離し腕上げて大声出してる自分がいた。カメラなんか構えてる場合じゃなく、普通じゃいられんかった。
 
 選手がゴール後表彰台側へ移動。移動途中、一緒に行動していたS沢さんがFESTINAの腕時計をしていたおかげでFESTINAのキャラバンカーからTシャツをもらうことができた。移動後は、選手を見てハァハァしていました。リシャール・ビランクタンハァハァ。我々がこんなことしてる間に、4人のツアー参加者がランス・アームストロングのサインをゲットしていたことをこの時のオレが知る由もなかった。

 人が帰り始め、ゴール会場の撤去が始まった頃、夕食を買いにスーパーに行った。そこでK戸さん、M尾さんに再び会い、ビール飲んじゃいました。飯を買い集合時間にバスに戻りしばらくしてルルドに向け出発。ホテルに着いたのはAM0:00。飯も食わずシャワー浴びて寝ました。
撮った写真
1.エウスカルテル(スペインバスク地方)の少年達
2.フランスの自転車親父
3.ステファン・ロッシュ(アイルランド人太っちゃったな〜)
4.フェスティナのキャラバンカー(Tシャツ貰ったのはこれらの車じゃないけど)
6.ステージ14ゴール250m手前(オバちゃんの肘が映ってるのが鬚)
7.警察官達とピレネーの山
8.リシャ−ル・ビランク
9.マイヨジョーヌの少女
今日の教訓
1.水の相場は1Lで1ユーロするかしないかぐらいの値段。スーパーで安く買え。
2.オフィシャルショップ(屋台)で売ってるグッズは買える時に買っておけ。田舎や山岳ステージゴール付近は購入しやすい。