秋葉原とは言われておりますが、実際の地名は千代田区佐久間町、又は千代田区外神田でして、
秋葉原という名前は駅名が主なところです。
 元をただせば江戸時代佐久間河岸と呼ばれ神田川のあたりでは様々な商売がされていたらしい。
また、この近辺は神田明神下の平地で広く風の吹きだまりとなる場所だったらしく、
火事が起こると広く延焼してしまう場所だったとのことで、明治に火除地として広大な土地が
現在の駅周辺に確保され、秋葉大権現という火除けの神様が祭られた。(現、秋葉神社)
 一帯は”あきばがはら”といわれていたそうだが、上野からの駅建設の際に秋葉神社は
移転することになったが駅名として秋葉原”あきはばら”と残った。
 そんな秋葉原駅だが日本初のステーションビルだということを知っている人は意外と少ない。
又、現在山手線ガード下にあるラジオセンターにはひっそりと神社が祭られていることも付け加えておこう。
 戦後すぐは、露天商、闇市がならぶところだったらしい。今でもジャンク屋さん的な面影を残すところが
多少は残っていますがね。
 日本の高度成長、三種の神器が売れた時代、カラーテレビの時代、オーディオブーム、無線人気、
ファミコンソフトの長蛇の列が出来た時代、パソコンブーム、携帯電話、等電気製品の新化を
観続けた街、秋葉原も時代の変化と共に最近街が大きく変化してきております。

 いくつかチョット掘り下げて観てみましょう。
万世橋警察
 万世橋すぐ脇にあった警察署・・・交差点の反対側に移転した。
肉の万世
 その昔は電気屋さんとの話があります。
 今や有名なステーキ、ハンバーグ等のおいしいお店です。
 万世本店最上階からの秋葉原は一度見ておくのも良いでしょう。
交通博物館
 元、万世橋駅だったが現在は博物館。
ラジオ会館
 秋葉原で一番古いエレベーターがあるという噂です。
ラジオデパート
 デパートと名がついていながら、百貨店ではありません。
 昔から一貨店です。(なにせ電気関連しかありませんから・・・)
東京青果市場
 今や駐車場となっているが、駅前再開発の対象地にもなっていて今後変化するであろう場所。
秋葉原駅
 秋葉原デパートとのステーションビルとなっていて、山手線、京浜東北線、総武線の乗り換え駅。
 昭和通り口、電気街口、デパート口、とあり迷子になる人も中にはいる。
 さらには、筑波エクスプレスが開通すると停車駅となるゆえ、もっと複雑になるであろう場所。

これからも更に変化していくであろう街ですな。