赤電話 670-A2

 

   昭和40年代の公衆電話です。 

 実家がタバコ屋という事は電卓のページでも
 書きましたが、これと同じ電話が、いつも店先
 に置いてあった4面の白いプラ板に広告の入
 った赤の四角いスチール製の台の上にのっか
 っていました。この電話を朝出して夜しまう
 ということを毎日繰り返していましたが、ある日
 私が店を閉める手伝いをした際にしまい忘れ
 てしまい、これを目ざとく見つけた誰かが線を
 切って持ち去っていってしまいました。
 代わりにやってきたのは、ピンク電話の赤電話
 版であまりかわいくありませんでした。
                 

 

                            
この電話機は、退役後に廃品利用として
貯金箱に作り変えられたものです。
けっして盗品などではありませんよ。

ダイヤルを回すか硬貨を入れるとオルゴール
が鳴ります。(単三電池1個使用)
 
残念なことに電話としては使えませんが、

シールもしっかり残っていて家にあったのと
同じスタイルです。

 
今は、うちの玄関で貯金箱というよりは
我が家の顔としてりっぱな余生を送っています。

 

2003/07/05

 

その後

                            
      どうしても赤電話を電話として使いたい願
      望が出て、別に一台貯金箱仕様のものを
      入手しました。ドナー用にピンクの電話も
      入手しましたが、構造があまりに違うため、
      緑の600型をドナーとして改造しました。

      切ったり貼ったりで、ちょっと手間がかかり
      ました。

 
 

 

  
完成です。
                     
外観は公衆電話ですが、なかみは普通の
電話なので、お金を入れなくても電話はか
けられます。(当たり前)
金色の帯があるのと無いのでは随分印象
が違いますね。

貯金箱としても使えますが、もともとオル
ゴールの機能がなかったので音は鳴りま
せん(^^ゞ。

 

                            
   ちなみに、ピンクの電話も綺麗にしてちゃんと使ってます。

2004/02/15