■行政書士試験 合格体験記 (Eさんの苦労した点から合格とアドバイスまで) | |
(平成14年度合格 44歳無職 受験歴二回 国文学部出身) 5 苦労した点・工夫した点 独学の場合、どうしてもメリハリがつけにくいことと、法改正などの最新情報が入りにくいのが欠点だと思います。そこで、模擬試験(いちばん遅くまでやっていたLECの第4回目)と通信直前講座(東京法経学院・カセット付)には貴重な資金を投入しました。 その結果、テキスト(2回読破)⇒QuickStudy⇒模擬試験⇒直前講座(プラスQuickStudy)⇒本試験というスケジュールで合格できました。 6 受験から合格まで 2回目なのでだいたいの様子が分かっており、受験が近づいても特にあわてたりすることはなかったのですが、やはり本番で問題を前にするとドキドキして「大丈夫だろうか」「今年も落ちたら」などと余計な心配をしてしまいました。 問題の順番どうりに解答していったのですが、昨年と比べて手ごたえがあるのが分かりました。QuickStudyのおかげで、「どこかでやった」と思い出すことができる問題が多かったのです。 翌日にインターネットで採点してみてほぼ合格したのが分かりましたが、「今年は合格基準が厳しくなる」などと言う人がいて、12月15日の合格基準発表、そして1月15日の合格発表までは安心できませんでした。(そのようなデマを飛ばした人には本当に腹が立ちます)。 参考までに、私の2年間の得点をお教えします。(平成13年度)→(平成14年度) 法令択一 34点→40点 +6点 法令記述 15点→27点 +12点 一般教養 24点→34点 +10点 合 計 73点→101点 +28点 私としてはQuickStudyの性格から言って法令択一の点がもっと伸びるかと思っていましたが、記述の大幅アップに驚きました。QuickStudyの解説事項を読むことによって全体的な力が付いていたということでしょうか。 7 その他アドバイス 行政書士試験は易しい試験ではありませんが、当たり前のことを当たり前にやれば44歳のおじさんでも合格できました。それは、3でも述べたように過去問を徹底的に繰り返し検討することです。ついつい予想問題など新しい教材に手を出したくなると思いますが、競馬などと同じで予想は外れることが多いのです。どこかに書いてありましたが、「過去問は最良の予言者」なのです。 本当に準備が完全で受験できる人なんていませんよ。途中で分からなくていやになったり、模擬試験ができなくても、最後に合格して笑えばいいんです。合格すると本当にうれしくて、皆に感謝したくなりますよ。自分を信じて最後まであきらめないで。 | |