1999年8月





8月31日(火)「ゴマちゃん」
 ゴマちゃんは、だんだんうちの生活になれ、私たちが近づいても驚かなくなりました。ちょっと気になることは、水浴びをしないこと。この暑い日が続くのに、水浴びをしないなんて。こんな文鳥もいるのかしら。まだ慣れていないからかしら。
 夜の遊びタイムにはピーだけ部屋に放します。ピーはゴマちゃんに興味津々。カゴに近づきます。そして、カゴにへばりついています。しかし、ゴマちゃんは見た目小柄で、か弱そうだけど、平然としています。ピーのおしゃべりも一段と磨きがかかり、大きな声になったような気がします。


8月28日(土)「その後」
 先週の土曜日、電話を変えて下さった方のお家に行きました。文鳥は違いました。頭はごま塩頭で、さくらちゃん似、胸の感じは文似でした。そして、文達と比べて小柄のかわいい子でした。
 保護されたお宅は、以前白文鳥やメジロを飼われたことがあるお宅でした。大切に飼われていました。娘達もつれていったため、そのお宅の方が、「お子さんがかわいそうだから、つれていって」と言われました。しばらく落ち込んでいた娘達は大喜び。
 そう言うことで、うちの子になりました。緊張気味です。おとなしいので、きっとメスでしょう。「ゴマちゃん」と名付けました。カゴはもう一つカゴを押入から出してきました。文達のカゴは、まだ実家のベランダにおいて文達が戻ってくるのを待っています。
 ピーはすごく興奮しています。お兄ちゃんぶっているのかもしれません。


8月25日(水)「電話」
 今日新聞の伝言板に文達のことが載りました。投稿したのが遅かったので、今日になってしまいました。
 そうしたら、そっそく1件電話がありました。同じ静岡市内で、桜文鳥を1羽保護したと言うこと。手乗りではなく、頭には白い羽が混じっていると言うこと。もしかしたら、さくらかもしれません。しかし、保護された場所は、地図上で直線距離でも6キロぐらい離れたところです。そんなに行けるかなあと考えてしまいます。今週の土曜日にこのお宅に伺う予定です。


8月21日(土)「ピーの様子」
 あれから、ピーはおとなしくなって、様子が変でした。しかし、2.3日して、おしゃべりも盛んになりました。「ピーちゃん、おはよう」「ピーちゃん、べんきょ。」と言い始め、元気になりました。
先日、「愛鳥倶楽部」という鳥のおもちゃを飼ってきました。種類は、口を開いたカッコウのヒナです。振動センサーで、「ピヨピヨ」泣きます。電池を入れていないで、ピヨピヨ鳴いていないときは、人形に近づいていきました。しかし、電池を入れて、鳴き始めると、びっくりして逃げてしました。ピーのカゴから遠くに見えるところに置きました。

私もそうですが、家族も文達の夢を見るようです。主人も文達を捕まえた夢を見たと言いました。


8月15日(日)「文・さくらの緊急報告」
 8月9日から15日まで、東京の実家に行っていました。文たちは近所に住む主人の実家に預けていきました。いつも留守にするときは、預けていきます。

 12日の夜、主人から突然の電話。夕方、文とさくらが逃げてしまったの事。あまりにも突然のことで、頭が真っ白になってしまいました。下の子は聞くなり、泣き出してしまい、上の子も別の部屋に一人行ってしましました。

 事の次第はこうです。日中は軒下の洗濯竿に下げていたそうです。その洗濯竿をつるしていたゴム製のロープが切れてしまい、竿ごとカゴが落ちてしましました。ピーのカゴはそのまま落ちて、カゴはそのままでしたが、文たちのカゴは他の所に当たって、カゴが壊れてしまいました。文達はカゴが落ちたことのパニックもあり、その間から逃げてしまったそうです。

 今考えると、うちでは、外に余り出さないので、外に出さないように言えばよかったと、後悔されます。しかし、外の方は気持ちいいと、よかれとやってくれたことで、何も言えません。逃げた後、義母は文たちが逃げた方向の近所の家に探しに行ってくれたそうです。主人は写真を編集して、チラシを作って、実家のそばに張ってくれました。2人には感謝しています。

 今日、実家によってきました。主人が近所のアパートのアンテナの所に文達らしい2羽がいると言ったので、みんなで見に行きました。みんなで「文!さくら!}と叫びました。しかし、2羽いましたが、確認できませんでした。2羽はどこかに行ってしましました。(田んぼや林があるので、他の鳥「雀・ツバメ・カラス・メジロ・椋鳥」もいます。文達はまだ実家の近くにいるような気がしたので、文達のカゴは実家の玄関にしばらく置かしてもらうことにしました。

 当初は私も子ども同様落ち込み、悲しくつらかったですが、死んだ訳ではないのだから、望みを捨てず、文達の帰りを待っていようと思います。また、帰ってこなくても、いい人に拾われて、新しい出会いがあったかもしれません。3年前の文と私たち家族のように・・・

 ピーは、うちに帰っても何か調子が出ないようです。ピーもカゴが落ちたショックもあると思います。文達を探しているようにも見えます。何か背中が寂しげです。


8月5日(木)「(怒)原爆ピアス販売!!」
 今日の静岡新聞朝刊にこのような記事が載っていました。他の新聞にも掲載されたでしょうか。アメリカ、ニューメキシコ州の国立博物館が、広島と長崎に投下された原子爆弾をかたどったピアスなどをインターネットなどで販売、宣伝している。4日に広島市で、原水爆禁止日本協議会(原水協)が抗議の記者会見を開いた。
 怒りは当然である。無神経極まりないというのが多くの日本人の意見であろう。 明日は8月6日である。日本人でもこの日がなんの日か知らない人もいるのではないか。しかし、原爆に関して日本とアメリカの認識の差が大きいのはなんなのであろう。アメリカでは、原爆は戦争を早く終わらせた功績が大きいと評価されている。アメリカのどれくらいの人が原爆の悲惨さをわかっているのだろうか。知らないのか、知ろうとしないのか。
 しかし、日本は被害者であると同時に加害者であったことを忘れてはいけないと思う。逆に日本人が無神経極まりないことをしていなかっただろうか。事実を知ることが大切と思う。反省を含めて・・・


8月1日(日)「長女の事前研修」
 この夏休みに中1の長女は、「静岡県少年の翼」という研修旅行に出かけます。「少年の翼」は小学生5年から高校3年生までの障害児と健常児が一緒に行く研修旅行です。8月21日から26日までハワイに行って来ます。
 7月31日.8月1日に事前宿泊研修研修がありました。私たち親も初日は一緒に参加しました。旅行の説明だけではなく、いろいろな障害のある人への心使いなども勉強しました。体育館で車椅子体験や、口話による伝言ゲームをしました。(口話とは、声を出さず、口の形で話をする。内容を伝えること)
 2日目は1チーム、大人のリーダーを含め14人の班に分かれて、静岡の町を車椅子やアイマスクをして、電車、バス、ショッピングセンターを利用したそうです。娘の班には、車椅子を常用しているお子さんもいるそうです。宿泊事前研修は早くもお友達を作って楽しそうでした。
 ハワイでは、いろいろ体験してくるでしょう。大きく成長してくれることを期待しています。


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