2003年10月(日によって文体が変わりますが、気にしないでくださいね。)


10月31日(金)「パソコンのスイッチ」
 明け方トイレに起きたら、パソコンの電源が点いていて、(画面の電気が落ちていて、予備電源が点いている?)状態でした。動かしたら、画面は立ち上げた一番最初の画面でした。昨日は私も娘も触っていませんでした。主人に話したら、鳥がスイッチを押したのではないかって。電源のスイッチはキーボードのはしについています。私がパソコンに向かっていると、鳥たちはキーボードの周りを(手のそばを)うろうろしていています。キーにうまくヒットすると動きますが、果たして、真相は何でしょうか。また、いつからその状態だったか気になります。

 登呂遺跡の再発掘調査は今月で終わりです。私の説明も今回で終了です。明日全体の公開と現地説明会があります。発掘調査ニュースの発行も関わっているので、記事を書いて、写真を撮るために取材にいきます。今日、発掘作業をしている女の人から、「説明がうまいですね。」と言われました。おせいじでもとてもうれしかったです。


10月29日(水)「ドングリクッキー」
 まだ、風邪がすっきり抜けていない。喉がいがらっぽい。風邪をひいている方も多いようだ。薬を飲んでいると、口の中が乾くのだろう。体はそんなに辛くはないので、行動は楽である。口の中と喉の部分が不快指数が100%である。今の風邪は長引くらしいので、皆さんも気をつけて!

 昨日、博物館にて、マテバシイの実を石で挽いて粉にした。(マテバシイは西日本に植生があり、灰汁が無く水にさらさなくても食べることができる。)その粉をもらってきた。これで週末にクッキーを作る予定。粉は50gにも満たないので、小麦粉を混ぜて作る。甘みは砂糖より蜂蜜の方がいいかな。縄文の遺跡からドングリの粉に動物の血肉を混ぜたクッキー状のもの(ハンバーグに近いか)が出土されている。昔に思いをはせて作ってみようと思う。


10月27日(月)「文の卵」
 文が3才の誕生日の翌日と翌々日に卵を1個ずつ産んでしまいました。ブランコにプルプルしたことと、餌入れの下に入ってガタガタいっているのが産卵のサインのようです。今日は産んでいません。ジョージ・ゴマが放鳥の時は文達のカゴにはタオルをかけています。しかし、文のカゴの上でジョージが歌を歌っています。また卵を産んでしまうかもしれません。

 アニファ12月号に、文がチョコエッグを見ている写真と文と葵が一緒にいる写真「おさななじみ」(というタイトルで)が載りました。文と葵の写真の所には、「仲良くない限り一緒に出さないで」と注意書きがありました。文は葵とはけんかしませんが、ピーに対しては攻撃してしまいます。これで全員アニファに掲載されました。(めでたしめでたし)

 お花の写真「神無月2」に10月のお花(第2段)を更新しました。


10月24日(水)「文3才」
 昨日(23日)は文の3才の誕生日でした。ブランコにちょっとふれて、お尻をプルプルしています。去年もそれをやりだして、卵を産んじゃったのですよね。文はだっこされて、背中をなでられるのが余り好きではないのですが、今日は不覚にも私になでられて、プルプルしてしまいました。(笑)

 金魚の大きな鉢は外にあります。上には網が置いてあります。一部分だけ背の高い水草用に穴があいています。今朝、猫が網の上に上がって、その穴から水を飲んでいました。1週間前から白い斑の金魚が見えないのです。猫に疑念の目が向けられています。

 玄関の所に、防犯用に人が近づくとセンサーで電灯が点くのを設置しています。電灯が点いたので、主人が帰ってきたかと思いましたが、違いました。人の気配もなかったし、ちょっとコワーイ感じです。猫が通っても点くらしいですが、確認はしていません。



 登呂博物館では、「竹の民族誌」という特別展をやっている。静岡では竹が昔から暮らしに密着しているらしい。富士山は「竹取山」と呼ばれ、「竹採姫」と遺伝説もありかぐや姫を連想させる。竹は天界とを結ぶ祭具で、竹採り姫は天界との交信ができるシャーマン的なイメージだろう。戦国時代では、連歌師「宗長」が京都と府中(駿府)を行き来した。真竹(まだけ)を伝えた。真竹は火縄銃の火縄原料になった。竹カゴの編み目はとてもきれいであった。生活用品でありながら、芸術的な美しさがあった。そして、竹が生活に密着していると感じた。しかし、うちの隣の畑は耕す人もいず、孟宗竹が浸食してきている。


10月22日(水)「タカラヅカ」
 登呂博物館でボランティアの日です。午後3時頃、とてもきれいな女の人5人がやってきました。立ち居振る舞いがとてもきれいです。雰囲気や髪型やメイクが「タカラヅカ」みたいと館の人たちと言っていました。そしたら、館の事務官の人でタカラヅカファンがいて、明日、静岡市民文化会館で公演があって見に行くという人がいました。その人が確認されたら、やっぱりそうだったのです。私は写真を撮ってあげたのだけど、(今考えると)一般の人と違って立ち位置がなんだか舞台風でした。貫頭衣もきまっていました。(何を着ても似合うなぁ。)ちょっと得した気分です。

 下の娘が朝日新聞の声欄に投稿しました。それが月曜日に朝刊に載りました。内容は新聞の大切さがわかったというようなこと。金曜日に新聞社から電話があり、内容の確認と質問がありました。ちょっとわかりづらい表現があったので、直されたみたいです。(^^;;まぁ。とにかく、よかったといことで。両方の実家(じいちゃん、ばあちゃん)に電話をしたら、大喜びだったようです。
 こんどは上の娘の詩が本に載るそうです。3年前に通っていた市の音楽教室で詩人の先生の講義があったそうです。その時詩を書いたそうです。その中から5作品選ばれて先生の本に載るらしいのです。福音館の「母の友」だそうです。出版されたら、送ってくださるそうで、楽しみです。本人に聞いたら、書いたことは書いたけど、何を書いたか忘れたそうです。親バカ・じじバカ・ばばバカの話で失礼しました。

 図書館から和辻哲郎の「古寺巡礼」という本を借りてきました。「声に出して読みたい日本語」の斉藤孝氏が紹介していた本です。借りてきたものの古い本で漢字が旧字体で、大変読みづらいです。(T_T)。そういえば図書館の人もこれで良いですがと念を押されていました。文章は意外にわかりやすい感じがしました。とにかく漢字が新しい表現のを探そうっと・・・・・。そして、この本を持って、いつか京都や奈良を巡りたいです。


10月17日(金)「葵3才」
 今日葵が3才になりました。あのとき、巣箱の中で小さい鳴き声を聞いたときは、感動しました。プレゼントは粟の穂とミカン。粟の穂は久々だったので、勢いよく食べていました。ミカンは実より外の皮が好きなようで、家族に「ビンボー症だな」と言われています。3才と言えば、スーママの年齢を超えたのですね。ママの分もよりいっぱい長生きしてもらいたいですね。


10月16日(木)「クスノキを伐る」
 登呂博物館の中で、クスノキを斧で割っています。(伐ると言っていいのかな?)直径60cm位で、1mちょっとの木材です。(もっとあるかな?)ずっと館の中で放置してベンチの代わりにしていましたが、切って掘って、深鉢のようなものを作るそうです。斧を木にいれるたびに、くすのき(樟脳)の強い香りがただよいます。お客さんもびっくりされます。私も斧で割るのを挑戦しましたが、なかなか大変です。腰も疲れますが、強い香りでちょっと気分が悪くなります。布に入れて、タンスに入れるつもりで、木くずも少し持って帰りました。娘達は「なんだこの香りは?」とびっくりしていました。

 洋菓子のタルトのタルトレットの部分の缶詰をもらいました。早速娘達とホイップクリームを泡立て、缶詰の果物を乗せて味わいました。ちょっとおしゃれでおいしかったです。
 実家の柿が豊作だったようで、宅急便で送ってきました。「今年は渋いのもなく当たりだ」と言われましたが、うちで食べたらしっかりと渋いのもあって、閉口してしまいました。実家に言ったら、「あら変ね。」だって・・・・本当に渋かっただから。その後も次々に収穫できて、後の方がもっと甘いそうです。実家は東京で庭も本当に小さいのですが、よくそんなにいっぱいなるなぁと感心してしまいます。

 セキセイの葵がボレー粉入れに頭をつっこんでおしゃべりをしています。なので、こもって声が聞こえます。童話の「王様の耳はロバの耳」を思い出しました。何言っているのでしょう?


10月13日(月)「連休は」
 皆さん、この連休はどう過ごしていますか。
 私は、11日(土)に義妹(主人の妹)の作品展を見に銀座に行って来ました。義妹は着物を洋装にリフォームをする仕事をしています。木曜日から4日間していました。最初の2日間で半分の作品が売れたそうです。リフォームと言いますが、技術的にもセンス的にもすてきな作品でした。ちょっと値段的には高かったので、私は見るだけでした。手伝いと言うより、義妹とおしゃべりに行っただけでした。帰りに、銀座の映画館だけの単館上映の映画も見ました。フランスのドキュメンタリー映画で「ぼくの好きな先生」という映画を見ました。そこだけ時間がゆったり動いているようなすてきな学校でした。そんな学校もあるのだなぁと驚きました。そんなに人は来ていたいだろうとたかをくくってぎりぎりで行ったら、席が無くもう少しで立ち見になるところでした。夕食は静岡駅内の和食屋さんで家族で外食しました。

 12日(日)は、食料品の買い物をして、午後から花壇とプランターの植え替えをしました。庭に設置してあるコンポストも中が満杯になったので、主人が場所を移してくれました。野菜はブロッコリーの苗を植え、スナックエンドウの種をまきました。ラベンダーが枯れてしまったので、また買ってきました。前に鉢植えにしたのを直植えにしたら枯れてしまったのです。酸性土壌はいけないらしいです。前にリンゴの苗木も枯れてしまった場所でした。水やりが多いのもいけないらしいです。今年の長雨も良くなかったのかもしれません。管理の面から鉢かプランターの方がいいと本に書かれていました。

 さて今日ですが、鳥かごのお掃除とか家の細々としたことをして終わりそうです。午前中は台風のような雨風でした。午後から一転して、よく晴れて蒸し暑いくらいです。鳥たちも静かな昼下がりを送っています。ジョージは換羽中で気が立っているので、今がゆっくり昼寝させてあげましょう。葵のおしゃべりだけが響きます。あと4日で葵が、10日で文が3才になります。


10月9日(木)「最近の事件」
 少女連れ去り・監禁、殺人と暗いニュースが続いている。福岡の小学校で担任の教師のあまりに残酷な体罰・言葉のいじめには驚かされた。子どもは精神的なダメージを大きく未だに登校できないそうだ。教師というか人間の質が問われる事件である。同じ学校の先生や教育委員会がどうだったのだろうか。憤りを感じた。子どもの回復を祈るばかりである。


10月7日(火)「土器の野焼き 続き・・・土笛が見つかった!」
 作った土笛が無くなったと書きましたが、出てきました。焼き上がった土笛を洗ってもらったら、ついていた煤や藁くずが取れました。そしたら、サイン入りの土笛を発見できました。ほっと安心しました。土笛は音は出せるのですが、音階はまだ吹き分けられないので、頑張って練習しようと思います。指導員さんは上手に吹くことができます。とても郷愁のある音色なんですよ。

 博物館の人に、「竜眼」という木の実のドライフルーツをもらった。東南アジアのお土産だそうです。殻を割って中身を出して口の中で薄い実と種を分けます。味は甘いのですが、喉の奥で焦げたような香りが残ります。3つもらったので、娘に分けてあげたら「うっ、まずい」って、即言われました。ビミョーな味でした。

 日曜日に主人が金魚とメダカとタナゴを買ってきました。まだ慣れないのか、餌をあげても水面に上がってきません。しばらくすると、餌はなくなっているので人の気配がいなくなってから食べるのでしょう。金魚の餌もあげていますが、乾燥したイトミミズもよく食べてくれます。金魚屋さんに「大きい金魚はメダカを食べる」と聞いて、びっくり。ちゃんと餌をあげて食べられないようにしなくては・・・・


10月6日(月)「土器の野焼き」
 日曜日、登呂博物館で土器や土笛の野焼きをしました。朝9時前から4時近くまでやっていました。お客さんも立ち止まって興味深く見学されていました。私は土笛1個と小鳥の人形を作り、焼いてもらいました。しかし、焼き終わって見てみると、小鳥の人形は割れていました(涙)。土笛はサインして置いたのですが、見つかりませんでした。これも途中で割れてしまったのでしょうか。(土笛は春に1個作ったので、今回は2個目でした。)しかし、帰りに指導員さんの作った壺をもらいました。体験コーナーの展示に使うはずだったのですが、少しかけてしまったので、いただいたのでした。玄関に飾りましたが、自分で作ったものなら自慢できるのですけどね。野焼きの様子はHPに近日中にアップしたいと思います。

 鳥たちの様子ですが、ジョージとゴマですが、いつもジョージがボレー粉入れに居座っているのですが、今日はゴマが入っていました。卵の準備かなと少し心配です。ジョージの羽が抜け始めています。また換羽になったようです。文がブランコを使って。お尻をフリフリ。また発情が復活したようです。
 年賀状用の鳥たちに写真を選んでいます。ゴマのアップのが少ないため写真を撮るのですが、なかなかアップを撮らせてくれません。


10月4日(土)「毛虫」
 街路樹の下に綿毛がたくさん落ちていると思ったら、毛虫であった。先日ニュースで冷夏の影響で毛虫の天敵の大型の蜂が少なく、毛虫が大発生していると報じていた。葉っぱを見たら、かなり食べられていた。毒のある毛虫は、その毛に触っただけで炎症を起こし、木の上から抜けた毛が肌の上に落ちて知らず知らずのうちに炎症を起こしてしまうらしい。中にはさなぎの抜け殻でさえ毒があるそうだ。私は街路樹から離れて、自転車のペダルを踏んだ。

 お花の写真「神無月」に10月のお花を更新しました。


10月3日(金)「発掘調査」
 午前中登呂遺跡の発掘調査の説明ボランティアに行っていました。今調査しているところで、住居の跡がでてきています。具体的には周提(家の周りに盛り土をしたもの)を保護した杭列が見つかっています。そして、土器の一部も顔を出しました。土器の縁の部分できれいな模様も見ることができました。別なところからは、琴の一部が見つかったそうです。こちらはまだ見ていませんが、わくわくします。今度の日曜日に博物館で、土器焼きをします。私の作った土笛も焼いてもらいます。写真も撮るつもりです。

 このところ、地震が各地で続いています。被害があった地域のみなさま、お見舞い申し上げます。静岡は東海地震の中心地。来る来ると言われて、かなりの日がたっています。家具の転倒防止の処置も食料もある程度買いだめはしていますが、実際に地震が来てみないと役に立っているのかはわからないです。トイレに災害ダイヤルのかけ方が載っている記事を張りました。娘2人とも家から離れた学校に行っています。連絡もちゃんと取れるか心配です。鳥たちの事を考えるとどうして良いかわからなくなります。


10月1日(水)「自己管理」
 今年も残り3ヶ月。過ごしやすい良い季節になった。先月の腰痛はこたえた。朝起きる前にストレッチをするようにした。と言ってもごろごろしたり、のびしたりするだけだ。慌てて起きたりすると、腰が痛くなるようだ。余裕を持って起きるためには早寝して睡眠時間を増やさなくてはならない。年齢を重ねるに従って、自分の身体管理が重要なポイントになる。しかし、自分を律することは非常に大変である。宵っ張りや朝寝坊の誘惑はそこら中に転がっている。困ったものである。

 今月は葵と文の3歳の誕生日(葵17日・文23日)がある。3年・・・早いものである。


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