UpDate 2000/3/22

ペット飼っている人もいない人もお手紙ちょうだいね。
arara@ck.tnc.ne.jp



ゴマのシングルマザー日記




 ゴマは警戒していた壺巣にも慣れ、入るようになりました。そして、2月15日、16日と壺巣の中に卵を産みました。ゴマは卵を傍らに、ちょこんと座っています。
 ジョージとゴマは別々のカゴです。昼過ぎから、カゴの入り口をくっつけて、お見合いタイムにしています。2羽は2つのカゴを行き来して、交尾もしています。しかし、その後ケンカもしてしまいます。(~~;;;;
 15日にはそのケンカのとばっちりで、卵が巣から落ち、割れてしまいました。今日からお見合いタイムを中止しました。これから、ゴマのシングルマザーの生活が始まりました。
 はじめは、夜はボレー粉入れで寝ているようで心配しましたが、22日までに卵を6個産み終わって、落ち着いて卵を温めるようになりました。
 ゴマ・・・卵の生みの親
 ジョージ・・・卵の遺伝子上の親
 ピー・・・子育てを手伝ってあげたいと
       思っている?



 一人で、卵を温めているので、大変だと思います。ふつうは、文鳥の雄は抱卵と手伝ってあげると聞きます。(シングルマザーはつらいよ)ジョージの父性が目覚めてくればいいのですが・・・



 3月5日、全部の卵を検卵したところ、6個中5個に血管が見えました。何も見えなかった卵は捨てました。文鳥の孵化する日数は16.7日間とあります。卵を産んだときから計算すると、3月4日から、8日あたりまでです。もうだめだと思いますが、万が一のことを考えると、卵をはずすことができません。しばらく様子を見ようかと思います。卵は少し黒ずんでいるように見えます。腐っているのかな?本当に孵る卵なら、孵る直前どのようになるのでしょう。
 結局ゴマの温めていた卵はだめでした。最終予定日は過ぎてしまいました。どうせダメだと思っていましたが、ちょっと残念でした。ゴマも諦めたのか、壺巣からしょっちゅう出てくるようになりました。
 ゴマ「私、卵を温めるの疲れちゃった・・・」
 ピー「僕が代わりに温めてあげようか」

 ゴマの卵は時期が過ぎたので、3月11日に壺巣ごと取り去りました。卵の中はどうなっていたか気になりましたが、私は怖くてさわれませんでした。主人に頼んで、卵を割って調べてもらいました。5個中2個の卵の中には、ヒナの形をした小さい亡骸がありました。ある程度は育っていたのですね。2羽協力して温めていれば、孵化していたのではないでしょうか。かなしいです。何もしてやれなかった自分がむなしいです。



 その夜ゴマも久々にカゴから出て、羽を伸ばしていました。私達家族は感傷に浸っていた時、ゴマとジョージが交尾をしました。「あのねー!!」何考えているのと言いたい気分です。ジョージはどういうつもりでしょうか。子育てもせず、やることはやるのか!!(怒)
 そういえば、人間世界にも某テレビ局で「別れる別れない」のと言う番組がありましたね。出演できたかも・・・(~~;;;;

 ということで、ゴマ、ジョージの同居に踏み切りました。文、桜が使っていた大きなカゴを押入から出してきて、はじめにゴマを入れました。ゴマがあっさり新しい環境に慣れました。ジョージはなかなか新しいカゴになれず、パニックっていました。
 ゴマとジョージはケンカもたまにしますが、適当に大きなカゴを住み分けています。餌も、ボレー粉も青菜もケンカしないように2個ずつ用意しました。並んで餌を食べてくれるのが理想ですが、遙かな道のりでしょうね。ケンカしないだけでも、はじめの1歩を踏み出したようです。

 ケンカといえば、はじめはゴマとジョージでもめて、ピーが横から口を出す形でした。「僕のゴマさんをいじめるな」とでも言っているのでしょうか?今はカゴ越しに、ピーとジョージが言い争っています。その間に、ゴマが悠然と羽を伸ばしていたりします。ゴマ、君のことで、もめていると思うけど・・・・



home home