第1話 伊豆長岡の温泉まんじゅう味比べ

 

 野球部忘年会のかえりに伊豆長岡温泉でお土産を買うことになり、名物の温泉まんじゅうを有名な3軒について食べ比べてみた。

 伊豆箱根鉄道「伊豆長岡温泉駅」から温泉街に向かい一番奥にあるのがTVコマーシャルでもお馴染みな「黒柳」で知名度はNo.1。日祝祭日は行列ができ、午後3時には売切れてしまうらしい。若干小さめで皮は他店に比べて薄い。あんこは薄い色で3つの中では一番甘い。タイミングよく並べば出来立てのアツアツを買える。1個あたりの値段は一番安い。

 黒柳と人気を二分するのが「あずさ」。こちらも客足が絶えない。皮とあんこの甘味のバランスがよく甘さ抑え目の感があり。皮ふわふわ。暖かいものが買える。

 店構えは地味だが、味は絶品、固定客が多いと言われている「桃園」。3つの中で一番あんこが濃く、あんこで勝負している感じ。ただし、こちらのあんこも甘さ控えめ。1個あたりの値段は一番高い。

 というわけで3店の温泉まんじゅうを比較した結果、味、値段の総合的に「あずさ」の温泉まんじゅうが一番審査員4人(審査員:渡辺、山崎、大黒夫妻)の好みに合っていました。なお、この日の夕飯は温泉まんじゅうとなってしまいました。

(2000/01/16)