第3話 ぐうたらホットケーキ
ぐうたらホットケーキ(2人分) 材料 @材料をボールに入れ、泡だて器でよく混ぜ合わす。 A炊飯器に生地を入れて、出来上がりの時間をセット。 B炊飯器がご飯を炊くのと同じように炊く(約40分)。 Cお皿にひっくり返すと写真のよう。 Dバター、はちみつ等お好みでどうぞ。 (@で砕いた板チョコを入れればチョコチップホットケーキ)
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休日の朝には、たまにホットケーキを食べる。休みの日はだいたい8時ごろに目がさめて、布団の中でしばらくゴロゴロしている。そのうち僕か妻のどちらか空腹に耐えかねたほうが朝食を作ることになる。大体が前の日から凍らせたバナナで作ったバナナジュース(きな粉入り)とパンとスクランブルエッグ、ベーコンが多い。そして月に1回ぐらいはホットケーキとなる。子供の頃はオヤツ代わりにホットケーキを食べたが、30歳を過ぎて食事としてホットケーキを食べることになろうとは思わなかった。しかし、なかなかこれが美味しい。
ある休日の昼のTV番組で炊飯器を使ってホットケーキを作っているのを見た。いとも簡単にホットケーキが出来ていたそのTVを観て、ぐうたらな僕と休日はぐうたらな妻は早速実行してみた。前の日にホットケーキの素と牛乳と卵をおかまに入れてそのままかき混ぜ、朝食の時間にタイマー予約。あとは、次の日の朝起きる頃にほっかほっかのホットケーキが出来ているという算段であった。
そして次の日の朝、炊飯器はご飯が炊けた時と同じピーピーという音でホットケーキの出来上がりを告げてくれた。出来上がったホットケーキを見て、「おーっ!」僕と妻は驚きの声を上げた(写真)。「出来てる・・・」
それはホットケーキというよりスポンジケーキのよう。食べてみてまたまたびっくり。それはまさにホットケーキであった。ご飯と同じように律儀に炊いた(焼いた)炊飯器に感謝したのであった。そしてこれから我が家のホットケーキはフライパンを使わずに作ることとなった。
(2000/2/28)
追記:材料を直接炊飯器に入れて、そのまま泡だて器でかき混ぜる場合、泡だて器が金属製だとおかまが傷つきますので、注意してください(レシピにあるようにボールでかき混ぜてから炊飯器に入れることをお勧めします)。