ネット仲間について!!                       
                                     2001年7月12日 「真面目」なおやじ 書

公私とも忙しく、しばらくぶりで「独り言」を書きます。
「独り言」は世の中に対しての訴え、自分に対しての問いかけの為に書いているのだと
思っています。
今回は、「ネット仲間について」書いてみようと思います。


         仲間について

            仲間と言う言葉で辞書を引いて見ると「一緒に物事をやる人」、「友達」と書いてあります。
            仕事仲間、ネット仲間、話し仲間など色々な仲間がいます。
            仕事の仲間は誰でも沢山いるし、それほど意味が深いものではないですから、ここでは、ネット仲間
            について書いてみようと思います。
            私がインターネットを始めて、もう三年になります。その間沢山の仲間と知り合うことが出来ました。 
            知り合って、いまだにお付き合いが続いている方、すれ違うように去っていく方など沢山の仲間と接して
            来たような気がしています。
            最近、世の中では「出逢いサイト」と言うのができ、そこで知り合った男女が逢い殺人に至ることが騒がれて
            います。これも仲間として信じ、逢ってみてあまりにも現実が異なる為の屈折した事件だと思います。。
            出逢いはどんな形で有ろうが、仲間を大事にしない若者達の遊び心に似たことなのでしようね。
            我々、「熟年」などと言われる年代では、仲間とお話することが生活の基盤になることがしばしばあります。
            勿論、家庭は全ての基盤ですが、仲間と日々にネットを通じお話しすることはも生活の基盤であるはず
            なのです。
            私も多くの仲間と毎日お話し(掲示板などで)していますが、仕事に疲れ帰宅しパソコンの電源を入れ、
            返事を書いていると、ほんとうに落ち着きます。 仕事のストレスも取れリフレッシュできます。
            この状態はやはり生活の一部としての基盤と云うべきものでは無いでしようか。
            人生たかだか80年くらいのもの、これらの基盤を大切にして、素敵な仲間たちと楽しくやりたいと思います。
            今回は、「ネット仲間」について「独り言」を言わせてもらいます。
            

         良いネット仲間とは

            私にとって「良いネット仲間」とは、痛みを感じえる仲間だと思います。
            ネットそのものは、機械だけの冷たい世界だと思われがちですが、ネットで毎日のご挨拶、お話しなどを永らく
            続けていると、その方が徐々に自分の中に入り込み、優しさ、厳しさ、苦しみなどを理解できるようになってきます。
            相手が風邪を引くと早く治って欲しい、パソコンが壊れると「可愛そう早く治って欲しい」などと、相手の痛みが
            分かってきます。それは、目には見えないもので不確かなものですが本気でそう思うことも多くあります。
            最近、私はネット仲間と数々のオフ会(ネット仲間が集まりお話ししたりする会)をやっていますが、いずれも
            素晴らしい人たちに逢うことが出来ています。
            リタイヤされた方、現役バリバリの方、三食昼寝付きの主婦、学生さん、先生など色々な環境の方にお逢い
            することが出来ます。 皆さんこんな暗い世の中を一生懸命に生き、一生懸命にネットをやっています。
            その姿には凄さを感じ、感動も覚えます。
            それらの方は生活の基盤として自分のなかに取り入れ、ネットワーク時代の新しい生き方をしているのです。
            日本ではまだまだ少ない生き方なのかも分かりませんが、皆さん立派なものです。
            私のように50歳を過ぎて、ネットを生活の基盤になどと、特種な人と見られがちですが、これがこれからの
            時代の生き方だと感じております。
            これらの方々にお会いしてお話すると、そこには生き生きとして、胸をはり、空気をいっぱい吸って生活している
            人達の世界がありました。
            歳の差、性別、職業の差も無く、優しさ、自由、笑いなどがはちきれんばかりにある世界です。
            そして、仲間の痛みも感じるところです。 人間の本来の「真っ白な世界」なのかも分かりません。
            オフ会を解散しても、親密感も益々深くなり「真っ白な世界」をつづけることができます。
            これが「ネット仲間」ではないでしようか。。
            自分にとって役に立つことを早く知るのがインターネットの本髄で、活用されないものは陳腐化しずぐ捨てられる
            時代です。
            人間の付き合いも薄弱になりがちですが、本来の人間の生き方「真っ白な世界」がここにあったとは。。
            私はこれらの生き方に感動している一人として、「良いネット仲間」を大事にして永く続けたいと思います。
            ここでは、オフ会を例にとって書いていますが、日々のネットの中でも、会話する。絵写真などを見せ合うなどの
            ことで、親密になることも多くあります。 これらは、精神がいやされ「真っ白な世界」に近づくことが出来ます。
            また、痛みを感じる仲間となり得ます。

          悪いネット仲間とは

            私にとって「悪いネット仲間」とは、片側通行の人だと思っています。
            人は長所もあり、短所もあります。ましてや、これだけの年齢になるとわだかまりも強くあります。
            これらを無視して飛び込んで来る人が沢山いらっしゃいます。
            私は、無料でリンク用のバナーを作っていますが、これまでに200個以上の提供をしています。
            これには、二つの理由があり続けています。 まず、何故無料にしているのかと言うことですが、これは、私がネットを
            始めたばかりの時、有料のリンクバナーを依頼したことがありました。
            当時は作成するサイトも少なく粗悪なものを高額な料金で作ってもらいましたが使えるほどのものでは無く、だまされた。!
            と気が付いた時には遅かったです。
            なにも知らない、ネットを始めたばかりの人を。。などと怒り狂ったものです。後に自分のバナーを作り、仲間のものを作り、
            依頼を受けるようになりました。 今では多い時には一月10個くらい作っていることになります。
            もう一つの理由は、バナーは画像関係、写真関係のソフトに精通することができると考えました。当時はなにも知りません
            でしたが、今では殆どのソフトを覚えることが出来ました。 一にも二にも勉強です。
            バナーを依頼される人の殆どが「ありがとう」の一言で終わってしまいます。それは当然のことだと私も思っています。
            作ってもらうだけが目的なのですから。。これが片側通行の見本でしようね。
            瞬間的に続く人もおりますが去って行きます。
            ただ、気のある方は今でも毎日のように掲示板へのレスをしてくれており続いています。
            また、バナー塾も開いたことがあります。 より美しく自分でバナーを作りましよう。をテーマにやりましたが、ある程度のレベルに
            達すれば止めていく人が多くおりました。
            私は、バナーを一緒に作りながら「真っ白な世界」(歳の差、性別、職業の差も無く、優しさ、自由、笑いなどがある世界)を夢見て
            いましたが、お互いに片側通行をしていたように感じます。
            恐らくこれからも片側通行ですれ違う人も多くいらっしゃるここと思いますが、自分は相手に対して片側通行をしないように
            気をくばり過ごして行きたいと思っています。
            人間迫害の時代ですが、人間を信じて生きたいものです。。。。

                         
                    「真面目」なおやじ  記