良い言葉。。 
                      
                                             2007年1月7日 「真面目」なおやじ 


2007年の年始、今日で永かった冬季の休暇も終わります。
明日からは、戦場では無いにしても、自分との葛藤、他の人との戦いの場が多くなると思います。
そんな時、人間は何かを考えねば。。と行動するものですが、私も例に漏れなく考えてみました。

世の中には著名な方の「ありがたい言葉」が沢山ありますが、最近になって感じる言葉が二つあります。
「GO ON」と「考えるな 感じろ」の二つの言葉です。 誰が言ったのかは別として、今の私にはフィットする「良い言葉」
に受け取ることができます。
世代的に年寄りの仲間に入った私ですが、最近色々なものに戸惑いを感じています。
仕事のやり方、遊びにしても実行する前に長い時間考えることが頻繁になってきています。
こんなことで良いのか。もっと他のやり方は無いのか。など。躊躇している内に時間が過ぎ、思っていることが
半減しています。 
昔は「思った時が吉日」などと思い、すぐに実行、結論が出てきていました。
それなりの成果もあった気がしています。
これは私が歳を取ったからから半減したのでしようか。。周りから抑圧されて半減したのでしようか。
「GO ON」と言う言葉は「そのまま真っ直ぐ」の訳ですが、確かに今までの経験とか、知識、勘が私を形成しており
どんな環境になろうが、無かろうが、自分は自分なのだから「そのまま真っ直ぐ」進むことが、一番気持ちが良い訳です。
どんなことでも躊躇することなく、そのままの道を進む。唯、自分の考えが間違いであったとき、素直に認める寛大さが
この歳には必要になるのかも分かりません。
この歳になるとそれ程の成果は期待していませんが、自分の生き方として何かに拘り生きたいと思います。
もう一つ「考えるな 感じろ」は「直感」と一言で言う言葉になりますが、これも最近損なわれてきている感じがしています。
遊びも、仕事についても、これを保持することは大事なことです。 直感がなければ良い物作りは出来ません。
例えば、趣味の写真などは、まさに「直感」がものを言います。「直感」は生まれ持っている感性的なものはありますが、
慣れや修練で強まると思っています。
確かに若い人の方が鋭い感覚はありますが、芸実家の殆どは晩年になり良い円熟した作品を残しています。
芸術家になろうと思っている訳ではありませんが(笑い)、生きていく活力を捨てたくはありません。
もっと若く。もっと輝き。誇らしく生きていきたいと思います。
あれこれ考えているより、感じたままに。。生きたいと。
今後は何事にも「GO ON」(そのまま真っ直ぐ)、「考えるな 感じろ」(直感)を守りながら生きたいと思っています。

          これだけを見ると、何を自分勝手なことを言いと思われがちですが、
          40年あまりも会社に勤め、家族の為、会社の為、お国の発展の為に尽くし、やっと子供達も巣立ち自活出るように
          なってきた今、自分と言うものを振り返り、これから何を考えなければいけないかを考えた結論かも分かりません。
          自分の為に生きるのは、子離れ、奥さん離れをするためのものであり、自活できる最小限のことかも分かりません。
          自活力が薄れていく中、どれだけそのまま真っ直ぐ、直感を保持しながら行けるのが、男に取っては若さを守る
          唯一のことなのだと思います。
          歳を取り「一人では何も出来ない。旅行も写真を撮るのもついて来い。。」などと馬鹿なことを言う前に、自分で出来る
          ことは進んでやる。 自分のことは自分で。。と思っています。
          偉そうなことを言っていても、今の私にどれだけのことが出来るか分かりませんが、節目の感じがしています。
          でも、これは家族の思いやり、自分が家族に対しての思いやりの中で成り立つと思いますので、世の奥様方宜しく
          お願いしますよ。
          「GO ON」(そのまま真っ直ぐ)、「考えるな 感じろ」(直感)を育てさせ自活させてやって下さい。 


                                                        2007.01 「真面目」なおやじ記