●時速140キロのスピード制限●

アルシュの意見:
1.140km/hでの事故は死亡に直結する。
ドイツでさえ考え直している高速走行。日本車はドイツ車ほど頑強なつくりであろうか?たとえ、GOAなどで強化されても、それ以前の車や軽自動車が存在することも無視できない。
2.燃費悪化、排ガス増大
燃費のよい走行は高速では80km/hから100km/h。140km/hはかなりの燃費の悪化と環境への影響が懸念される。
3.スピード差による危険度の増大
スピードを出せる車、出せない車は当然ある。また、電気自動車が登場してくることを考えると、むしろスピードダウンも考えねばならない。最低スピード以下で走る車はともかく、スピード制限以下で走る車さえも煙たがれる高速道路。このままでは電気自動車は高速を走ることが出来ない。
4.速度制限を設ければ設けた以上にスピード違反をするものが現れる。
リミッター以上のスピードで走っても100Km/hの制限よりは罪が軽い。100Km/h制限で110Km/h〜120Km/hで巡航している現在の状況を考えると、150Km/hが巡航スピードになりかねない。
5.横風の危険性
「第二東名・名神高速」はほとんどが山間部を走行します。谷間を走るときは横風を受け大変危険です。

140km/hのスピード制限について交通安全・病理医の宮沢さんに意見を伺いました。
宮沢さん:140km/hは危険すぎますね。アウトバーンでさえかなりの死亡事故があるのです。しかもきちんと車線を守れるヨーロッパのドライバーで、です。交通マナー(真の)を守れない、ここでいう、車線を守れない日本人ドライバーが140km/h道路を走行すると、容易に150km/h〜160km/h、あるいは180km/hぐらいで巡航してしまいます。
クルマ同士の速度差が増える一方で、安直な高速道路の速度上昇は危険すぎます。
>実際アウトバーンなどの状況を知らないものですから・・・。
>ちなみに私は反対意見です。
> 1.事故=死亡に直結する
> 2.燃費悪化、排ガス増大
> 3.スピード差による危険度の増大
> 4.速度制限を設ければ設けた以上にスピード違反をするものが現れる。リミッター以上のスピードで走っても100Km/hの制限よりは罪が軽い。
>こんなところでしょうか。スピードアップが社会のニーズですが、そこまで急ぐ要は無い!というのが私の意見です。

はい。まったくそのとおりです。すべての項目にagreeします。
ただ、私が速度上昇を提言しているのは、都市内の幹線道路です。環状7、8号線は80km/hにしてもよいと思います。これはあくまで人とクルマの生存空間が完全に分離できてからですが・・・

続いてメールフレンドの◆◆さんの考えです。
140km/hについては6車線なら可能でしょう。今の東名も設計段階ではもう少し高いスピードで設計してあるはずです。左はじは90まで、真ん中は120まで、右はじが追い越し車線、てな感じでしょうか。ただし、サンデードライバーもいることを考えるとねぇ・・・。