中華 |
巻 |
料理のうんちく |
チャーハン | 4 | 鍋の上でご飯を踊らせ火を絡めると余分な油がとんで飯がパラリとなり香ばしくなる。鍋の中でいじいじかき回しているのでは駄目。 |
取り皿について | 2 | 料理一品につき取り皿ひとつ。味がまぜこぜになる。 |
中華そば | 2 |
湯を沸騰させすぎると麺が釜の中で激しく揺れてしまい、麺の表面があれて味が逃げてしまう。 |
鱸(スズキ)の青竹焼き | 5 |
青竹焼きは青竹の汁を鱸が吸収して良い香りがつく。鱸の旨みは逃げない。フランス料理のパイの包み焼きはパイ皮に旨みを吸収されてしまう。日本料理の奉書焼きは味が吸収されることはないが、逆になにも鱸に与えない。 |
キムチ | 10 |
日本と韓国では土壌の違いで、唐辛子が辛くなる。韓国産の唐辛子は丸みのある辛さであり、キムチは韓国産の唐辛子を使うべし。 |
理想的フライドチキン | 10 |
圧力釜で蒸されると中は生という状態は防げるが、全体に柔らかくぐんにゃりとなってしまう。 まず内蔵を抜いて塩胡椒をなすりつける。表面はお湯をくぐらせて皮を張らせて、その上に水飴を酢でといたものを塗り風通しをする。次に中華鍋に落花生油を入れて熱しジャーレンの上に鶏を乗せて、最初は油があまり熱くならないうちにかけてやる。これによりじっくり中まで熱を通したら、油を高温にしてかけてやると、皮はパリパリで中身は十分熱が通り旨みが残ることになる。 |
小篭包(シャオロンパオ) | 12 |
包子の中にゼラチン質のにこごりが入っているので、蒸すと熱いスープの入った包子が出来る。スープの入っていない物は小篭包ではない。 |
餃子 | 17 |
にんにくを馬鹿のひとつ覚えのように入れるのは日本のみ。また、大量に売るために日本は焼き餃子の一辺倒だが、本来は水餃子。 |
牛たん | 19 |
タマネギのみじん切りに、好みでニンニクのみじん切りを加える。韓国産の唐辛子の粉をかき混ぜる。タンを焼くが片面のみ、塩と胡椒は肉汁が出てしまうので、焼きあがる寸前に初めてかける。最後に薬味をくるんで食べる。 |