今年もJR東日本の土日きっぷを利用しました。上越新幹線で越後湯沢まで行き、特急はくたかに乗り換えて直江津まで。昨年の信州は台風。今年は直前に新潟豪雨。雨にたたられている近年の城めぐりですが、この日は謙信公のご加護もあって城の探検中はスカッとした晴天。ほどよい風もふいて夏山踏査としては快適な環境でした。 |
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直江津駅からタクシーで春日山城下まで直行。駐車場の売店スペースが現在の城の登城口。ここまで来たことへの労いと踏査の安全を守る謙信公の銅像がお出迎え。神社横より北側から登りはじめました。現在の登山道の下は帯曲輪になっていてかつて屋敷が軒を連ねていた場所(左下)。 |
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左は千貫門の跡地、両脇に門の土台となったであろう部分が明確に残っていました。下は城内のお花畑だった場所。左下はそこから下を見下ろしたものです。この場所からでもかなり高いことがわかります。 |
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上杉謙信といえば毘沙門天。右は本丸下に併設された毘沙門堂。気力を充実させるために十数日こもる事もあったとされる謙信絶対無二のよりどころだった場所です。左下は護摩堂の跡地。後の2枚は本丸より見下ろした城下の風景。中は春日山駅、高田市街地方面の平野部、右下は日本海を望む展望です。春日山城は広大な越後平野、日本海と隣接しその豊かな自然の恩恵を受けるのに絶好の場所でした。 |
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本丸から大手道を下って二の丸。二の丸そばに柿崎和泉守の屋敷跡があります。重臣の屋敷は立地待遇面でも優れていました。春日山城には前述のようにいたるところに屋敷あとが併設しています。 |
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土塁や堀の跡にはちゃんとした説明札が立っています。左下は米蔵跡。大きい城だけあって貯蔵庫の敷地も広大です。三の丸を通って下城していきました。最後の最後で泥地に脚をとられて、危うくデジカメを壊すところでした。 |
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下城した後、菩提寺である林泉寺へ行きました。寺の山門はかつて春日山城の大手門だったものを移築したものです。その後ものがたり館として整備されている公園へ行きビデオ上映を見ました。ビデオが終わって外へ出ると大雨になっていました。登城時は一切雨の予兆がなかったので本当に運がついていました。 |
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