パンフでふりかえるプロレス観戦記 1993編

4月10日
UWFインターナショナル

「最強」
ザ・ルーツ・オブ・レスリング

大阪府立体育会館
私の記念すべき生観戦第1号のパンフ。当時のUインターは高田が元横綱北尾光司をハイキック1発で倒したあとで人気も急上昇。所属選手も高田の他に金原、高山、安生、佐野(このときはフリー)、垣原、田村、山ちゃんといま思うとそうそうたるメンバー。

ベストカード
セミファイナル(第7試合)
ゲーリー・オブライト vs デニス・カズラスキー
オブライトの本気フルネルソンがみられた最初で最後の試合。
試合前一緒に写真を撮った、いい人デニスを病院送り。1つ前の座席のお兄さんも「あんなフルネルソンははじめて見た」と興奮していた。あまりにも危険なためオブライトはこのときからしばらくフルネルソンを封印してしまった。
8月22日
FMW
Summer Special ’93
『進撃!』

阪急西宮スタジアム
私のプロレス仲間、I氏から「日刊スポーツのチケットプレゼントに当たったから一緒にいこう」と連絡があり、タダで見られた試合だった。しかも球場内アリーナでとても見やすかった。サンボ浅子が自分の座席につっこんできたのを覚えている。

ベストカード
メインイベント
有刺鉄線電流地雷監獄リング時限爆破デスマッチ
大仁田厚 vs ミスター・ポーゴ
とにかく仕掛けをたくさん入れるのがデスマッチという方向になり始めた頃の最大級マッチ。15分たったときの6個の時限爆弾の爆破音と火柱はすごかった。ハッキリいって試合内容ではなく爆破の勝利。
8月27日
全日本プロレス
’93サマーアクションシリーズ

大阪府立体育会館第2競技場
TVの影響でプロレスといえば新日と思っていた私が、はじめて全日を見に行った記念すべき大会。表紙は当時の四天王とハンセン、デビアスといった豪華な顔ぶれ。売店で田上の”ダイナミックT”Tシャツを買って馬場さんにサインをもらった。これはいまでも押し入れの奥にしまってある。

ベストカード
第2試合
パトリオット vs トレイシー・スマサーズ
パトリオットは入場テーマがかっこよかった。パトリオットミサイルとフルネルソンバスターという2大必殺技も両方みられたので非常に良かった。
9月26日
新日本プロレス
G1クライマックススペシャル

大阪城ホール
ストロングスタイル初体験。このときは新日本隊、平成維震軍、WARの3軍対抗態勢。またヘルレイザース、ジュラシックパワーズのタッグ戦線組にこの大会には特別参加でホーガンがきていた。

ベストカード
あんまり記憶に残っていない
ホーガンの入場がリアルアメリカでかっこよかったことぐらい
10月4日
UWFインターナショナル
ザ・ファイトオブチャンピオンズ

大阪府立体育会館
Uインターにベイダーが参戦してからはじめての大阪大会。私はベイダーにUスタイルができるのかと思っていたが、圧倒的なパワーにスタイルなんて概念はなかった。なにせU系のリングでパワーボムやチョークスラムなどガンガン出していたから。試合終了後一緒に見に行ったI氏が立会人のルーテーズに握手をもとめたところ、逆にパンチをされた。ある意味握手よりうらやましかった。

ベストカード
メインイベント
スーパー・ベイダー vs 佐野直喜
佐野が大健闘で試合を盛り上げてくれた。でもやはり佐野にあうのはUよりプロレスだな。新日でライガーのライバルとしてずっとやっていたらいまよりもっと上の地位にいたと思うけどなぁ・・・。最近やっとGHCにチャレンジして、力を復権した感じ。

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