パンフでふりかえるプロレス観戦記 1999〜2001編

1999
3月9日
新日本プロレス
ハイパーバトル’99

キラメッセ沼津
新日の沼津大会の盛り上がりは東京の大会場並みでいつもビックリする。新日のホームページのケロちゃんコメントでも盛り上がりがほめられていることが多い。この大会はタッグマッチが多く巡業参加選手がほぼ全員出場してくれた。

ベストカード
第6試合
中西学、佐々木健介 vs NWOスティング、蝶野正洋
この日のビッグサプライズ。なんと中西のアルゼンチンバックブリーカーで蝶野がギブアップした。翌日のスポーツ紙にも事件的な扱いで記事が多く載っていた。
1999
8月23日
全日本プロレス
’99サマーアクションシリーズ2

キラメッセ沼津
全日の夏の名物シリーズ。この時期はタイトルマッチもあまりないため、毎年まったりとしたシリーズだった

ベストカード
メインイベント
新崎人生、田上明、川田利明 vs 志賀賢太郎、秋山準、三沢光晴
試合中に川田が秋山のエルボーで眼窩低骨折をしてしまい翌日より長期欠場になってしまった。このころの川田はケガが治ったらまたケガをするという繰り返しで運がなかった。
1999
10月
大日本プロレス
B・Jグレートシリーズ

新川崎特設会場
この大会は栃木在住でデスマッチ大好きのT氏に誘われていった。空き地にビニールシートで囲いをしただけのある意味恐ろしい会場。またボブワイヤーボードデスマッチが終わったばかりの本間選手が血だらけで売店でサイン会をしたのにはビックリした。

ベストカード
メインイベント
大日本認定デスマッチヘビー級選手権試合
蛍光灯ボードデスマッチ
シャドウWX vs M・サンプラス
蛍光灯で殴り合うなんてこの団体ぐらいしかできないであろう。破片が飛び散って非常に危険だった。リングサイドに陣取っていた明らかに危険な外人のお客さんに大うけしていた。
2000
1月5日
FMW
ニューイヤージェネレーション

後楽園ホール
エンターテイメント路線まっしぐらのFMW。ハヤブサがH(エイチ)で活躍していた貴重な時期でもあった。

ベストカード
メインイベント
田中将斗 vs 黒田哲広
当時のライバル同士の対戦とあって、入場時の「黒田、サイコー」から大盛り上がり。「どうですか、お客さ〜ん」、「This is 哲ちゃんカッターッ」も出してくれてたいへん満足だった。
2000
3月7日
新日本プロレス
ハイパー・バトル2000

キラメッセ沼津
この大会はカード編成があまり良くなく全体的な盛り上がりがいまいちだった。

ベストカード
第4試合
ネグロ・カサス、ドクトル・ワグナーJr、獣神サンダーライガー vs
 ペロ・アグアヨJr、大谷晋二郎、金本浩二
前述の通り、盛り上がりがいまいちの大会だったので、金本ファンの私はこの試合しかヒートアップできないと思い大声援を送りまくった。実は試合前、金本のサイン入りポスターも購入した(ちゃんと本人がその場で直筆サインをくれたもの)。
2000
7月4日
全日本プロレス
2000
サマーアクションシリーズ

キラメッセ沼津
このシリーズの前、三沢派が大量離脱してしまった全日。これは助けに行かなければと思い、休みを取って観戦にいった。離脱後のメンバー不足もあってこの日は5試合だった。でもこの日の試合はどれも良かった覚えがある。やはりプロレスの満足度は試合数よりも内容である。

ベストカード
メインイベント
新崎人生 vs 川田利明
人生は馬場への恩返しとのことで早々と全日への参戦を決めていた。人生の拝み渡りや念仏作法に川田はつきあわない。川田のスタンスがいつも以上に感じられた試合内容。思いもかけない好カードを沼津で見ることができてたいへん満足だった。このころには武藤が全日に入るなんて誰も思いもしなかったでしょう。
2000
11月27日
ワンダーBJ

キラメッセ沼津
大日本は川崎以来2回目であるがこのときはデスマッチはなく普通の試合。第1試合で沼澤のデビュー戦が行われた。場外でパイルドライバーをやったときものすごい音がして、自分の前列で観戦していたあまりプロレスの好きそうでない女性がひいて、はじまったばかりなのに会場をさってしまった。

ベストカード
メインイベント
山川竜司、本間朋晃、ファンタスティック vs
 ザンディグ、ワイフビーター、ジャスティスペイン
このときはアメリカよりCZW勢が参加していて大日本と激しい抗争をしていた。自分が観戦にいったのもこの外国人3人がお目当て。CZWTシャツまで購入してしまった。ジャスティスペインの変形バックドロップがものすごかった。
2001
1月4日
新日本プロレス
WRESTLING WORLD
2001

東京ドーム
目玉は川田も含めたIWGP王者決定トーナメント。それと長州、橋本のセメントマッチ。結局両者試合を終わらそうとしないためノーコンテストになってしまった。この後橋本はZERO−ONEを設立。長州もWJを旗揚げ。しかし両団体とも今は消滅・・・。。

ベストカード
第6試合
IWGPトーナメント準決勝
天山広吉 vs 川田利明
天山がものすごくがんばって本当にいい試合をしてくれた。かなりいいところまでいったのだけど・・・。結局時代が健介VS川田にしないと許さなかったのだろう。試合後、天山の悔し泣きしている姿も印象的だった。
2001
9月24日
闘龍門JAPAN
Primera Vez al Norte

キラメッセ沼津
闘龍門はCS放送のGAORAで試合中継をしている。スカパーのプロ野球セットを契約することでこの闘龍門をはじめ、みちのく、K−DOJO、全日、パンクラスといろいろな団体がみられるようになった。この初観戦をきっかけに次の年から闘龍門中心のプロレス生活が始まっていくのである。地方ではまだなじみが薄かったせいか盛り上がりがいまいちだった。

ベストカード
メインイベント
望月成晃、神田裕之、チョコフレークK−ICHI vs CIMA、SUWA、ビッグフジ
CIMA率いるC−MAXをみるのがこの日のお目当て。クレイジー最強トリオはやっぱり最高。また悪いモッチーを見たのはこのときだけ。あとは非常にいい人のモッチーを見ることになるので自分の中でけっこう貴重な観戦だったかもしれない。と思っていたら2004にモッチーがまたもヒール転向。さらに逆戻りで、結局悪いモッチーに再会できず。

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