パンフでふりかえるプロレス観戦記 2004編

2004
1月4日
新日本プロレス
WRESTLING WORLD
2004

東京ドーム
今回は本試合の前にダークマッチとして5試合スペシャルプレゼントマッチが行われた。開始は13:30から終了は19:30と長時間の興行。しかしどの試合も内容がよく退屈することなく全試合見ることができた。裏でハッスル1が行われ客入りも心配されたが、ほぼ埋まっていた。

ベストカード
第6試合
西村 修 vs 鈴木みのる
ゴッチ門下生同士の対決。両者のスタイルを貫く意地が出た非常にいい試合だった。周りからレフェリーのカウントが早いとの声も上がっていたが西村の逆さ押さえ込みは完璧でカウントが多少遅くても確実に入っていたと思う。試合後の鈴木のコメント「オレが目指すのは相手をたたきのめすプロレス。西村のは肩を3秒マットにつけるプロレス。」まさにその通りの試合内容だった。
2004
1月18日
闘龍門
Feliz ano Nuevo 2004

ツインメッセ静岡
今回も前の会社の先輩と一緒に観戦。地元ボランティアプロレス団体JWS3人とも合流し総勢5名での観戦となった。前回清水で失敗したので早めにチケット売り場に並んで、限定指定席を購入することに成功。割引券のおかげで¥1900で観戦することができた。内容もやはり闘龍門といわせる充実したもので大変お得だった。

ベストカード
第4試合
フロリダ・ブラザーズ vs 新井健一郎、スペル・シーサー
今回の最大のお目当て、ダニエル&マイケルのフロリダ・ブラザーズ。アメリカナイズされたそのスタイルは前身の岩佐軍団を上回るデキのよさ、そして面白さ。試合終了後にはサイン会も行われ大満足の1日であった。
2004
2月7日
WWE
ROAD TO WRESTLEMANIA

さいたまスーパーアリーナ
一昨年、昨年とチケットが取れずにいけなかったWWE。今回は広島、大阪、埼玉と日本サーキットがあり、チケットにも余裕が出たため購入することができた。会場に到着したのは30分前だったが、そのときから会場外はものすごい人の数。チケットがSOLDOUTじゃなかったのでこの状態にはびっくりした。席はエントランスとちょうど対面の非常に好ポジション。Y2JロングTシャツとバスケジャージで試合前の準備はOK。Welcome to Jungleにあわせてショーの開演。どの試合もよかったし、何しろ見にきている人たちがみんなWWEの観戦術を知っているところがまたすばらしかった。すべて終わったあとの感想は、正直言ってここまで内容がいいとはといった感じ。次はスマックダウン組になると思うがぜひとももう一度いきたいと思っている。

ベストカード
メインイベント RAW世界ヘビー級選手権
HHH vs ショーン・マイケルズ
ストーンコールドの来日でかなり話題になったサーキットだったが、もうひとつの目玉がまだ見ぬ強豪といわれていたショーン・マイケルズの来日。背中のケガからの復帰はないと思っていただけに、非常に感動した。SEXYBOYで入場してくるところから圧倒的風格。試合は負けたが(もともと日本で王座が動くとは思わなかったけど)本家スウィート・チン・ミュージックが生で見られたのは収穫だった。
2004
3月21日
闘龍門
El NUMERO UNO 2004

清水マリンビル
またまた前の会社の先輩と一緒に観戦。今回も無事\1900の限定指定席を購入することに成功。年に1回の大事なリーグ戦。今旬の悪冠一色がらみの展開がほとんどだった。フロリダブラザーズとハイタッチできたのは収穫だった。

ベストカード
メインイベント
8人タッグマッチ
CIMA、SUWA、ドン・フジイ、TARU vs
 ミラノコレクションA.T、YOSSINO、堀口元気、斎藤了
8人すべてがいい動きで非常にスピーディーな闘龍門らしい試合だった。特にミラノのロープワーク攻撃よけのブリッジ技術がすばらしかった。
2004
6月21日
闘龍門
El Camino Para Aniversario

キラメッセ沼津
地元沼津に久しぶり闘龍門の登場。この後7月に神戸で行われた5周年興行でDRAGON GATEへの団体名変更があったため、結果的にこれが闘龍門としては最後のシリーズ、パンフレットとなった。沼津大会は通常関東圏からの熱心なファンも多く来場するのだがこの日は台風の影響で新幹線がストップしてしまい客入りに大きく影響してしまった。だが悪天候の中わざわざきてくれたファンのためにフロリダブラザーズとC−MAXがボーナストラックとして即席トークショーを開催。さすがは闘龍門だ、と改めて感じさせてくれた大会だった。

ベストカード
堀口元気、斎藤了 vs ドラゴン・キッド、スペル・シーサー
サイリョウが左腕負傷から復帰。DoFIXERの名タッグ復活試合。神の宿る逆さ押さえ込みが爆発。
2004
8月14日
新日本プロレス
CLIMAX +1

両国国技館
G1クライマックス連戦真っ只中に、新たな興行が急遽決定。G1非参加選手による大会で両国国技館ながら全席自由¥3000というお値打ち価格で開催。開門5分前ぐらいにつきもらった整理券は190番だった。リングサイドは無理かと思ったが、まだ座席に余裕があり前から3列目の好ポジションを確保。全5試合、本戦に負けない熱い戦いで大変充実した内容だった。

ベストカード
第2試合
ウルティモ・ドラゴン、石森太二 vs 飯塚高史、エル・サムライ
注目の闘龍門Xのエース石森(というよりはスーパースターエルボー)を見れたことに大きな収穫があった。またジュニア勢の中に混じった飯塚が観客の熱気に押されてトペを出したのには恐れ入った。
2004
8月14日
新日本プロレス
G1CLIMAX 7日目

両国国技館
昼のCLIMAX+1ですっかり上機嫌になった状態で会場入り。この日は残念ながら空席も目立ったが内容は好試合が多かった。すでに勝ちぬけが決まっていたBブロックよりは、混戦のAブロックの試合にやはり目がいった。

ベストカード
メインイベント
Aブロック
永田裕志 vs 鈴木みのる
ここまでで勝ち点8で終了したのが4人と大混戦のAブロック。両者互いにライバル視しているだけあって壮絶な意地の張り合いとなった。最後は鈴木の腕ひしぎ逆十字がガッチリ決まり勝利。これで6人が勝ち点8で並び直接対決での星取りの結果、1位柴田、2位天龍、3位は引き分けだった蝶野と中邑の再戦勝者となった。
2004
8月15日
新日本プロレス
G1CLIMAX 最終日

両国国技館
PRIDEGPの決勝とかぶったのだが、超満員札止め、大興奮の決勝トーナメントとなった。後日確認したPRIDEGPの結果を見ると、今日は両国に来た人のほうが正解だっただろう。今年から優勝者以外に各リーグMVPが制定されたのだが、Aブロックの永田受賞に会場からもかなりのブーイングが飛んだ。ファンの目から見れば天龍か鈴木だったと思う。あとあの草間社長ってのはダメダメ君だな。経営手腕のことではなくリングで挨拶するのにカンペ持ってしかもカミカミとは・・・。人前でまともに挨拶できない、場の空気も読めないようなやつはリングに上がらず裏方に徹しろと言いたい。「新日本は試合で見せろ」と言う野次が飛んだがまさにそのとおりだ。その試合内容は申し分なかった。プロレスファンで本当に良かったと改めて感じさせてくれたことに感謝。

ベストカード
メインイベント
G1クライマックス決勝戦
天山広吉 vs 棚橋弘至
本当にすばらしかった。NOAH東京ドームの小橋vs秋山に勝るとも劣らない内容。今年のベストバウトはこのどちらかで決まりではないか。とにかくトーナメントで中邑、柴田、棚橋と新三銃士をすべて打ち砕いた天山に脱帽。終了後の国技館前パレードもしっかり見てきた。
2004
9月16日
ZERO−ONE
新渦一真

キラメッセ沼津
ZERO-ONE初観戦。橋本真也の負傷長期欠場でメンバー手薄の中メインに特別参戦で長州力が登場し大会は盛り上がった。

ベストカード
第5試合
田中将斗、黒田哲広 vs 横井宏考、崔リョウジ
哲ちゃんのパフォーマンスはさすがだった。最後も得意のサムソンクラッチで丸め込み勝ち。

格闘スタジアムTOPへもどる