パンフでふりかえるプロレス観戦記 2006編

2006
1月9日
NOAH
The First Navigation’06

ツインメッセ静岡
NOAHの新春シリーズ。マッチメークがなかなか良く全試合くまなく楽しめた。永源が2日後に還暦を迎えることもあっていつも以上に元気なファイト&つばの飛距離だった。

ベストカード
第5試合
森嶋猛、モハメド・ヨネ、力皇猛 vs
 田上明、泉田純至、潮崎豪
森嶋の強烈なバックドロップは説得力がある。GHCヘビーとタッグのチャンピオンがいるカードがメインではないところに疑問が残った。内容もすばらしかっただけにもう少しベルトの価値を大事にしてほしいところだ。
2006
2月5日
WWE
SMACKDOWN LIVETOUR

横浜アリーナ
ランディ・オートン来日予定の報を聞いて前売り購入したが前日に風邪でキャンセル。王者であったバティスタも怪我で欠場となり目玉を失ったツアーは、熱狂的な2万円席と自分もいたリーズナブルな5千円席が埋まった程度で空席がかなり目立った。次回のツアーに期待したいところ。

ベストカード
第6試合
アンダーテイカー vs JBL
場外リングアウト裁定なしのルールでアリーナ全体を使用した戦いに。最後はツームストンでrest in peace。試合後はヒールのJBLにも大歓声。
2006
2月26日
DRAGON GATE
TRUTH GATE

ツインメッセ静岡
本日は岡崎大会とのダブルヘッダー。移動時間の関係でフルメンバーは無理かなと思っていたが、すべてぎりぎりの移動で全選手参加を見事可能に。今回は試合前にパンフでPosHeartsにサインをいただくこともできた。時間稼ぎのプロレス講座も面白かったし、全試合疲れをを感じさせない内容で大変満足できる興行だった。

ベストカード
メインイベント
CIMA、ドン・フジイ、土井成樹 vs
 望月成晃、横須賀享、トザワ
岡崎大会でトザワが直訴しメインイベントへ初登場。非常にがんばって試合を盛り上げてくれた。この頑張りでブレイブゲートの公式戦も何とか勝ち点を取ってもらいたい。
2006
3月20日
DDT
Judgement Tour in Shizuoka

清水マリンビル
昨年夏以来のDDT観戦。パンフレットがないため、会場でいただいた静岡プロレス開催のビラを掲載。インディー団体は地方興行だとどうしても会場のノリが落ちてしまうものだが、DDTに関してはあの異様なマニアックな雰囲気は変わらずで、大変盛り上がった。最後には三四郎集会もあったし大満足。

ベストカード
第4試合
男色ディーノ、中澤マイケル vs
 大鷲透、HARASHIMA
男色ディーノと大鷲透のKO−Dシングルタイトルマッチがこのあとの後楽園で組まれていたため前哨戦となったこの試合。男色ディーノのすばらしい?ファイトが光った。これを見てしまったため、4月の後楽園ホールの興行も勢いで見に行ってしまった。
2006
7月11日
DRAGON GATE
WRESTLE JAM

キラメッセぬまづ
国際色を前面に打ち出したDRAGONGATEとしては初めての試みの大会。注目は米ROHのジェネレーション・ネクストの4名。一番みたかったジャック・エバンスは残念ながら負傷欠場してしまったが、他の3人が非常にいい選手でこれを見れただけでも元が取れた。

ベストカード
メインイベント
ROH認定タッグ王座選手権試合
ロドリック・ストロング、オースチン・エイリース vs
 斉藤了、堀口元気
本来ならROH勢がジャックを含め、6人タッグの予定だったが、負傷欠場のためタッグマッチに。そのお詫びとして試合を盛り上げるためにROHタッグベルトをかけるとオープニングで表明があり選手権試合に。TVで動きを見ていたロドリックはもちろん、エイリースがすばらしくよかった。まだまだ発掘すれば海外には若くていい選手がいるんだなと改めて感じた。
2006
7月23日
DDT
Summer Vacation 2006

後楽園ホール
いままでパンフレットのなかったDDT。そのことに疑問をもったレフェリー松井さんが、言いだしっぺとして尽力し完成させた記念すべき第一版。今回は電流爆破マッチの前で鈴木浩子が来場することもあって満員だった。

ベストカード
セミファイナル
鶴見五郎引退カウントダウン トリプルスレッドタッグ
鶴見五郎、高木三四郎 vs
 フランチェスコ・トーゴー、モリ・ベルナルド vs
  メカマミー、メカマミーLite
うわさのメカマミーを生観戦。鈴木みのる戦では水をかけられてショートしたが、今回はスタンガンによる電気経路の故障で高田純次ダンスを踊ったあと戦闘不能に。
2006
8月27日
DDT
DRAMATIC STYLE 2006

後楽園ホール
三四郎vs健想の電流爆破マッチの一週間後ということもあって、先月の興行より客入りは少なかったが、各試合の話題性は今回の方が上だった。どの試合もベストカードといってもいいぐらい面白かった。

ベストカード
<ゲイボーイズ>
男色ゲイ想(鈴木健想)、男色ディーノ vs
 <ゲイシャボーイズ>
 高木三四郎、柿本大地 with ヒロコ
とにかくゲイ想のはじけっぷりが半端じゃなかった。それに加えて本場WWEを震撼させたヒロコを生で見れるプロレスファン至極の幸せ。さらに試合終了後に売店で夫妻そろってグッズの手売り。あんなトップを取った人たちなのに初心を忘れていないなぁとプロ根性にも感動してしまった。
2006
8月27日
全日本プロレス
プロレスLOVE IN 両国

両国国技館
12:00開始のDDT終了後、総武線で両国へ移動。2Fの最後部で見ましたが、見下ろす形で1階より見やすかったのでこちらで正解。とにかく馳浩引退試合で開始前から異様な盛り上がりだった。またJr、ヘビーのタイトルマッチ、前座の試合も内容よく、現在の全日本の充実振りが垣間見られた大会だった。
ベストカード
世界Jrヘビー級選手権試合
近藤修司 vs カズ・ハヤシ
最後の馳浩引退記念マッチももちろんだが第5試合で行われたこのタイトルマッチの内容は飛びぬけて秀逸だった。正直これ以上の内容を残せるタイトルマッチは今後厳しいのではないか。近藤の言うように次回は全日本外部のレスラーと試合をして好勝負をみせてほしい。その間に他の所属レスラーたちの奮起を期待したいところだ。

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