|
『ダル・レークの恋』 1997年11月大劇場公演
やはり最初は素直に臨めなかった『ダル湖』。名作なのは分かってる。 すごく感動したし、泣きもした。 だけど、観劇中「もしも」が着いてまわって、とても辛かった・・・ カマラ姫が、すごく良い役だったし、まだ小紫も観てなかったからねぇ。 『春櫻賦』ラストの、轟さんの台詞で、凍りついていた私の心が、 あの後初めて涙を流す事が出来たんだから・・・ (ぶみ、遠い目) ・・・・いや、ぶんちゃんクリスナの話でした。 似合うのよ、ああいう、ぼんぼんの役って。 ほわ〜とした雰囲気で、とてもよかったです。 カマラを励ますところなんか、もう号泣よ。 銀橋を二人で歌いながら渡っていくんだから。 しかも、♪湖の波に きらめく月影は〜 なんて、歌われた日にゃぁ〜 ・・・・あら、また話がそこに戻ってしまった。 仕方がないです。 私が一番観たかった、構図を、やっているのですから。 ゆりちゃんとぶんちゃんで! あぁぁぁウラメシヤ〜組替えめ〜 そんな事情のせいで、公演を楽しめない私は、本当につまらない人でした。『Elegy−哀歌−』 1998年1月青年館公演
バウ公演の時、サバキ待ちに敗れ、青年館公演をずっと待ってました。よかった・・・青年館で観れて・・・ トリスタンのノルさんなんて、いっちゃい過ぎて、どうしましょうと、心配してました。 しかし、一番いっちゃってたのが、イゾルデのそんちゃんで(笑)それはそれは素晴らしくて、息を呑みました。 そして、ぶんちゃんパラミティーズは、いっちゃってなくって、安心しました(笑) お話は、完全なる主役二人の物語なので、その他の人物は、二人の周りに存在していて、登場するという形。 だから、パラミティーズはトリスタンと同じ、諸国をさすらうナイトの役ではあるけれど、 パラミティーズ自身の物語はもちろん描かれていなくて、 それゆえ、あまり物語の本筋に関わっていなくて、ファンの贔屓目からすると、少し残念。 でも、作品としては、ものすごくグレードが高くて、観終わった後の疲労と充実感がなんとも言えませんでした。 まりさちゃんの侍女の役がとてもよかったなぁ、とか、白い手のイゾルデはゆりえちゃんでみたかったなぁ、とか、 じゃんこさんかっこよかったなぁ、とか・・・あら、公演の感想になってしまった(汗)。
ぶんちゃんの話題に戻すと(なかば無理矢理?)髪型がすごく素敵でした。 細かいソバージュのワンレン(う〜ん、表現が難しい)なんて、今まで、見たことなかったし。 『ダル〜』のクリスナとこのパラミティーズの繰り返しだったので、 その間は、ずっとあの頭だったような。 この年の『歌劇』1月号のお正月ポートで、その頭で、水色の総搾りの振袖だったぶんちゃん。 私は、きゃぁぁぁぁぁ〜という叫びと共に、撃沈しました。完全女の子で、可愛すぎっ! と、パラミティーズの感想のはずが、振袖ポートの感想になってしまった・・・『ダル・レークの恋』 1998年3月帝国劇場公演
帝国劇場でのタカラヅカ。それ自体が、なんだかとても不思議に思える公演でした。 東宝はもうないのね・・・私の人生と共に終わったのよね・・・ふぅ。。。 と、若干ブルーではありますが、暮れから正月にかけて、『春櫻賦』のラストに大泣きしたあとなので、 大劇場の時よりは、平常心で観れた、と、思います。 クリスナの歌が増えていて、うれしかったのと、 やっぱり、目が、とてもよくなったなぁと思ったことを覚えています。 (大劇場の時は、そのことにさえ、気付けなかった愚かな私。) 王様として称えられるときは、自信と慈愛に満ちた目をしていたし、 カマラを見守る目は、優しさと少しの不安がみえました。『ディーン』 1998年4月バウホール公演
え〜、なんでぶんちゃんにジェームス・ディーンなの?! と、実は今でも思っています。 どうせ、バウホールで主演するなら、もっとぶんちゃんの魅力を生かせるものを選んで欲しいわぁと、 すごく思いました。 結果的に言えば、ぶんちゃんなりのディーン像を、見事に描き出し、 それは、ここから先の役にも大いに反映されていたとは思いますが、 やはり、最初に思った私の気持ちは変わりませんでした。 青年期の、もろさや、哀しさ、屈折した思いを、ジェームス・ディーンという人物と、 彼の演じた役を通してみせていく、という作品で、 それを演じているぶんちゃんを観ていて、正直切なすぎました。 自分自身を、感情の面で追い込んでしまって、思い悩む姿。 役として、役者として、大切な事だとは思いますが、またもやのめりこみすぎていて、 ぶんちゃん自身が、もがき苦しんでいるようで、本当に切なかったです。 だからこそ、時より見せる、愛くるしさに、胸がきゅんとしてしまってましたが、 やはり全編通して、素直に舞台を観る事が出来ませんでした。『皇帝』『ヘミングウェイ・レビュー』 1998年7月大劇場公演
お芝居は、なんて役名でしたっけ?あ、ブッスル。どんな人でしたっけ?え?怖い人?そうでしたっけ? 悪い人?いい人なのかな?なんだかよくわかんない・・・(わかんないのは私の頭!) そのくらい、認識度の低い役でした。ひょっとして、ワースト1かも。 なにせ、マリコさんのさよなら公演。作品中、マリコさんの占める割合が多すぎて・・・ それでも、ノルさんは元恋人のユリちゃんがいたりして、シーンもあったけど、 ぶんちゃんはというと、ノルさんと一緒になんだか企んでいたことくらいしか、覚えておりません・・・ しかも、年月を経るごとに、『黄金のファラオ』と、混同されていく・・・う〜ん・・・
ショーはとっても新鮮で、泣かせて頂けたし。とてもお気に入りです。 マリコさんを送り出す公演が、ノル・ぶん・ユリの形であったのは、星組ファンには、とてもうれしい限りでした。(純粋にね。) アフリカのシーンで、リゾート姿の娘役さんたちを左右にたくさん引き連れて銀橋で歌う姿は、 とてもさわやかで、スターさんのオーラに包まれていて、大好きでした。『ディーン』 1998年8月青年館公演
バウの時に、客席で切なくて苦しくて、もう遠慮したいわと思った作品ではありましたが、 友人のM子に丸め込まれて、千秋楽に連れていかれました。 青年館で、『殉情』千秋楽にみた幸せのカケラ位でも、もう一度みれたらなぁと、 思って行ったのでしょう。確か。 バウで、胸をきゅんとさせて観たシーンは、 より一層愛くるしさを増していましたが、 切ないところも、より一層切なくなってました・・・。 役を引きずっているせいか、御挨拶も、すごく晴れやかではなかったし。 過去を引きずっている私も、悪いんだけどね・・・。『皇帝』『ヘミングウェイ・レビュー』 1998年10月1000days劇場公演
マリコさんのさよなら公演の為、初めて1000days劇場に行きました。 お芝居は、ラストが少し変わったりしましたが、 ぶんちゃんには確か変更なし。 そして、私の感想もなしっ。
ショーは何度みてもいい作品で、マリコさんありがとう〜という思いに、 泣きながら観てました。 でもやっぱり、ぶんちゃんの感想としては、大劇場と変更なしっ。 1回だけの観劇で、初めて行った1000days劇場で、マリコさんのさよなら公演で、 と、その他手一杯の為、ぶんちゃんばかりを観ることが出来なかったのが、もったいなくもあり、仕方なくもあり・・・『WEST SIDE STORY』 1999年3月大劇場公演
月組につづいての『WSS』。でも、星組にとっては、特別な公演。なにせ、ノルさんのお披露目なのですから〜 ぶんちゃんは二番手さんよ〜 この道のりは、近そうで遠かった、ように思えますが・・・(まあ、ここでは多くを語るまい)
ぶんちゃん演じるリフは、月組では三番手さんのガイチさんが演ってらしたので、ナゼ?と思っていたのですが、 実際、フタを開けてみて納得。本来、リフは二番手の役でしたわ。ベルナルドと比べて、ナンバーも多いしね。 (余談ですが、月組観てて、そのことに全く気付かなかったのは、リカさんのベルナルドが個人的にお気に入りだったからでしょうか…?) ノルさんのトニーと親友なのも嬉しいし、ジェット団を仕切ってるのもかっこいいし、グラジェラという彼女も、まあミコちゃんとしては上出来だし(多くは語るまい…むむむ)、 ぶんちゃんのリフという役は、好きな役の一つです。 トニーのところに交渉しに行くシーンは、二人の、じゃれあいが、とても気心が知れていて、 ノルさんとぶんちゃんという二人だからこそのいい味が出ていて、大好きなシーンです。 あのシーンのリフは、とてもかわいくて好き〜 それから、明るめの金髪ヘアーも大好き〜(←大パカな感想だ…)『夢・シェイクスピア―夏の夜の夢―』 1999年8月バウホール公演
シェイクスピアシリーズなら、本当はハムレット演ってほしかったなぁなんて思うのですが、 とても楽しい公演だったので、この際私の思いには蓋をしましょう。 大コメディーの中の、唯一普通の人。 みんなの前では、割合とポーカーフェイスで通ってるけど、でも本当は、とってもとっても熱い魂を持っている人なんだってことが、 ところどころに覗いて見えて、そのたびに胸が熱くなりました。 とってもまっすくで純真。白い衣裳が印象深いのですが、まさに、その真っ白さが、ピーターの持ち味でした。 とにかく大人数での芝居でしたから、人とのつながりがとても重要で、 周りみんなから、とても愛されているのがよく分かりました。 ミリーのそんちゃん(秋園)とも、とても似合っていて、 二人で歌う♪イマジネーションは、私にとっては夢の世界でした ほっぺたくっつけるとこも大好きだったし。 本当にこの頃から、芝居に余裕とふくらみが見られるようになりました。 いい役もらうと、成長するってホントなのね。『我が愛は山の彼方に』『グレート・センチュリー』 1999年11月大劇場公演
また病気が再発してしまった。私のあのやっかいな病気が・・・ だって、チャムガって、万姫のために命をかけちゃうんだよ。 命かけてほしかった、ぐんちゃんのために・・・(我ながらしつこい) それは総て、ぶんちゃんのチャムガが、かっこよくて、りりしくて、やさしくて、やわらかくて、という ぶんちゃんの持ち味100%だったから、そう思わずにはいられないのよ〜(泣) 自分が万姫になった気分で観劇しながら、いやいや、ぐんちゃんだったらもっといいのにって。 (どちらも間違っている気がする) しっかりと地に足がついていて、そしてずっと先のことまで目を向けることができる。 しかし、武将ですから、いつ命が終わるやも知れない。 だから今この時、一瞬一瞬をとても大切に、自分だけでなく、周りの人のことまで考えて生きている人。 なんて魅力的にチャムガという人物に、命を吹き込んだことでしょう。 万姫に対しての愛、ジェリメに対しての愛、それぞれに台詞にはない、いろんなことを感じさせてくれました。
ショーは比較的、正統派担当。中詰の、白エンビに白いマントで銀橋ソロは、泣いて喜びました。 これが私の王子様よ〜って(笑)『夢・シェイクスピア―夏の夜の夢―』 1999年12月青年館公演
バウに続いて、ますますパワーアップしての青年館。 でもアドリブなども、ちぐはぐでなく、本当にカンパニーが信頼しあっているんだなぁと、 観ていて、とっても心が温かくなる公演でした。 この公演こそ、千秋楽が観たかった・・・→ディーンの欄につづく(笑)『黄金のファラオ』『美麗猫』 2000年6月大劇場公演
決め台詞の男・セイタハト(笑)。黒っぽい衣裳で、黒髪ロン毛で、 そんなぶんちゃんは今までにあまり見たことがありませんでした。 そして、お腹の中では考えているけれど、口には出さない(立場上出せないのも含めてね)。 そんな役は、ぶんちゃんの魅力を生かしきれていないわ〜と思いきや、 その少な〜い台詞、一個一個が、とても重かった・・・感動だった・・・ そもそも、ぶんちゃんの魅力って“やわらかな、明るさ”だと思うのです。 そのやわらかさと明るさ加減が、毎役微妙に違っていて、それがよいのですよ。 佐助もルドルフも沖田もリフもチャムガもピーターも(←しつこいっ)。 それなのに、セイタハト・・・ と、思ったんだけど、一言に込める意気込みがすごかった・・・感動だった・・・ そして、セイタハトが加わる事によっての、ぶんちゃんのもう一つの魅力を発見したのであります。 “押し付けのない一本気”。他人に対して、もちろん本人に対して、決して押し付けではなく、 爽やかに、一本気なのです。(わかってください・汗) 若干、わけのわかないこの作品において 決め台詞「あんたの為なら死ねる!」は、ナンバーワンの絶品でございました〜 ホント、面と向かって言われたら、こっちが死んじゃうわ。
おしゃれでお気に入りだった、このショー。 オープニングの青い衣裳の猫は、とっても素敵でした。 そして、歌いだしてびっくりした事が! ぶんちゃんて、こんなに歌上手だったっけ? お芝居の時には、あまり気にしていなかったのですが、 ショーに入って、歌の変貌振りにすっごく驚きました。 もともとすっごく上手いわけではなかったけれど、 心が込もっていて、歌声も優しいし、特に上手下手は、気にしていなかったのです。 ところが、ショーが進むにつれ、驚きの連続。 ワイルドキャッツの難しい歌も、とても丁寧に、聴かせてくれたし。 フィナーレもすごくキマッてるし。よく考えると、歌声にしびれる〜ということは過去、なかったような(笑)。 もちろん、黄色いスーツにオールバックのボスも、素敵でしたわ〜。 とにかく、ここから先「あの歌声がたまらん」ということが何度もあり、 その度、この公演を思い出すのです。 いろんな意味、ぶんちゃんにとって、節目の作品だったのかな。
と、感動したにも関わらず、東京公演に行きませんでした(反省。そうそう、凱旋門に忙しかったのよね〜) そうしたら・・・専科行きって一体?なんということだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜『黄金のファラオ』『美麗猫』 2000年10月浜松公演
東京公演に行かなかったので、反省の意味を込めて、全国ツアーに行きました。 はるばる浜松まで。浜松市もぶみ在住の静岡市も同県ではありますが、遠いのだ〜 いつも通り過ぎるだけで、 降り立った事は1度だけ(それも美輪さんの『双頭の鷲』を観に)。今回2度目の浜松行きでした。
お芝居のラスト、大劇場でとても気になっていたシーンが、東京で変わったと聞いていました。 それは、槍で刺されたセイタハトが、死にながら引っ込む事。これが、死んだまま舞台に残ったのです。 うれしいなぁ。(なんか変かなぁ) 欲を言うと、本当はセティの腕の中で死んでほしかったけどさ。 そして、エルディアちゃんもやつかちゃん(陽色)になったので、二人のシーンも、いいなぁ〜と素直に観れました。 行ってよかった、浜松公演。出来れば静岡でやってほしかったけど。
ショーもメンバーが変わって、違った楽しさを観せてくれました。 この日はちょうど10/30のハロウィンで、オープニングで、客席降りをした時、 ノルさんがカボチャのカゴを片手に客席を回り、中身(お菓子?)を配ってました(いやも配るというより、蒔いていたが正しい)。 ぶんちゃんも客席を走り回り、そのぶち壊れ方に、客席の私もぶち壊れ(笑)、 2階1列目センターで「ぶんちゃぁぁぁん!」と1階席に向かって叫ぶ、両手を振る。 まあ、いくら叫んでも、2階までは来てもらえないのは分かっておりますが、 叫びたかったの、その時は。好きなのね。「ぶんちゃぁん!」って叫ぶの。 行ってよかった、浜松公演。出来れば静岡でやってほしかったけど。 そして、ぶんちゃんのドサまわりはこれが最後。私の知っている限りでは、 一度も静岡には来てもらえなかった・・・ だから、私が出かけていった・・・『花の業平−しのぶの乱れ−』『夢は世界を翔けめぐる』 2001年1月大劇場公演
ぶんちゃん最後の星組出演公演で、ノルさんとの絡みに、客席の私は涙し、そして、幸運にもお正月に、1階1列目センターで観れたこの公演。 ほとんど、ぶんちゃんにかかりきり、といっても過言ではありませんでした〜 この公演の感想は、まんま“ぶみの観劇劇場”から、コピーしちゃいます(手抜きの女王・ぶみ)。 だって、今でも感動がそのまんまよみがえる名文だもの〜(おいおい)
*** 今は市の人梅若。元貴族だけあって、民衆達の中にいても、キラリと光る気品ある姿が目立ち、 そして人々にも頼りにされている、とても魅力的な人物でした。 残念ながら2番手役ではないけれど、のる&ぶんコンビのラストには、あの関係がとても好ましくて良かったのでは。 業平の館のシーンは絶品で、怒り、嘆き、頭を下げ、高子への愛を走り抜けようとする業平を、総て受け止める、梅若の大きさ。 「おまえは何者なのか」という業平の問に、「潰された家にゆかりの者で、そして復讐からは何も生まれないと悟った」と静かに語る。 その一言に、梅若という人の人生がみえました。 ぶんちゃんの公達姿も見たかったなぁ、と思ったラスト、業平の替え玉で、梅若さんが公達姿で登場! あぁ、柴田先生ありがとう。ぶんちゃんの公達姿。しかも業平の、のるさん、の替え玉・・・(うるうる。) 本舞台、幕の閉まる直前に、それが業平でないと見破られた後、タータン基経に、軽く会釈して下手へ下がるぶんちゃんの、 その“してやったり!”という気持ちを隠しての微妙な表情。素敵ですぅぅぅぅ。
そして、ショー。隣の席のY嬢と二人、示し合わせたわけではないが、お芝居の時から、ぶんちゃんを追い回していました。 お芝居は、大まじめな作品なので、とくにアドリブがあるわけでもなし。日本物だし、立ち位置や目線なども決まっているのでしょう。 だから(舞台上の生徒さん)誰に見てもらえた、ということは全くなかったのですが。 でもきっと、見られてる側は分かるんでしょうね。しかも1列目、二人で強烈ラブラブ光線を送っている・・・ さて、ショーが始まり、私たちを待っていたのは・・・ぶんちゃんからの熱〜〜い視線&ウインク攻撃、そしてこぼれ落るほどの笑顔! おそらくオープニングの時点で、私たち二人は撃沈していた、と思うのですが。 本舞台くらいの距離だと、隣の席の人ではなく“私たち”を見てるわ!という位の認識具合。 銀橋に出てくると、隣のY嬢ではなく“私を!”見てる、というところまでよく分かる。 銀橋で、ぶんちゃんがY嬢に、バチッとウインクをした時、ぷみ「嫉妬!」 Y嬢「あの、私でなく、隣の人に・・・」と思ったのであります。 私が一番、舞い上がっていたのは、セレンディの大盛り上がりのシーン。 ♪一番に好きおまえが 二番目に好きあなたが〜 と、私たちを見ながら歌われた日にゃぁ。 「わーたーしーっ?」と、思いますモン。(馬鹿。) 前の方の席で、特定の生徒さんに「見てもらえた!」と分かっても、照れてしまって、凝視できない、 という経験をしたことがある方は多いと思います。私も目線を合わせられない(照れちゃって…) 生徒さんもいますが、ぶんちゃんの視線は慣れているのだ(大きく出てみる。)ニコッと微笑まれたら、微笑み返す。 これ、ぶみの常識。自分の頬骨が無意識に、くっとあがるのが分かるのです・・・。 ラスト、パレードの後、幕が閉まる時も、最初は2階席や、遠くを見ていたぶんちゃんですが、幕が閉まる時には、 しっかり私たちを見ていてくれて、それに答えられるように、私たちも、精一杯の笑顔&拍手で、ショーを終えたのです。 兎にも角にも、新春より、ぶんちゃんのありがたーい笑顔を、この上もなく頂戴し、 今世紀も、ぶみは元気に生きていける、と確信しました。ああ、ぶんちゃんを好きでよかった・・・ ただ、心残りなのが、後日Y嬢もメールで語ってましたが、ぶんちゃんにこんなに幸せにして貰ったのに、 私たちはぶんちゃんに何もしてあげられないということ。ぶんちゃんに限らずですが、 専科入りしたスターさん達は、*組の誰々、から、誰々、一個人として、これから評価を受けることになっていくわけで、 座談会や各インタビューでぶんちゃんは、 “自分”というものに対しての思いを、とても強く思っているのがよく分かります。 こんな事を言うのは変かもしれないけれど、ぶんちゃん、大人になったなぁと思いますが、 その反面、心に無理をかけているような気がします。確かに、舞台姿も、とても頼もしくなりました。 でも、ファンとして、ぶんちゃんにはありのままでいてほしい、と思うわけです。 そしてふと、今のぶんちゃんに贈りたいのが、大好きで、普段私が心に留めているあの歌詞。 『魅惑U‐ネオ・エゴイスト!‐』で、ぶんちゃん自身が歌っていた、♪二つとない宝物 その自分誇り♪。ぶんちゃん、がんばれ!! ***
あの公演から、もう1年半経ちましたが、あの時の昇天モードは、今でも忘れられません。 ホント、幸せでした・・・・・
♪わた〜し だ〜けの〜〜〜〜♪ |