宙組全国ツアー公演
2000年7月
ミュージカル・ロマン うたかたの恋
脚本・演出 柴田侑宏
スペシャル・レビュー GLORIOUS!!−栄光の瞬間−
作・演出 藤井大介
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第一場 ぶみの期待‐観劇前のお話‐ 観劇日、前日の夜。お風呂の中でふと思い出した。この作品、大劇場で、ものすごい心残りをしてたことがある、ということを。GLORIOUSの神様が降りてきたのです。
第二場 ぶみの感想‐観劇直後のお話‐
「千秋楽とはいえ、これはほんとうに地方公演かーっっっっ!!!」
静岡は交通の便がよく、いろんなところから観に来る方がいらっしゃる。そして、今日は千秋楽。それは分かってるけど。会場全体がさくらで埋まってるかと思った。そして、そんな私もさくらなのかも?
第三場 作品について語ったりする 大劇場で観て、とても良い作品だと、手放して誉めていましたが、今回はずんちゃん(姿月あさと)が退団してしまい、メンバーも抜けてるので、少し不安でした。が、良い作品は演じる人の底知れぬパワーを引き出すものなのか、ぶみの心配は、遠い山の彼方でした。
第四場 ぷみ・大満足 前日の夜、思い出した“ものすごい心残り”とは、主題歌の手拍子のことでした。大劇場では1回しか観れなかったから、とてもあれにはついていけなかった。しかしっ、今回はお家でCDで練習した。完璧だった。大満足。っていうか、会場全体、手拍子も拍手もすごく揃っていて、こわかった。ここは地方なのに…
第五場 さらっと感想‐いつも、くどいからねぇ‐ メンバーの少なさを全く感じさせない、厚みのある作品に仕上がってました。素晴らしい。いつもに増して、パレードに全員並んだところを見て、この人数…と驚きました。本当に全員が一丸となって、歌って踊って。とても熱かったです。 タカちゃん(和央)は、歌に不安を感じさせず、堂々たるトップぶり。フサちゃん(花總)は、ルンナのあたりからぶち壊れてました。ワタルさん(湖月)大活躍。ペニー・グッドマンからグレン・ミラーと、とっても良い顔してました。アッコちゃん(陵)は小柄ですが、全身で弾むように踊る姿がとても気持ちよかった。ヒナちゃん(朝比奈)は歌っても踊ってもよし。華やかですね。アメリカン5(未沙・大峯・鈴奈・久路・梶花)は、大劇場とメンバーが大幅に変更したけど、どちらも甲乙つけがたい。いい雰囲気でした。今回私にとっての大発見・彩苑ゆきちゃんはショーでも活躍。綺麗で本当に眼を引きました。今度は大劇場でも注目しよう。第3楽章で、女役に挑戦月船さららちゃん、とっても華やかで上手くなってました。影ソロにはびっくり。
第六場 静岡出身・初嶺まよ パレードの途中で紹介されたまよちゃん。舞台前へ行くパレードでは2度目の時にフサちゃんの横に来てました。その後、カーテンコールで紹介された時には、両手で手を振って飛び跳ねて。すごいかわいかったです。なんか、最後には周りの人たちと万歳してました。
第七場 ぶみの心残り ずんちゃんのさよなら公演として作られたこの作品。だから、今回地方へ持ってくるのに手直しは覚悟してました。でも、ラスト第7楽章 未来へ は、大好きだったのでもう一度観たかった。メッセージ的には、そのままで上演してもいいような気がするのですが。でも、新トップコンビのデュエットダンスへの場面転換は、総踊りから二人が舞台に残って、というかたちで、すごく好きでした。『Go the Distance』(スペルあってるのかなぁ?)も二人の息もぴったりで素敵でした。
第八場 ぶみ・最後に “ぶみのはじめてものがたり”で、“地方公演へ行く”を書き上げて、そんなに時間がたっているわけではないのですが、その文面で「思えばこの(初めての)地方公演が一番楽しかった。」とわたくし、のたもうてます。が、今回あっさりと“一番楽しかった地方公演”の座をこの宙組公演に開け渡しました。完敗でした。宙組公演。次の大劇場も、やっぱり行こう。
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