ぶみの観劇劇場  ぶみの観劇劇場  ぶみの観劇劇場  ぶみの観劇劇場  ぶみの観劇劇場

月組大劇場
ロマンス ゼンダ城の虜
脚本・演出 木村信司
グランド・ショー
 ジャズマニア
作・演出 三木章雄

2000年10月

ゼンダ城の虜はこちら

 ジャズマニア 
第一場 ぶみの期待‐観劇前のお話‐  ジャズといえば雪組!!と、勝手に思ってる私。♪Let’sJazz!進め天使たち〜 Let’sJazz!歌え愛の歌〜♪

第二場 ぶみの感想‐観劇直後のお話‐  「♪Let’sJazz!進め天使たち〜 Let’sJazz!歌え愛の歌〜」
・・・・・・あれ、これじゃ観劇前と、かわってない。主題歌ってどういうんだっけ?

第三場 作品について語ったりする  なんだか分からないまま、終わってしまった感じがあって、あっという間=楽しかった、という図式にはならず、失礼ながら、つまんない?様な。マニア過ぎて、よく分からなかった…のです。ゆっくり振りかえっとみると、よかったなぁという場面はたくさん出てくるのですが、全体的に???の印象が強く残ってしまいました。“つまんない?”と思ってしまってる自分が悔しいです。

第四場 場面を追っかける  こぼれ落ちた記憶のかけら 拾い集め 必死でつづる・・・(ぶみ版『螺旋のオルフェ』)そんな感じなのですが、行ってみましょう。
プロローグ、コートで踊る男役さんたち。かっこいい。やっぱりケロちゃん(汐美)には、NYがよく似合うね。(ってケロちゃんしか見てないのがばればれ)
華やかなシーンになり、登場する娘役さんのお衣裳、素敵。スカート部分が細かく裂けてる(?)黒のスリップドレス。裾の部分が黒〜赤にぼかしてあって、とてもきれい。
タータン(香寿)が歌うと、「どうだ。」と、客席で威張りたくなった。その時私はただの雪組ファンだった。
<マイ・ファニー・バレンタイン>ストーリー的なシーンは好きだけど、マシンガンの音が耳障りで、一気に冷めてしまった。
その後続く、白×黒のシーン。あぁジャズだなぁ。こういう分かりやすいのって好き。
アド・リブなどで、対に使われるシーンの多い、キリヤン(霧矢)とタニくん(大和)。幕前の白黒ロケッツを従えてるシーンは、若さ溢れる華やかさがあって、とっても頼もしかった。
そう、問題のアド・リブ。インターミッション的役割だと思うんだけど、前場ラストを銀橋で終わり、暗転中本舞台に走り、ライトオン。というのはあまりに忙しなすぎ。彼女らがスタンバる間、客席は“待たされて”いるのを拭いきれない。
黒のカップル、ケロちゃんとミエちゃんは、アダルティで、ご多分に漏れず、ぶみ・クギヅケ。白の紳士と淑女のユウヒくん(大空)&こもちゃん(美原)カップルは、優雅で上品。
プロローグ以後、久々登場のダンちゃん(檀)の、白いドレスに白いお帽子、そして白いパラソルで銀橋をいく姿の美しいこと!古き良き時代の女優さんみたい。
<ラブ・ソング>のトップコンビ。二人きりのシーンはここだけ。ムードたっぷり。
大活躍のミエちゃん(西條)赤のドレスも素敵だし、黒のドレスも素敵だけど、恋人エイミーの髪型が?オペラで見ても、ミエちゃんに見えなかったのはなぜ?
このショーの中で一番お気に入りだったのが<ファンタジー>。物語がありそうで。娼家のセリ上がりは、舞台中央の大ゼリを使っていて、まさにストレンジャー(真琴)の思い出に甦ったよう。
あの…全体通して、ガイチさん(初風)役不足な気がするんですが・・・
「ザ・コンチネンタル」で銀橋を行く、若者と娘。やっとかわいいお嬢様方(花瀬・叶・湖泉・白羽)に会えた!
ブラウンのスーツで、ダバダバ歌う、ケロちゃんとユウヒくん。フェロモン担当のケロちゃんの、唯一、爽やかなシーンでした。
タータンの極上の歌声「シャレード」での3組のデュエットダンス。アダルティで素敵。
るいちゃん(紫城)の女役にクギヅケ。美しさは申し分ないので、色気はダンちゃん・ミエちゃんから学びましょう。
エトワールのちづさん(美々)。そう、これがエトワールだ!!
今までは、大人のジャズ、という雰囲気でモノクロームな世界に、赤や紫が栄えていたのに、一転してパレードは明るいパステルカラー。華やかで良いんだけど、軽くない?
・・・・以上、薄っぺらな感想でした。(反省。)

第五場 プログラムの  プログラムに出ている“Question3”。誰も聞いてませんが、ぶみの答えです。
 @こもちゃん(美原志帆さん)。(アントワネットになりたい・・・あぁ愛しのミカエル・・・)
 A箱マニア。(お菓子の箱とか、集めるの好きなんです。中身、空のまま部屋に転がってます。)
 B散らかった部屋の中で、本を読み続ける。(物に囲まれてると安心するの。)
因みに、生徒さんの回答で、これはっ!と思ったのが、名城あおいさんの、@植田理事長。笑うに笑えないが、是非、やってほしい。

第六場 まだ続く、プログラムの  しつこいようですが、プログラムの“WE’RE JAZZ MANIA!!”。ぶみは“TAKE THE A TRAIN”が好きです。『ジャンクション24』で使っていて。ジャズにしろ、シャンソンにしろ、興味の出所は宝塚というのが、私らしいな。

第七場 そしてリピート
 このショーの“マニア”になるには、もっと観ないと分からないのかも。ずっと先には東京公演があるけれど、どんな風になるのかは分からないのよね。自分にとってはいまいち、消化不良のショーで、ある意味、大変珍しく、なんだか気持ちが悪い・・・

2000.11.12.

ぶみの部屋 入口へ ぶみわーるど 入口へ 観劇劇場 表紙へ