Hitomi Tsukikage
STAGE HISTORY
  
  
  

バウ・ミュージカルロマンス  ドニエプルの赤い罌粟

脚本・演出/大関弘正
1992年1月2日〜12日/宝塚バウホール
10月18日〜23日/日本青年館
ぐんちゃんの役/ヨアンナ
初めてグンちゃんを観たのが、このヨアンナ。

同じ時にヤンさん(安寿ミラ)が、青年館で『ディーン』をやっていて、 主な娘役スター(詩乃優花・華陽子・森奈みはる・・・)がそちらに出演していたので、 じゃあミキちゃん(真矢みき)の相手役は誰なのかしら。と、観に行くまで、今いち分かりませんでした。

つまり、私のジェンヌリストには、ぐんちゃんが入ってなかったんですよ。私も初心者ファンだったし。

とにかく、インパクトが強かったのを覚えています。 正直いうと、なんて下手なんだろうとも思いましたが。でも、すごく真っ直ぐで初々しくて熱心で。  ヨアンナがそういう性格だと思うのですが、それがそのまま、私にとっての「ぐんちゃん像」になってしまいました。

歌声もきれいで、なんと言ってもあの華やかさ。 まだ研2でしたが、天性のヒロインとは、ああいうものなのでしょうね。 ま、所々、聞いていて台詞の意味が分からない(?)ところもありましたが、 (2幕 場の、狂ってしまっている長ゼリフ。シェイクスピアばりでした。) 初ヒロインとしては上場の滑り出しだったのではないでしょうか。

  ヨアンナ後日談
    ずいぶん経ってから、青年館で再演されましたが、残念ながら観に行くことが出来ませんでした。
    ミキちゃんファンの友人は、開口一番「ぐんちゃん(バウに比べて)すーごい良くなってたよー」。
    そりゃそうだ。ぐんちゃんは常に <発展途上人> なのだからね。

1998.9

ステージヒストリーへ
ぐん・ぐん・ぐんへ