ぐんちゃん・てぃたいむ

お茶会・『再会』『ノバ・ボサ・ノバ』東京公演
1999年7月17日土曜日 東京會舘

 


真夏のお茶会。とても暑い夜でした。会場内には公演のピアノサウンドが流れ、
楽しい公演が思い出されました。

拍手でぐんちゃん入場。オーガンジー素材の黒のすらっとしたツーピース姿。
ストレートの金髪で真ん中分けで、おでこが出てました。(ワンレンといっていいのかなぁ)
いつもながら、すっきりシンプルなぐんちゃんです。

まずは写真撮影 写真が撮れるのはこの時だけ。みんなカメラを片手に、ぐんちゃんのテーブル周りに
集合してしまいます。記者会見みたいになるんです。ぐんちゃん、いつもこの時は照れてます。

今回は初めての土曜日のお茶会だそうで、司会者の「明日も2回公演ですけどすみません」に
いえいえ、大丈夫です。と笑顔で答えます。

続いて乾杯
 皆さんお疲れさまでした。お久しぶりの方も初めましての方もいらっしゃると思いますが、
とりあえずパワフルなお茶会なんで(場内笑)よろしくお願いします。では、皆さん、乾杯

公演のお話。いつもぐんちゃんは一言一言、考えながら丁寧にお話ししてくれます。

好評のサンドリーヌの役作りについて
 『再会』のほうはご存知の方もまだご覧になってない方もいらっしゃると
思いますけれども、サンドリーヌという役で、すごく役作りは自分の中でいろいろやってみて、
たとえば石田先生とか周りにいて下さった方に‘こうした方がいいんじゃない’って
言っていただきながら作っていったんですよ。 そしたらあんな感じになったんですけどね(笑)。
図書館のところが結構砕けた感じで、指さし確認とかしちゃったりしてるんですけどあれは、
いろいろ自分で、ふっと思いつきでやったら、先生が‘あ、いいんじゃない’って言って
それが採用されてしまって・・・。
いろいろやり始めてはいるんですけど。 皆さんに言わせると、‘あれが地なんじゃない’。
そうかもななんて思いながらやってます。

テーブルにぶつかるところなんかは演技で
 はいそうです(場内爆笑)本当はまともにぶつかるはずなんですよね。もし私がやるとしたら。

物を書くところで腕を振り上げるのは
 あれはオーバーアクションで、やはりいろんな方、前の方(の席)ばかりじゃないじゃないですか。
後ろ(の席)のお客様も見えるように、わざとオーバーアクションにしているんですけど、わかって
いただけたらいいな、なんて思ってやっています。

その後のサンドリーヌがやはりがらっとかわってしまって元のサンドリーヌに戻る違いを明確にする苦労などは
 その前の図書館でやっているサンドリーヌをちょっと残しつつも、でもやはり
ジェラールによってちょっと変わりましたよっていうのも見せなきゃいけないので、
その辺がやはり気を使って役作りをしました。

ショー『ノバ・ボサ・ノバ』も、ストーリー仕立て。役作りで苦労した点は
 『ノバ』は再再再再演で、わたしが参考にさせていただいたビデオがあるんですけど、
もちろん人それぞれエストレーラも違うと思うんですね。ストーリーは決まっているんですけど
そのときの解釈の違いで人それぞれ違うと思うので、私は私のエストレーラを作ったつもりです。
ストーリーがあるんで、ただ‘アーきれいだったね’で終わらせたくなかったんで、そのときに
なんでこの人に惹かれたのか、なぜこの人と別れなきゃいけないのか、細かいところを全部計算して
作ってきました。

シナーマンでは踊られてませんが、皆さんと一緒に踊りたいという気持ちはあるんですか
 本来私は踊るタイプですからね、ああいう、がーって(手振りつき)好きなんで。
本当は踊りたいですけども、踊らないんで・・・

ちょっと出て、ほんの少し踊られて
 袖でいつも見守っているんです。
みんなのところをわーって見て、みなさんこう、わっーってついてるのあるじゃないですか
(袖の鳥の羽根みたいのをいっているのね)あれって途中から着られてるんでね。
お衣裳部さんと一所懸命着せてます。

実は毎日忙しいと、袖で
 そうですね。

会場から出た質問

大劇場公演と東京公演の間で気持ちの上で変わったこととか
 一度やったもので冷静になって考えることができると思うので、やはりそういうこと冷静になって考えて、
また舞台だったらあんなことできたんだなと把握しながら演っていたんで、
お休みの間ちょっと離れてましたけどお稽古が始まって、
また、役もね、美郷さんとかも休演されてたんですけど復帰されて、またメンバーチェンジなどもあったので
そんなことも考えながらやりました。

オフのこと 印象に残った映画、最近読まれた本でお薦めの物
 映画は『ハムナプトラ』
  「怖そうだね」とかいってたんですけどみんなできゃーきゃー言いながら見ました。
 本は
  最近読んでるのは『聖なる予言』だそうです。

お花の紹介
 天希かおりさん 同期です、同期。と、売り込んでました。
 安蘭けいさん メッセージカードが、読み上げられない内容みたいで、喜んでました。

テーブル対抗クイズ 「ともみちゃんとの相性診断クイズ」
 連想ゲームみたいなので、ぐんちゃんと答えが一致するとOK。盛り上がりました。

   1.夏といえば・・・すいか
   2.ノバ・ボサ・ノバといえば・・・エストレーラ
   3.1000days劇場といえば・・・と考えている間にお客様が登場。紺野まひるさんです。
 あ、まひるー。紺野まひるさんです。
 新人公演でね、えっとソールだっけ(大ヒットぼけ)エストレーラですね。
 
 クイズに戻って、
     1000days劇場といえば・・・有楽町
   4.月影瞳といえば・・・パワフル
   5.モナコといえば・・・F1グランプリ
   6.お休みといえば・・・読書
   7.初舞台といえば・・・ラインダンス
   8.娘役といえば・・・申し訳ないですけど、月影瞳かな
   9.雪組といえば・・・いしちゃん・轟悠さん
   10.ベストセラーといえば・・・女が男を捨てるまで(全テーブル正解!)
 10問中7問正解のテーブルが優勝でした。おめでとうございます。

写真撮影
 テーブルごとの撮影の後、少しお話できるチャンス。じっと相手の眼をみて話してくれます。

抽選会
 この公演のプログラムサイン付き 1名  
 初表紙歌劇2月号 2名
 前回バウ公演『凍てついた明日』青年館プログラムサイン付き 2名
 特別プレゼント ぐんちゃんご使用のバレッタ 1名

並びの表彰
 毎公演ならびに参加した方 8名(半分男性・・・)

敗者復活戦
 今まで何も当たらなかった方 起立してぐんちゃんとジャンケンゲーム
 政府刊行物のポスター(ぐんちゃんがモデルしてます)にサイン

歌のプレゼント Kiroroの最後のキス
 いきなり歌詞が始まるので途中から歌うつもりだったぐんちゃん。
あーと言っている間にスタッフさんが止めて巻き戻してしまった。再度挑戦。
Kiroroの好きなところは
二人とも自然体で、すごく仲がいいんですよね二人。見ていて好感が持てます。とのこと。

今後のスケジュールの後は 最後のごあいさつ
 皆様本当にお忙しいなか、いらしてくださってありがとうございます。私も日頃パワフルなんですけど、
やっぱり公演の方もパワフルなんですよね。しょうがないですけど。やはりこうやってパワフルにできるのも、
もちろん雪組の皆さんのおかげだとも思いますし、そしてなによりも応援して下さる皆さんのお陰だと、
私は思っています。私もみなさんに支えられて頑張っているので、
これからも応援して下さい。よろしくお願いします。

みんなの席の間を通ってぐんちゃん退場。最後に扉の前で振り返って両手を振ってくれました。
そんなかわいいぐんちゃんとのお茶会も、あっと言う間におひらきになってしまったのでした。
あー楽しかった。



つけたし・小話 今後の予定を読み上げてるときに・・・ 轟さんのディナーショーについて 題がフランス語で分からないんですよー。  日本語だと愛の日々、だそうです(笑)とぐんちゃん。 そのとき、どこからかフランス語が!「Les Jours‘Amour’。パリのお好きな轟さんらしいですね。」 司会者さんの助け船でした。 抽選会の時に・・・ 一度引いた半券を片手にもどしちゃいけないですね ぼけをありがとう 次回作品について何か、という質問に・・・ 虎の巻を片手に、思いっきり棒読みでタカギシロウセンセイガ、ツクラレタ…そうです。 細かいことは分からないとのことですが、なかなかその姿が笑えました 本文中 なるべく、ぐんちゃんの言葉はしゃべり言葉をそのまま引用しました。 その他、司会者さんの質問などは場合に合わせて変更させていただいた箇所があります。ご了承下さい。

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