お茶テラス   お茶問屋さんのお店です。お茶に関する情報がたくさんあります。
             店内とテラスでは本格的に入れた、季節のお茶が味わえます。
             また取り扱いの300アイテム以上のお茶関係商品も購入が出来るそうです。

本社横の工場の1階が店舗となります
杉と漆喰でつくられた開き戸が入り口です
テラスの大きな引き戸は季節がいいときにはフルオープンです

実はこの店、イタリアンテイストなんです。
店内は長さ3.6メートルある地松のカウンターで仕切られます
お茶シーズンには全国からのお客様を迎えるために、
本格的なお手前でお茶をいただけるよう
流し横にIHヒーターも組み込まれていてます
販売や展示コーナーです。
季節に合わせたお茶や茶器などが提案されています。
壁のモニターでは、お茶に関する情報を届けます。
カウンターの奥に見える、施主様が所有する水屋タンスが
このお店のデザインの起点となりました。
本社前のお庭の改装もあわせてお手伝いさせていただきました。
ユーカリのフレームを使い、セダムと那智石との小市松でお茶を
演出しています。
テラスにテント屋根も付いて完成です。
テラスはユーカリのクラタに製作をお願いしました。
手すり兼用のテーブルで、外でもお茶が楽しめます。
本社の入り口の円形の石のポーチと、店舗入り口の
ユーカリデッキの楕円の階段が、ユーカリ枕木でつながりを
もちます。
テラス前のお庭です。
1本だけ新規に植え込んだ常緑やまぼうしの株立ちの木です。
大きくなって涼しげな日陰をテラスに映すことでしょう。
入り口横の楕円形の白いスイス漆喰の柱には、敷地の下からくみ
上げられるおいしい地下水が提供されています。
何十年もかかって浸透された地下水だそうです。
おいしいお茶がいただける源がここにあります。
テラスとの仕切りの戸は高さが3メートルもあります。
開放すると本当に外と一体となります。
店舗の床板は栗材です。(南部栗)
水屋箪笥を預かりにお伺いした、清水の茶産地、両河内のお宅の裏山に
大きな栗の木が何本もあるのをみて、ルーツを感じて栗材としました。
柔らかな黄色実を帯びた風合いと木目が美しいです。
入り口戸は杉板を自然に使い、漆喰で隙間を埋めました。
大きくて少し重いですが、戸をあけることを実感できます。
長い間愛着をもって使われるよう、想いをこめた戸です。