パンやさん  住まいと共に大改装。長く続けてきたお店だけにお客様が大切です。(ピーターパン様)
静岡駅の南口を南に1キロくらいのとおりに面しています。赤い大きな煙突が目印。
天然酵母で丁寧に焼き上げたおいしいパンです。

まずは既存の鉄骨3階建ての一部を解体します。(道路幅拡張のため)新築から約10年目とのことでした。
内部も1階の工場と3階の一部を残してすべて取り去ります。
なんともすごいことになりました。
工事をしている私がビビッてしまいます。
元の光庭の部分がキッチンになります。
天井に天窓の穴が見えます。
先に床で壁の下地を組み立てます。
改装仕事ならではのアイディア
階段の柱型と外壁の隙間は棚にして収納になりました。階段には将来を見据えてリフトのいすが付きます。
キッチン上の屋根と天窓です。
当然空いて風抜きになります。
既存の壁を利用してるので、防水収まりには特に気をつかいます。
新しい店舗内部。板張りの床と、棚類が自然な風合いでやさしいです。
鉄骨の家ですが、あえて木の梁をつけさせていただき、手づくりのパンの暖かさ伝えます。
入り口足元は、高齢な方の来店も多いとのことで段差が少がなくなるようにつくります。
正面も天井までの格子戸で明るく自然な店舗としました。以前の店と工場の面積が2/3程度になっているため、工場含め店舗も無駄の無い配置に配慮されています。
スカンジナビヤレッドの木の戸が利いてます。
戸はすべて開放することも出来ます。
外観のグレーの杉板張りと赤い煙突が目印です。
実際に煙突はパン釜からの、おいしい香りを運びます。
リビングには1段上がった畳があります。
お風呂も大きくゆったりしたものに入れ替えました。
出窓が明るく、窓を開放しても外にユーカリの格子で目隠ししてあります。ちょっとした露天風呂が楽しめます。
お仕事が忙しいだけに、心と体がやすまるように、ささやかにゆとりです。
2つだった部屋の間仕切りを取って一部屋にしました。
床は杉板張りですが、置き畳があります。
廊下の隙間にも収納を追加しました。
天井まである押入れです。