Vin Cafe(ヴァン・カフェ)


秋の気配
                    〜風に揺れるねこじゃらし〜2000.9


眠っている私の目を瞼の上からペロリと舐める
確かに外は明るい
昨夜の酔いも残っていつもの時間には起きられない
“わかった、わかった起きるよ!”
とカフェの頭を撫でる

このカフェのペロリは二歳頃から始まった
それまでは、冷たい鼻の頭を使った鼻パンチ
同じく目の辺りを狙ってくる
どちらも嬉しい目覚まし時計

犬を飼う前に色々な本を読んだ
ベルジアン・グローネンダールが朝ペロリとお越しに来てくれる
憧れていた・・・・
大きさの違いはあれど
一緒に暮らしている家族
とても愛おしい


“朝”
起きてから散歩・朝食までの約一時間半がカフェと共有する時間
“夜”
8時・9時になってしまう散歩に
“いつも暗くてゴメンね!”
と話しかけるが、そんなことはお構いなく
コンビニ辺りで“笑顔”を捜している

カフェとねこじゃらし1 カフェとねこじゃらし2


住宅街の空き地
朝露に濡れたねこじゃらしの間を
遊ぶように鼻でよけ歩いている
半袖の腕に感じる爽やかな風
もう秋が始まっている

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