平成8年5月発売これについては、もう期待外れと言うしかない。ときめき麻雀パラダイス発売から半年。次なるときめきを提供するために、 世に送り出された筈のソフトがこれであった。だが、しかし。俺の期待が大き過ぎたのか?いや、その期待の分を差し引いた としても...うぬう。俺のこの高まったときめきパルスを、一体どこへ向けるべきか?思わず、せつなさが炸裂してしまいそう です。
操作周りは、前作からの蓄積があるのでかなり良好。ていうか、前作と同じプログラムを使い回ししやがったって感じが ヒシヒシと伝わってきますが、それは気のせいだろうか?操作どころか、画面の構成も変わってない様に見えるし。 はっきりと言ってしまえば手抜きなのだが、それはこの際問題とすまい。別に改良の余地が多く残されている訳でもなし。
メインの脱衣モードの他、フリー対戦モードが追加されている等、前作よりもグレードアップしている部分は確かにある。 が、相変わらずクリアデータをセーブしたり出来ないのは何故だ?ハードレベルで3人脱がし、フリーで半荘が終わる前に 相手をマイナスにしたデータも、電源を切ったら全てパァとは。ハードレベルでクリアしたら、特殊なコマンドが表示 されて、次にはそのコマンドを入力することによって全ての脱衣場面が見られる様になっていたってばちは当たるまいに。
強さのレベルの違いが、余り感じられない。イージーだろうとハードだろうと、上がる時はポンポン上がるし、こちらも ガスガス上がる。自分への配牌やツモ牌に、何らかの操作の跡は感じられない。どう考えても役満を狙えって感じの配牌 ってのも無いし。相手が上がるタイミングだけを、強さのレベルである程度ランダムに決めているだけか。自分には なかなか裏ドラがのらない様な気もするが、それはたまたま?タンヤオ平和が俺の基本手なので、どうせドラが大きくのる ことは無いからいいけど。
とにかく1番の問題は、全然ときめく要素が無いこと。タイトルに偽り有り。前作の何が良かったかといえば、勝手にラブな 展開へと盛り上がるハイテンションなムービーだったのだが、今回は単なる脱衣を見せるためだけのものになってしまった。 何かしらのシナリオがある訳でもなく、脱衣麻雀で勝負だ→負けたので、はい脱ぎました→終わりってだけ。そういう安易な ものばかり中に前作があったからこそ目立てたのに、自らその安易なものに仲間入りしてしまうとは。
絵のヘタさ加減は相変わらずだが、ときメモもあれでシステムが秀逸だったから許されているが、駄目な上に駄目なものを 重ねたら、もうどうにもなりませんぜ。ルックスも俺の好みじゃないってのが、マイナス要素として大きく響く。1番 好みに合ったのが妹だったのだが、その妹がラスボスとして登場し、脱衣をかけて兄弟で戦うってのを燃えるシチュエーション として考えていたら、そんなお楽しみは全く無し。分かっちゃいねぇ。
対戦相手の1人(名前失念)が、アニメシーンと1枚絵シーンで服が違ってしまってるとは、何ともお粗末なことに なっている。アニメと1枚絵を別々に作っていて、いざ1つにくっ付けてみたら服が違っちゃってると。まぁいいや、 このまま出しちまえってなもんでしょうが、その考え方のレベルは同人ゲー以下。どういうこった?
前作がある程度ウケたからこそ、また同じ脱衣麻雀を作ったのでしょうに、一体どこが良かったのか理解出来ていなかった ということか。これはもう単なる脱衣麻雀に成り下がってしまい、何の魅力も無くなってしまったな。期待の裏返しで、 文句ばかりだ。
麻雀ハイパーリアクションR
平成8年3月発売基本はただの脱衣麻雀なのだが、その肝心とも言える脱衣の様が自分の上がった役によって変わってくるという、独自の要素を 付加したもの。それゆえ、ハイパーなリアクションという何とも脱衣麻雀とは思えないタイトル。最後のRは、リアルのRで キャラを全て実写で表現て訳ではなく、アーケード版からキャラが1人増えたのでRなのだと思われる。
粗くて汚いオープニングのムービーを見て、これはまたどうなってしまうことやらと嫌な感じが漂って来ていたが、実際に プレイを始めてみると、内容は全然OK。ていうか、俺的には久々にヒットの脱衣麻雀ソフトであった。脱衣麻雀は、 目の前にぶら下がった人参を食べるため、ただただ自分が上がることだけを目的にやるものなのだが、このソフトでは その人参が、自分の上がり方によって大きな人参や小さな人参に変化するというものなのだ。ところで、俺は人参が嫌い ですが。
具体的に言えば、自分が上がった役の合計の翻数で、脱衣シーンが変化していくというものなのである。先ず2通りに分かれ、 そこから3通りづつ3段階に分岐する。つまり合計80通りのバリエーションになる訳だが、中にはダブっているものも あるらしく、マニュアルによれば30パターンのリアクションがあるそうな。今、そのリアクションを全て見るための 表を作って、それを徐々に埋めていく作業をしているところだ。俺の興味がこのまま続けば、完成したその表を発表したいと 考えている。
で、何が良しとされるかと言えば、その表を埋める作業をしていくには当然自分で上がり方までも考えながら進めねばならず、 常に頭を使うという点だ。いかにも役満狙いの配牌であっても、場合によっては手を崩して調整しなければならないのは、 麻雀というよりもパズル的な要素の方が大きいと言えるかも知れない。所詮インチキルーチンでの麻雀であれば、 コンピュータとの白熱した打ち合いを望むより、この様に別の角度から考えさせるやり方の方が正しい。
ポンやチー等は、自分で鳴きたい時にウィンドウを開いてやるので、いちいち聞いてくるものがうざったいと感じる人には いい。ロンするにも自分で判断しなければならないので、うっかりしてると見逃したりするが。しかし、リーチを掛けた後は 勝手にツモって進んでくれるので楽チン。フリテンで上がったり、揃っていないのにリーチかけたりも出来そうだが、 試してません。
難易度の設定が、余り機能していない気がする。“やさしい”と“ふつう”でやってみたが、相手は結構厳しいタイミングで 上がってくる。なので“むずかしい”を試すまでもないと思った訳なのだが、まぁ脱衣麻雀としては許容範囲であると言える。 配牌が既にイカサマで、揃えさせようとしている役が見えてくるが、たまに罠が仕掛けてあって浮いている牌が相手の当たり牌 だったりすることがある。ま、これも許容範囲内。
相手が捨てる牌を迷っている様な効果は、テンポが悪くなるだけで必要無い。こちらが、ほんの数秒捨て牌を考えているのにも 文句を言ってくるのがうるさい。そこかしこのSEが、どうにも洗練されてなくてちゃちい。ま、この辺りのことは、 本編に比べればほんの些細なことですが。
脱衣シーンのムービーは、オープニングに比べてかなりマシな画質なので一安心。そのムービーの見所はと言えば、むちゃな 方向に激しく揺れる胸に尽きるでしょう。これは、餓狼伝説やデッドオアアライブの比ではありません。なんたって、 左右別々に上下にぶるんぶるんですから。胸の動きは、製作者の意気込みがストレートに反映される部分であるというのは、 確かな物の見方であると俺は確信している。
これは、是非続編を希望したい。勿論、リアクションは多ければ多いほど良い。場合によっては、動作は同じでも台詞が違う だけでもいい。それならば、コスト的にも大分抑えられるでしょう。そして、1度見たリアクションは、別の場所で自由に 見られるというのが理想だが、そうでなくともリアクションカバー率を表示、保存してくれるだけでも良い。それだけで やる気倍増、売上も倍増って感じでどうでしょうか?
雀帝バトルコスプレイヤー
平成9年4月発売このソフトは全年齢対象となっているので脱衣麻雀と言ってしまっては駄目なのかも知れないが、そのテイストは脱衣麻雀の それに違い無いので、一応ここに取り上げてみた。
麻雀部分は正統派の4人打ち。イカサマアイテムの類は無し。だが、どうもコンピュータ側はまともに思考していない様子だ。 いつ上がるか、それだけを調整しているいつものやつ。しかし、自分への配牌には余り偏りを感じないので、結果対戦の バランスとしては難しめのものとなっている。半荘終了時点か、誰かがハコテンになった時に自分がトップでなければ勝ちと ならないので、1度でも高い役を上がれるかがポイントとなる。
サターンのソフトにしては、ロード時間が長いのが気になる。麻雀が始まってしまえば、そこでの操作は快適。誰かが上がった 時などに顔が表示されて何だかんだと言ってくるが、ボタン1つですぱっと飛ばせるのはいい。役を表示後、少しの間キー操作を 全く受け付けない時間が有るのが少し引っ掛かる位だ。ムービーの類も、全て任意に飛ばせる。それさえ許されないクズソフトが 存在するのが脱衣麻雀であり、パッケージや雑誌を見てもそんな情報は一切載っていないので、騙されないためには慎重な調査が 必要だ。
ゲームとして見てみると、先ずはその狂った世界設定にクラクラする。街に散らばっているコスプレイヤーと対戦し、勝って 相手のコスチュームを奪って行くのが目的。勿論、だったら麻雀で勝負よ!というのはお決まりだ。自分はコスチューム コレクターの金持ちお嬢様に雇われた、しがない麻雀打ち。そのはずが、お嬢様は何故かプレイヤーにメロメロの様子。 こんなヒモの駄目駄目な暮らしが見事にシミュレートされたゲームが、他にもあったろうか。
これが本来の脱衣麻雀であれば、相手のコスチュームを奪った際に服を脱ぐムービーが表示されるところであろうが、 残念ながらここにそれは無い。雇い主のお嬢様が奪ったコスチュームを着込んで、どうよ?ってものが見れるだけだ。一応 その後に、何故か何処かの砂浜で水着姿でくつろぐお嬢様の姿が見られるので、それが脱衣に変わるご褒美ということなの でしょう。その時、「私、何だかあなたのことを…」とか言い出すので、うおー萌えるぜー!てなことにしたいのでしょうが、 ちょっとそこまでテンションを上げるにはかなりプレイヤーに努力を擁する。
他の脱衣麻雀では殆ど見掛けない点として、対戦相手がアニメ絵と実写の2つから選べるというものがある。折角どこかの 3流タレント(かつて現役女子高生レスラーとして名を馳せた千春に似ていると思うがどうか)を使っているので、基本は 実写ということになると思うが、それがアニメ絵キャラ達と対戦する際がまた1つの見所と言っていい。
プロレスの星アステカイザーという番組をご存知だろうか。一応新日本プロレスが協力していた特撮系番組なのだが、何を 思ったか敵との戦いだけがアニメで描かれていた。そして、実写シーンとアニメシーンを繋げる為、「カイザーイン!」 という台詞と共に実写キャラがアニメ絵キャラへと変身するのだ。それと同じ物に、こんな所でまたお目に掛かれるとは。 実写とアニメの融合。手塚治虫が悔しがったというロジャーラビットの遥か以前、日本にはこんな実験的な作品があり、 その正当な後継者としてこのゲームがあるのだ。
取り敢えず全てのコスチュームを集め、決勝ラウンドへ進むのが目的となる。が、そのコスチュームは何故か街の店でも 買えてしまうので、何だか良く意味が分からない。ポイントが無くなれば手持ちのコスチュームを売らねばならないのは分かるが、 逆に必要な物まで買えてしまうのは如何か。もし負けたらリセットしてデータロードを繰り返せば、半分のキャラに勝った辺りで 残りのコスチュームを買えてしまう位のポイントは貯まっている筈。こんなゲームさっさと終わらしてしまえという、製作者側の せめてもの良心の表れなのだろうか。
アニメ絵キャラの声優として、三石琴乃を起用している辺りに意気込みを感じる。しかし、そのキャラの名前がそのまま琴乃 という辺り、キャラより先に声優があったということの現れかも知れない。この名前に躍らされて買う間抜けどもがおるじゃろう、 という製作者側の叫びが聞こえて来そうで嫌な感じもしたが、ここは素直に三石琴乃の声に酔いしれたい。ああ、今俺って 三石琴乃と麻雀している!という喜びをじっくりと噛み締めるのだ。そうやって楽しむのも、払った値段に含まれているのだから。 勿論、おまけディスクのスペシャルインタビューも、存分に堪能するのが正しい姿勢だ。
本格派4人打ち麻雀として評価するには辛いものだが、脱衣麻雀として考えればかなりまともなソフトであると言える。 自分としては、そこそこ高い点数を付けてもいい。
アイドル麻雀 ファイナルロマンス4
平成0年0月発売近日公開。