箸が欲しい客もこのように一言言ってくれればいいのだが、中には黙って箸を持っていく客がいる。箸はカウンターの外側に置いてあり、「どうぞご自由に」の感が強いが、黙って持っていかれるとやはりこちらとしても気分が悪い。ひどいのになるとカウンターの内側にあるスプーンにまで手を伸ばす輩がいる。オマエ等には口がないのか?口はただ穴が空いていて、空気が出たり入ったりするためだけのものではないのだぞ!一言「下さい。」と言うのが礼儀でもあるのではないか?黙って持っていくのは泥棒と同じだ!!それにたいてい箸やスプーンがいりそうなものを買っていった客には、黙っていたって袋に一緒に入れている。一言言えば余計に箸やスプーンをもらってしまうこともないのに・・・。カウンターに手を伸ばして取るのは箸やスプーンだけではない。レシートを取ろうとレジにまで手を伸ばす客がいる。レジは店のお金を扱う大切なものだ。私はこれをやられるといつもひやひやしてしまう。客の手がレジに届く前にレシートを渡すようにしているが、これも同様に欲しかったら口で言え!!なぜ人間に与えられた伝達行為を然るべきところで使わないのだ!?さっき店内で大声でしゃべっていたのはオマエではなかったのか!?
この際言っておくが、カウンターから内側は店内でも唯一の店員のテリトリーである。ここで私が決めた。だからもう誰がなんと言おうと、黙って箸やスプーンを持っていく客は許さないし、カウンターの中にまで進入してタバコを取ろうとする客(既にこんな奴は客ではない)など言語道断である。店員は最近頻発するコンビニ強盗などから店を守る存在なのだ。そしてカウンターは店の中枢部に当たる。それを店員が守らなくて誰が守るのだ?店に入ってきた人全てを疑うわけではないが、徹底した態度こそ強盗を防ぐ第一歩なのである。だから、カウンターは店員のテリトリーなのだ。客が容易に手を伸ばせる場所ではない。箸やスプーンが欲しかったら店員に一言言うべし。
最後に一言、あの、常連のお兄さん、自分の生活に使うのか、黙って箸を数本まとめてお持ち帰りになるのはお控えください。一言言えばもう少し気分の悪さは緩和されるかと思います。
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