I love you

「That is Love」

もしかして
それはずっとここにあったのかも知れない

無理なことだとは知りながら
今すぐ君に会いたい
今すぐ君に触れたい
だなんて焦っていたことや

何の根拠もない確信から
君が欲しい
そう思って何が悪い
だなんて開き直っていたことが

ある日ふと
立ち止まろうと言ったのは
落ち着こうと言ったのは
待ってみようと言ったのは

もしかして
それがずっとここにあったからかも知れない

ありきたりな名前で呼んでいた
君への思いは
卵が孵化するように
それでもやはり
ありきたりな名前で呼ばれるけれど
同じような違うものに変わって
私は君をますます受け入れるだろう
それは私のすべてではないけれど
私は君のすべてを受け入れるだろう

そんな準備を
心がはじめているように感じたのは

もしかして
それがずっとここにあったからかも知れない

君への思いは
変わらないようでいて
着実に変わっている

そして私は
それが何なのかを知り始める

 

 

「のろし」

この風の中に
脆弱な煙は消えて
昨日までの優越感も
なんてちっぽけなものだったのだろうと気づく

だけど
ねぇ君

その目で
どうかあたしを見つけて

その手で
どうかあたしに触れて

その胸で
どうかあたしを抱きしめて

この風の中
脆弱な煙の下

ねぇ
あたしはここよ

 

 

もうすっかり
緑色の桜

たわむれるツバメは
ベターハーフ探しに余念がない

僕の
ピンク色の気持ちと
恋人は
どこにいるのだろう

 

 

あは水
いは金
うは土
えは火
おは木

僕がランボーの生まれ変わりなら
どんな手段を使っても
君をヴェルレーヌに仕立て上げてみせるさ
どんな手段を使ってもね

 

 

君の姿をちらつかせ
流れ落ちる血は
いらだちとともに
私に女を
思い知らせる

 

 

避雷針のない
あたしの体に
雷が落ちる

あたしばっかり
火傷したんじゃ
くやしいわ

いつか必ず雷を
君にも落としてみせるから

 

 

「第六感」

この目は
君を知らない

この耳は
君を知らない

この鼻は
君を知らない

この口は
君を知らない

この手は
君を知らない

君の姿に
立ち止まることもできない

君の声に
振り返ることもできない

君の香りに
染まることもできない

君のくちづけに
酔うこともできない

君の胸に
飛び込むこともできない

だけど
私の目も耳も鼻も口も手もすり抜けて
第六感を貫いた 君

間違ってなんかいない
間違うはずがない

いつかそれを
私に教えて

 

 

恋は下心
愛は真心
だなんて言うけれど

恋のどこが悪いのさ

二つの漢字を
立体にしてごらんよ

ぐらつくのはいつだって
愛の方さ

 

 

「時差のない国で」

今夜の月を
君も見ている?

 

 

Back