神奈川大会予選の模様
2002.3.30
会場となった、横浜のランドマークタワー。
桜木町の駅を出て、目に飛び込んできた
その大きさに、こんな所で朗読できるのだろうかと
いきなりビビる。
予選会にエントリーしたボクサーは40人程だと
実行委員でもありボクサーでもある福島未香さんから聞き、
ますますビビる。
朗読の様子。小刻みに震えてました。ねこ耳が寝てるのは、緊張で弱気になったせいです。
撮影してくださったのは、アマルガムでお世話になっている雁屋颯子さん。ありがとうございます。
詩のボクシング公式ルールでは、本当のボクシング同様、
二人のボクサーが、赤青のコーナーに分かれ一対一で戦うのだが、
今回は予選会ということで、10人1グループになり、
10人の朗読が終わったら、コミッショナーの楠かつのり氏が1人1人の作品を講評する。
40人全員の朗読が終わったら、5人の審査員が本大会に出場する16人を選出する
という特別ルールが採られた。
くじ引きの結果、私の番号は11。第2グループのトップバッターである。
緊張した理由はここにもある。
しかし、作品をほぼ暗記していたおかげで、顔を前に向けて朗読することができ、
時折見える観客の笑顔(のような顔)に、ほんの少しだが手ごたえを感じた。
20番目のボクサーの舞踊を交えた、インパクトのある朗読(むしろパフォーマンスだった)が終わり、
そのあまりのインパクトの強さに、楠氏も20番の講評から始めてしまう。
そして私の作品の講評となったわけだが、
もっとこうした方がいい、といった講評に、さっき感じた手ごたえも薄れる。
さて、気になる結果ですが、見事、というよりは、予想外にも予選通過。
個人的に決め手になったのは、講評の際、第1グループでインパクトのある朗読をした
17歳のボクサーに向かって言った「え?17歳!?」という言葉を
私に向かって繰り返したとき、すかさず
「見えますか?」
と答えたことにあるのではないかと思っている。(笑)
4月29日に行われる本大会、果たしてどうなることやら・・・
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