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◆◇◆ 結城光流 ◆◇◆
作品の発表順に掲載してます

少年陰陽師 迷いの路をたどりゆけ(2008.10) 角川書店
 玉依編の第4巻です。この巻では、あまり進展がなく・・・(少しはあったのか?)、早く次ぎの玉依編最終巻が読みたいです。結末が待ち遠しい。「心の傷」について深く掘り下げられても、読んでいて頭の中で想像がつかず…、訳が分からなくなってきます。私の頭が固いのか〜。(09.08.07記述)
少年陰陽師 思いやれども行くかたもなし (2007.10) 角川書店
思いやれども行くかたもなし  時は平安。稀代の陰陽師・安倍晴明の後継として数々の妖と戦っている昌浩も、普段は陰陽寮の直丁として勉強中の身。昌浩と先輩陰陽生・敏次の二人で、右大弁・行成に対する呪詛返しに乗り出すことになったけれど…!?(「百鬼夜行の蠢く場所は」)、道反の聖域を訪れた比古神が、力を貸した見返りに風音を妻によこせと言う。普段は感情を出さない六合だが…?(「それはこの手の中に」)、など計四作収録の大人気シリーズ待望の短編集。
今回は、十二神将を主役にした短編が3作入っています。「思いやれども〜」では玄武の意外な一面が読めて楽しかった。「疾きこと嵐の如く」は、嵐を呼ぶじゃじゃ馬娘の太陰が可愛くてほのぼのしていて良かったです。六合の話は、…いいです。あんまり恋愛もの好きじゃないし。守護妖たちの掛け合いがうるさくて私的には読みにくかった(偉そうにすみません)。でも、久々に読む少年陰陽師、やっぱりいいです。あっというまに読める1冊でした。 (08.02.12記述)
少年陰陽師 翼よいま、天(そら)へ還れ (2007.5) 角川書店
翼よいま、天(そら)へ還れ  時は平安。昌浩達の活躍により、平和を取り戻したかに見えた都。だが、その上空には、見慣れぬ異形の姿があった。兄・成親が妖に襲われて怪我を負い、安倍邸に身を寄せる彰子のもとにも、不気味な声が近づく。徐々に不穏な影が濃くなる中、昌浩ともっくんが遭遇した敵とは…!?そしてその戦いの裏に隠された悲しい一族の運命とは…!“窮奇編”その後を描くシリーズ初の外伝登場。 昌浩の活躍により静けさを取り戻した平安京。だが、道長の一の姫・彰子が、倒したはずの窮奇に襲われてしまう。それは昌浩の新たな戦いの序章にすぎなかった! 「窮奇編」のその後を描く、シリーズ初の外伝登場!
ちょっと切ない話です。つい、発売直後に衝動買いしてしまいました。(07.06.08記述)
少年陰陽師 果てなき誓いを刻み込め (2007.7) 角川書店
 時は平安。荒魂・八岐大蛇は完全に復活した。が、復讐のために全てを賭けてきた真鉄の心に、ある疑念が…。一方、一族の怨嗟を受け継ぐ“珂神比古”として覚醒した比古は、昌浩に容赦ない攻撃を向ける。一瞬の隙をついた一撃から、昌浩をかばい、立ちはだかった彰子の運命は―!?一度は心を通わせた比古を、昌浩は倒すことができるのか。出雲九流族の悲願の裏に隠された真の敵とは―!?珂神編、激動の完結巻。
一応?ハッピーエンドというのでしょうか。でもこのシリーズ、これまでにも増して痛々しかった〜。(08.01.24記述)
少年陰陽師 嘆きの雨を薙ぎ払え (2007.2) 角川書店
 時は平安。「出雲の覇権を取り戻す」―九流一族の悲願が蘇らせた荒魂。昌浩の必死な気持ちが通じ、比古は、荒魂を還す方法を探そうと、真鉄たちのもとへ戻った。が、兄弟同然に育ったもゆらの、信じがたい姿を目にした比古の心に、決定的な変化が起きる―!“贄”として九流側に囚われてしまった彰子にも危機が迫るが、そんな事情を知る由もない昌浩は―!?予想しえない大きな運命のうねりが昌浩を襲う!珂神編第四弾。 (08.01.24記述)
少年陰陽師 真実(まこと)を告げる声をきけ (2006.10) 角川書店
真実を告げる声をきけ  時は平安。出雲の地で、瀕死の昌浩を助けてくれた少年・比古は、珂神比古と呼ばれる、真鉄の一族だった。敵対する存在として再会した比古は、大蛇の力を操り、昌浩と神将達を攻撃してくる。比古を憎むことができない昌浩は、必死で、ある事を訴えようとするが―!? 一方、都にいる彰子の身にも、魔の手が忍び寄っていた。友情を感じながら敵として出会った昌浩と比古の運命は大きく狂いだす。珂神編第3弾!!
うそ〜、可哀想すぎます。殺してほしくなかった…(泣)珂神編、長いですね、まだまだ続きます。なんだか、黒幕がわかるようなわからないような。。この先、どうなってしまうのか、とても気になります。(07.08.26記述)
少年陰陽師 妙なる絆を掴みとれ (2006.7) 角川書店
妙なる絆を掴みとれ  時は平安。昌浩達を襲った謎の術者・真鉄は、なんと風音の体と霊力を乗っ取っていた。非情な攻撃により、昌浩は瀕死の状態に。人間を傷つけてはならないため、思うように反撃できない神将達もまた酷い傷を負い、真鉄と、彼に従う妖狼・たゆらが、意識のない昌浩を連れ去るのを阻むことが出来なかった。予想もしなかった惨状を前に、安倍晴明は、ある決断をするが―!? いにしえの神の国・出雲を舞台にした珂神編、第二弾!!
六合さまがぁ〜〜〜!!でも、私的には神将の恋物語はあんまり好きではありません。なんだか、このところちょっと痛い内容続きですね…。(07.08.26記述)
少年陰陽師 いにしえの魂を呼び覚ませ (2006.1) 角川書店
いにしえの魂を呼び覚ませ  時は平安。久々に平和な日々を過ごしていた、安倍晴明の後継・昌浩。そんな中、以前お世話になった道反の巫女のもとにお礼に行こうと思いたった昌浩は、紅蓮らと共に出雲へと向かうことに。だが昌浩は知らなかった。ちょうどその頃、荒魂を甦らせるための鍵を手に入れんと、謎の襲撃者が道反の聖域に襲いかかっていたことを―!!またしても新たな敵が、昌浩たちの前に立ちはだかる!!少年陰陽師・新章、ついに開始。
また、昌浩ボロボロですか・・・いやもう絶対死んでるって、普通の人間だったら。こんなに強い相手が(それもボスではないのに)今回の敵では、どうしたらいいのでしょう?それに死んだはずの○○さんが出てきちゃうし、いやはや驚き。それでもやっぱり神様なのだから、普通なのよね。それより、敵の妖狼たちが可愛いと思うのですが?(07.07.28記述)
少年陰陽師 儚き運命(さだめ)をひるがえせ (2005.7) 角川書店
儚き運命(さだめ)をひるがえせ  時は平安。羅刹という化け物に呑まれて行方不明になった中宮・章子。その身代わりとして、彰子が内裏に参内することになってしまう。愛する彰子を救うため、少年陰陽師・昌浩は相棒のもっくんと共に、中宮を探しだそうとするが…。一方、敵の天狐・凌寿と最後の戦いにのぞむ覚悟をした大陰陽師・晴明。彼と十二神将たちとの別れの時が迫っていた―。少年陰陽師“天狐編”ついに完結。
もしかして?と思っていたけれど…重大な事実が最後に待っています。とりあえず、すべてが丸く収まってハッピーエンド(でもない部分もあるか)、よかったよかった。でも、神将たちがあんなにも苦戦していた相手の最後が、あっけなさすぎるような?そんなにも力の差があったのね、ということですか。(07.07.26記述)
少年陰陽師 羅刹の腕を振りほどけ (2005.1) 角川書店
少年陰陽師 羅刹の腕を振りほどけ  時は平安。天狐の血を引く、安倍家の二人の陰陽師―。「…そろそろ限界だ」謎の天狐・晶霞の言葉どおり、少年陰陽師・昌浩はその身に流れる天狐の血にのまれかけており、祖父・晴明は、命は取りとめたものの危険な状態が続いていた。そして、昌浩への想いにめざめ、いつしか彰子への嫉妬をつのらせていた中宮章子の心の闇に、藤原氏に憎悪を抱く丞按がたくみにしのび寄ってきて―。“天狐編”さらに驚きの展開に。
って、彰子が身代わりの身代わり(?)で入内して、どうするの〜?!この先がとても気になります。おまけにラストのもっくんの意味深な呟きが、さらにそれをあおる。勾陣さんの安否も気になる〜。実は、以下5冊、数日間で一気に続けて読破してしまったのでした。おかげで、後になって感想を書こうにも、どの巻でどんな出来事があったのか、すぐには浮かばず(汗)まだ“天狐編”の続きが残っているのですが、予約中だし。あちこちのリサイクルショップ、回らないとダメかしら。(07.07.10記述)
少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け (2004.10) 角川書店
少年陰陽師 冥夜の帳を切り開け  「…じい様に…生きてて欲しいんです…っ!」時は平安。大陰陽師安倍晴明に、命の刻限が迫っていた。彼の、そして孫の昌浩の中にも流れる天狐の血が、その命を削っているのだ。大好きなじい様を助ける方法を探そうと、懸命になる昌浩。だがそんな中、昌浩と彰子は、天狐・晶霞と凌寿の確執に、さらには中宮章子を狙う怪僧・丞按の攻撃に、いやおうなく巻き込まれていく…。加速度的展開の“天狐編”。
またもや新しい敵が続々と現れてきて、しかも強すぎて十二神将危うし。おまけに昌浩、三角関係危うし(笑)やっぱり昌浩は彰子と幸せになってほしいよ。 (07.07.09記述)
少年陰陽師 光の導を指し示せ (2004.6) 角川書店
少年陰陽師 光の導を指し示せ  時は平安。大切な相棒・もっくんと共に都に戻ってきた、大陰陽師安倍晴明の後継・昌浩。そんな二人を待っていたのは、彰子の異母姉妹である中宮・章子に忍び寄る影の存在と、祖父晴明が倒れたという、衝撃の知らせだった―!!晴明を襲う謎の妖と章子をつけ狙う怪僧とが手を結び、強大な敵となって立ちふさがる。昌浩に、そして晴明に迫りくる、命の危機―。絶好調・少年陰陽師“天狐編”。
清明って、本当に狐の子だったのか…。ちょっと唖然とする展開でした。六合さんがご指名で外出中のために、代わりに勾陣さんの出番が増えています。昌浩の目も、あっけない?形で−(ネタバレのため省略)−。しかし、こんなに簡単でいいの?って感じでしたが…。まぁ、見えなきゃ話にならないし。(07.07.09記述)
少年陰陽師 真紅の空を翔けあがれ (2004.2) 角川書店
真紅の空を翔けあがれ  命の代わりに、命の次に必要なものを、あの子は失った…時は平安。相棒の物の怪が帰ってきてから、半月。晴明の末孫・昌浩は、いまだ出雲で傷の療養中だった。先の戦いの後遺症で霊力をそがれたうえ、陰陽師に必要不可欠な『眼』までが失われてしまった昌浩は、物の怪の言動に悩み傷つく日々を送っていた。その頃、郷では心が壊れたり行方不明になる人々が続出していて…。少年陰陽師、待望の新章に突入。
うわ〜、こういう記憶の取り戻し方があったのか、この展開にはすごく感動しました!!(泣)すごいすごい、作者、すごい〜!(興奮冷めやらぬ状態)(07.07.07記述)
少年陰陽師 焔の刃を研ぎ澄ませ (2003.8) 角川書店
焔の刃を研ぎ澄ませ  時は平安。晴明の後継・昌浩は、重い運命の選択を迫られる。黄泉の封印をとくための鍵として、紅蓮の魂は屍鬼にとりこまれてしまった。封印を守るため紅蓮を殺すか、なにもできずに黄泉の軍勢が人を滅ぼすのを見ているか…!?失いたくないと、心の一番奥が叫んでいる。けれど―。逡巡の果て、昌浩はある一つの決意を胸に、宗主が潜む出雲国へと出立した!シリーズ“風音編”、激情のクライマックス。
やってしまった、昌浩。アニメの流れと全く同じでした。ついつい、涙してしまいましたよ…。もっくんはずっとこのままなの??この表紙の紅蓮、ツボです。お気に入り♪(07.07.07記述)
少年陰陽師 黄泉に誘う風を追え (2003.5) 角川書店
黄泉に誘う風を追え  時は平安。神代の昔に閉ざされた黄泉の扉を、開こうと画策する者がいる。宗主と名のる謎の人物と、配下の女術師・風音。「我は天の帝を破砕し、地の帝を弑逆す―!」そのために彼らが欲するのは、神の血をもつ生贄。北辰が翡り瘴気が吹き荒れるなか、半人前陰陽師・昌浩は都を救うため十二神将らと奔走するが…。昌浩に現れた“失せものの相”は一体何を意味するのか。少年陰陽師“風音編”衝撃の展開へ。
ああ〜〜っ、どうする?!昌浩。ドキドキの展開です。しかしこの辺りはアニメで見てしまったので、結末がわかっているのが面白くないですが(汗)それにしても、なぜ何度も縛魂の術にかかってしまうかなぁ>紅蓮。あと、原作から受ける風音のイメージの違いに、少し戸惑っています…。 (07.06.08記述)
少年陰陽師 六花に抱かれて眠れ (2003.2) 角川書店
六花に抱かれて眠れ  時は平安。半人前陰陽師・昌浩は、最近漠然とした悪夢に悩まされていた。そんな彼に「おーい、晴明の孫やーい」と気さくな雑鬼が知らせてきたのは、いやな感じの百鬼夜行が都に近づいているとの報。慌てて夜の見廻りに出た昌浩と相棒のもっくんは、その夜行に追われてさ迷う、か弱い魂に出くわす。一方、晴明の命を狙う謎の女術師・風音が、その後継者たる昌浩にも襲いかかってきて…!?シリーズ第五弾、堂々参上。
ふと気付けば、図書館に少年陰陽師シリーズ全巻、揃って入荷されました。こんなにも早く・・・買う必要なかったか〜。 (07.05.03記述)
少年陰陽師 禍つ鎖を解き放て (2002.11) 角川書店
禍つ鎖を解き放て  時は平安。晴明の末孫・昌浩の目下の悩みは、彼をなにかとライバル視する陰陽生・敏次の“嫌み攻撃”。相棒もっくんに慰められつつ仕事に励む昌浩のもとに、右大弁・行成が怨霊に襲われ死の病に冒されている、との報がはいる。だがその事件の裏には、この怨霊を呼び起こした謎の術者の存在があって―。晴明の式占にあらわれた“不穏な影”とは何か?半人前陰陽師奮闘記、怒涛の新章スタート。
図書館になく、待ちきれずに購入してしまったけれど、新章スタートしちゃうと続きが読みたくて・・・(汗) (07.05.03記述)
少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ (2002.8) 角川書店
少年陰陽師 鏡の檻をつき破れ  時は平安。都では神隠しが頻発していた。そんな中、なんと道長の娘・彰子の入内が決定。さらに彰子は以前妖から受けた呪詛を発動させてしまう。異邦の妖怪・窮奇の仕業だ。衝撃を受ける昌浩は、しかし誰より大切な彰子の命を助けるため、相棒のもっくんと共に窮奇との対決を決意する。「来年絶対、蛍を見に行こう」二人が交わした約束の行方は―。昌浩VS窮奇の、ついに最終決戦!
お気に入りアニメの原作本、窮奇篇完結。図書館になく、待ちきれずに購入した本。最終決戦のシーンがちょっと頭の中で想像つきにくかったけど…、でもやっぱり面白い。まだまだ先が楽しみ。もっくん可愛いし♪私にはこれくらいがちょうどいいわ〜(´▽`)(07.04.23記述)
少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け (2002.5) 角川書店
少年陰陽師 闇の呪縛を打ち砕け  時は平安。異邦の大妖怪・窮奇を退治するため、毎夜都を見まわる昌浩と物の怪(愛称もっくん)は貴船神社で鬼女が丑の刻参りをしているという噂を耳にする。一方、道長の娘・彰子の身にも、妖に取りつかれた遠縁の姫君の魔の手がのびる。それらは全て、窮奇への贄として彰子を手に入れんとする妖異たちの企みだったのだ。昌浩は彰子を救うため、都の闇を叩き斬る!
お気に入りアニメの原作本、窮奇篇2巻。(アニメ「少年陰陽師」の公式サイトはこちら)やっぱり面白いです。ライトノベルなので、簡単に読めてしまうのもイイ(私の頭の中がミエミエ?)。図書館になく、待ちきれずに購入してしまいました(汗)(07.04.23記述)
少年陰陽師 異邦の影を探しだせ (2002.1) 角川書店
少年陰陽師 異邦の影を探しだせ  「ぬかるなよ、晴明の孫」「孫、言うなっ!」時は平安。13歳の昌浩は、稀代の陰陽師・安倍晴明の末の孫。資質は素晴らしいのだが、まだまだ半人前。よき(?)相棒の、物の怪(愛称もっくん)にからかわれながら、修行に励む日々である。そんな中、内裏が炎上するという騒ぎが起き、昌浩はもっくんと共に独自の調査を開始するが…。おちこぼれ陰陽師は都を救えるか!?新説・陰陽師物語登場。
お気に入りアニメの原作本。(アニメ「少年陰陽師」の公式サイトはこちら)映像から入ってしまったせいか、物語を読んでいても場面場面が思い出されるだけで、本文に集中出来ず。すでに話の流れを知っているので、面白さについての正当な評価が出来ず、すみません(汗)妖とか人には見えない何かが見えるとか非現実的(ファンタジーというの?)な話がお好きな方にはオススメです。すでに原作は18巻まで出ている様子。早く続きが読みたい!現在アニメでは9巻あたりを放送中です。
とにかくアニメは最高。絵がキレイなのはポイント高いです。もっくん可愛いし♪十二神将、美形揃いだし←ココ、重要ね(爆)(07.03.04記述)

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