ワタル(4KB)

名前:亘(ワタル)

生年:1988年(推定)
没年:2007年11月21日

性別:オス

体重:3.0kg

性格:猫に弱く人間に強い
   人見知りしない
   ボケのようで実は繊細

趣味:食べること
   寝ること
   ねじれること
   散歩
   すばやい左右移動遊び

好物:するめいか
   カレー 焼きそば
   シーバドライ
   人間の食べるもの

会員:はちわれ

しっぽ(5KB)
うずまきシッポ

■1989.秋
「この猫、お宅のコじゃありませんか?」
近所の人が抱いてきたのは、赤い首輪をした若い猫。
「違います。」というと、そのままポトリと玄関先に置いていった。その後、付近の通い猫をしていた“トラくん”と一緒に、我が家にご飯をねだりにくるようになる。


■1989.冬
通い名を“チビトラ”とし、いつの間にか、我が家の屋外ガス給湯器室(建築士の父がコンクリート&モルタルで作った立派な屋根無し小屋)を寝床にする。
当時、家の中には超ワガママな先住猫がいたため、見かねた父が事務所で飼うことに。しかし、着いた先で車のドアを開けた瞬間、猛ダッシュで飛びだしそのまま行方不明になる。

一週間後、我が家のいつもの寝床でいつものように鳴き、うす汚れたチビトラとの再会に、家族一同大騒ぎ。
片側三車線の国道246号線と、橋(猫は橋=川を渡れないと言われる)を渡り、帰ってきた“チビトラ”は、はれて我が家の一員となることに。無事に道路を渡って戻った、と父の名前の一文字を貰い“亘(ワタル)”と命名。

家に帰れるのなら、なぜ、もとの家に帰らなかったのかは未だにナゾ。


■1990.2
新たに我が家の一員に加わったメスの子猫“眞子(マコ)”に興味を示すようになり「タマ抜き」の洗礼をうける。
人見知りせず、お得意のひょうきんなポーズで、入院先の動物病院の看護婦さんに大モテ。「また、いつでも来てね!」とアリガタイお言葉を頂戴する。


■1995.6
夜遅く、自宅車庫の電動シャッター(幅4m、高さ2m)に頭をはさまれ、大騒ぎになる。夜中に動物病院に駆け込むが、幸い、脳圧力は上っていたものの無傷で助かる。この一件で「ボケ猫」のらく印をおされる。その後も、ベランダに飛び移ろうとして背中から転落したり、車のドアに爪が引っ掛かり、宙づりになって大騒ぎするなど、次々とボケぶりを見せてくれる。

■2001.12
歯肉炎のため、左側の奥歯を全部抜歯する。年齢よりも、ストレスが原因らしいとのこと。食事は、歯ナシの高齢者用特別メニューなのだが、他の猫たちにすぐゆずってしまう。そして、人間に新しいご飯(おやつ)をねだるズルイやつ。

■2002.6
日清ペットフードさんの、『RUN&CARAT チャンネル』の投稿コーナー「ウチの子劇場」“一瞬芸”に掲載される。(でも、あれはワタルの寝姿だったのだけど…。)

■2007.11
11月21日午前2時半、ワタル、永眠しました。
亘



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