デジカメ日記番外編
PB2400バックライト交換のすべて
2000年9月9日(土)
【用意したもの】精密プラスドライバーNo.0、No.00 ハンダごて ハンダ ピンセット タオル ネジを入れておく小さい箱 メモ紙 コムコム通販バックライト交換作業手順をプリントアウトしたもの (PB2400cパーフェクトガイド)
ディスプレイカバーを外します。
下部のネームプレートは左右外向きにツメがついているので、爪でたわませると簡単に外せます。ドライバーを使うと傷をつけやすいので注意! 計4個のネジは全部同じ型です。
ディスプレイカバーは、枠の方にツメがついているので、少したわませるようにすると外れやすいです。バキバキと音がしますが、落ち着いて外して下さい。画像はカバーを外したところです。
液晶を外します。 ▼
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ネジを5本外し、ユニットを保護しているアルミホイールの両面テープを爪で剥がします(ちょっと剥がしにくく、シール部がはげてしまいました)。アルミホイールは柔らかいので破らないように注意します。キーボード部にタオルを敷いて、液晶ユニットを手前に倒します。まだコネクターが付いた状態なので、少し上部が浮いている感じです。
ディスプレイケーブルを外します。 ▼
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液晶面に垂直にはまっているので、指と爪をつかってゆっくり外します。ケーブルにはかなり弾力性があって、外すと画像のように跳ね上がります。
コネクターを外します(画像左の矢印部)。 ▼
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下の基盤ごと少し浮かして、白いコネクタ部分を横に外します。出ているケーブル類は、溝にはまっているので戻すとき忘れないようにどのようになっているか、覚えておいた方がいいです。
中央矢印のネジを外してアルミホイルを浮かすと、ケーブルが取り出せます。
右の矢印のネジを外すと、小さい白いカバー部分が簡単に取れますので、そこの配線も記録しておいたほうがいいです。
液晶ユニットのネジを外します。 ▼
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上記までの作業を行うと、液晶ユニットが本体から取り外せます。見えているネジは全部で8本あります。3種類のネジが使われていますので、間違えないようにメモをしておきます。
左矢印部分がコネクタではまっているので、上に持ち上げるように外すと左上部にネジが見えるので、そのネジも外します。そのネジと右矢印のネジは液晶のガラス部を止めているものです。これら全部で9本のネジはかなり固く、非常にネジ山をなめやすいです。
バックライト部を外します。 ▼
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基盤を起こすと一番上にバックライトが入った金属の棒の様な部分が見えます。中央部分に透明テープが貼られているので剥がして下さい。このテープはかなり剥がしにくく、白い反射シートを傷つけないように、かつ基盤を片手で支えながらの作業になるので、結構キツイです。
はがれたら、右側から出ているコードを持って上に持ち上げるようにすると、バックライト部が外れます。画像は外れたバックライト部です。
バックライト部の内部です。 ▼
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細い蛍光灯が入っています。これを新しいものと取換えます。左側だけハンダ付けされています。右側は金属圧着で接続されていますが、切り取ることになるので、交換後はハンダ付けになります。後は手順通り、元通りに組み立てて直すだけです。
作業を終えて…
元に戻すとき、バックライト部を液晶のガラス部分にはめ込む作業で、白い反射シートが容易に浮いてしまい、金属棒で同時に挟み込むのが難しかったです。あとバックライト左右を白いプラスチック部品で押さえているので、それを付け忘れないように。画像4枚目の部分、白いプラスチック部品内部の配線を記録していなかったので、少し戸惑いました。出来ればハンダ付けの作業時のみ、誰かに手伝ってもらうと作業しやすいと思います。
交換したあとの液晶の明るさは、比較になりません。こんなにも眩しかったのかと目がチカチカする思いです。2400用のバックライトを販売して下さった【コムコム通販】さんに感謝いたします!>by ニャンコ