1年生いつの間にかマウス操作が上手になる1時間目のパソコン指導


  目標

マウスを正しく持ち、左クリックとポインタの移動ができる


事前の準備
    

パソコンソフト「ランドセル」の中のモグラたたきの場面を表示させておく

いすの高さを一番低くしておく

スクリーンにも表示させておく

パソコン室のいすとマウス・パッドを教室に持ってきておく(説明用)

パソコンが終わった後にやる自習プリントを配っておく

説明 パソコン室では、走らない○騒がない○いすをいじらない○かってにさわらない

(紙にかきながらエピソードをまじえて)
最初は教室で行った。パソコン室にいきなり行くと、注意散漫になってしまう。

説明 クリック・・・チョンボタン   ポインタの移動・・・スッ

体の右側で扱うこと パッド上で扱うこと 等を実演しながらやってみた。
マウスは体の右側で扱うことを実演した

その後,パソコン室での席の位置を出席番号順に教えた。
席の番号を全員通しで言えた後、パソコン室へ移動した。

指示 パソコン室への移動は、忍者になっていくのですよ


教師も先頭に立って忍者になって歩いていった。大変静かだった。
パソコン室へ入って、スクリーンで 
「学習ソフトランドセル・・・わにたたきゲーム」を実演した。
わにたたきゲームは、クリックとポイントの移動だけで楽しめる優れもののソフトである。

      

指示 じゃんけんをして勝った人がさきにやります。その後は1回こうたいですよ
   みている人は、何匹わにさんを倒せたか数を数えてやりなさい

二人に一台のパソコン環境である。1人がわにたたきゲームを楽しんでいるときに,もう1人がやることがないと空白の時間ができてしまうので、そのような指示をすると効果的である。


一年生はじめてのパソコン指導のポイント

とにかく一回目はパソコンの面白いところがすぐにできるように準備をしておくこと。電源の入れ方などの指導は二回目以降で教えたほうがいいと思う。

最初のソフトは、「わにたたきゲーム」にした。このソフトのいい点は、マウス操作の基本中の基本である左クリックとポインタの移動が遊びながらできることだ。お絵かきソフトではこの操作の上にドラッグを教えなくてはならない。この操作はやや混乱を生じる恐れがあるので二回目以降でいいのではないだろうか。

スクリーンは大いに活用すべきだ。百聞は一見にしかず。

細かい説明はパソコン室ではなく教室でやったほうがいいと思う。パソコン室へ行ってからだと、興奮して手当たり次第いじってしまう子や、新しい環境で話をうまく聞けなくなる恐れがあるからだ。

マウスの使い方ビデオがあるといいと思った。百聞は一見にしかず。