08年4月

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G-XTH プレストーリー3

 こんにちわ☆ くれはです。
 今回は、製品版+スタートパッチを踏まえたキャラメイクシーンを。
 G-XTH未プレイな方を配慮して、かなり説明くさくなってますがご了承ください。
 ちなみに、クーデレとは、普段はクールだがいざとなったらデレるタイプのことです。
 
 なんだかんだで意気投合した、銃器師団とくれは&イリア。
 これでとりあえず、パーティ1つ分の人数である6名が揃ったということで、細かいところを詰めていこうとする一行。
 ……だったのだが、おもむろにくれはが口を開いた。
「ところで、ジオ坊。いったい何なんじゃ、そのダッサイグラサンは?」
ジ「う……うぐっ……。こ、これには深い訳がありましてですね」
「この件については、触らないであげてくれませんかね。団長も心に深い傷を負っておいでですので」
 ハンカチを取り出し涙をぬぐい、大げさな身振りで京がジオを慰める。もちろん、からかい半分で。
ジ「いや、そこまで深刻はことではないんだが」
「ジオ坊だったら、こっちのグラサンのほうが似合うのではないか?」
 そういうと、くれははジオのタケノコグラサンを奪って投げ捨てると、代わりに不破刑事がつけていたようなかっこいいグラサンをあてがった。

これが本来あるべき姿

ジ「え……、あれ? こんなグラサン、初めからアバターにありましたっけ?」
 あるはずがない。あったのなら、とっくにこのグラサンを選んでいるし、周囲からタケノコ族などと呼ばれることもなかった。
「パッチじゃよ、パッチ! なんじゃ、スタートパッチの存在もおぬしらは知らんのか?」
「スタートパッチ……発売前に既にパッチが配布されていたとは、迂闊でした」
 どうやら、悲観ばかりしていて更新情報のほうは無頓着だったらしい。
 チームラの対応の速さを舐めてはいけないのだ。
ジ「うおおおお……! ねんがんのグラサンをてにいれたぞ!」
「そう、かんけいないね」
 からかい甲斐がなくなり、急に熱の冷めた京。
 いくら念願のグラサンでも、所詮はグラサン。グラサンでは、殺してでも奪い取るほどのものでもないわけで。
「ジオさが新しいグラサンにしたのなら、私もちょっと変えてみようかねぇ。さすがに眼帯し続けて1年間も生活したくないからね」
 早速ティスもぽちぽちとパッドを動かす。
「うん。これで少しはましになったかな」
 さすが、即断即決は彼女の売りのひとつだ。

眼帯が外れました

「むむむっ……! 団長がその形状のサングラスということは、わたしはこちらの眼鏡を選ぶべきでしょうか」
 そういうと、スノーはレンズが大きめの眼鏡に手を伸ばす。

……アレ、微妙?

「じゃあ、わしも空気を読んで顔を変えるかのう」
 どういう空気なのかはわからないが、くれはも顔を変更していく。

妙にマッチしてるけど、婆さんですから

「そしてイリアはセレクトボタンをぽちっt
「それはやめてー!」
 とっさにくれはに飛び掛り、パッドを奪い取るイリア。
 ちっ、という舌打ちがどこかで聞こえた。
 
 ということで、アバターを変更しました。ご了承ください(何
 ってか、アップデートあるごとに、これから顔が変わっていくんだろうか(汗

 
「さて、それではそろそろ性格設定を決めていこうじゃありませんか」
ジ「そうだね。性格によって、装備できないブラッドコードもあるわけだし、早めに決めておかないと、作戦立案に支障をきたす」
「性格設定ってのは、具体的にはどうやって決めるんだ?」
「まずは、善・中立・悪の3系統。どういう性格かは文字通り。この系統によって、制限の掛かるブラッドコードもいくつか存在するので結構重要なんだ。善では暗術士のフウマもカムイも選べない、とかね。また、善と悪はお互いにPTを組めなくなるわけじゃないが、やはり相性は悪い。性格はあとで変更することもできないことはないんだが、ちょっと面倒なんでね」
「なるほど。把握した」
「ついでにメインブラッドコードも決めてしまいましょう」
 京さん、解説ご苦労(何
「で、団長は中立がいい。善の人も悪の人もいるわけだから、リーダーは中庸を貫いていかないといけない」
ジ「ふむ。銃器師団はイタリアンマフィアがモデルとなっているから、悪にしたかったんだが」
「そこのイリアちゃんが涙目になりそうですよ?」
 というか、既に涙目のイリア。イリアの性格は善。くれはは当然悪。
 スノーもブラッドコードにフウマを選ぶなら悪しかないので、ジオまで悪になった場合、他の二人が中立であったとしても悪3vs善1で酷いことになることは明白だからだ。
ジ「うぅ……そんな目で見ないでくれ。わかった、中立にしよう。中立なら蒼狼も白鹿も選べるしね」
「あぅ〜。すみません〜;」
(甘いですねぇ。こういうシーンで悪を選べなかった時点で、あなたは中立なんですよ、団長)
 ジオには感づかれないように、京はクスクスと笑いを浮かべる。
 ジオ【性格:中立 メインBC:蒼狼】
 ティス【性格:中立 メインBC:白鹿】
 スノー【性格:悪 メインBC:フウマ】
 京【性格:中立 メインBC:昇竜】
 くれは【性格:悪 メインBC:ヨシュア】
 イリア【性格:善 メインBC:エンジェル】
 
「よし、これで決まったね。前衛に戦術士が一人もいないことがちょっと心配だが、まあ、各々カバーしていけばいいさ」
 魔術師が一人もいないことには誰も突っ込まない。いや、むしろ京を除く全員が諦めている。京さえこだわりを捨てて魔術師を選んでいれば、非常にバランスのよいパーティになるのだが。
 
「ラストに性格の詳細を決めてしまおう」
「性格の詳細?」
「自分の性格を8文字以内で表してみてください。戦闘中に『○○(性格詳細)な攻撃が命中!』とメッセージが表示されるので、結構重要なんですよ」
「ふむ……これはまた難儀な。私はどのような詳細にするべきでしょうか……」
 全員一斉に押し黙る。自分の性格を冷静に分析したことなど経験ないわけで。
(冷静沈着というのは……いや、これは団長にこそふさわしい性格。私が選ぶわけにはいきませんね)
「わしは当然『天上天下唯我独尊』じゃ。うむ。ちょうど8文字で完璧じゃ」
「あはははは! まさしくそんな感じですね。早速採用しちゃいましょう」
 くれは1抜け。自分がそういう性格だと理解しているなら、少しは自重しろよと。
ジ「グラサンも手に入ったし、ようやく落ち着いたので『冷静沈着』で。リーダーらしいほうがみんなも安心だろう」
「OKです。面白みには欠けますがね。ジオさんも確定っと」
ジ「さっきから一言多いんだよ、参謀」
(疾風迅雷、電光石火……ううむ、既にこれは性格ではありませんね……)
 
「割とネタっぽいのでもいいですよ。私とかは『ルパンダイブ炸裂』にしようかと」
「炸裂させる気は微塵もないわけだがな」
(ネタっぽいものでもいいのか。ネタっぽいもの、ネタっぽいもの……)
「なぁ、スノ」
(ネタっぽいもの、ネタっぽいもの……。『眼鏡が本体』とか『脱いだらすごい』とか?)
「……おい、スノ?」
(ネタっぽい…)「あ、ああ、はい。何でしょう副長」
「スノから見て、わたしの性格を一言で表してみてくれないか。下手に奇を衒うより、スノに決めてもらったほうが面白そうだ」
「私が決めるんですか。え、ええっと……ク…クーデレ?」
『クーデレ』? なんだそれは?」
「はい決定〜! さすがスノーさん。なかなか的を射てますね、クーデレとは!」
「いや、意味が解からんのだが。クーデレって何だ?」
「ティスさんが知る必要はないですよ。うん。クーデレいいよねぇ」
「ちょっと待て、勝手に決めるんじゃない!」
(クーデレ萌え……いや、もっとストレートにティスラヴとか……待て待て待て。さすがにこれは恥ずかしいぞ)
 
「イリアはトロいのう……まだ決まらんのか」
「先輩が即決過ぎるんですよぉ〜」
「もうアレじゃ。わしが決めてやろう。『遺伝子組み換えでない』とかにしてしまえ」
「全然性格じゃないし! どこのジャガイモですかあたしは! そもそも文字数制限に引っかかりますよぉ」
「それじゃあ、『カシミア100%』にしてしまえ」
「この手触りが何とも……って、ちがうー!」
「『天然100%』とかは?」
「養殖モノのイリアとかそもそもいませんよ!」
「あーもー、うっさいのう! おぬしなぞ『いちご100%』にしてしまえ!」
「それって、あたしが今はいてるぱんつの柄…………って、何で先輩知ってるんですかぁー!!!」
「そりゃ、アバター弄れば下着も見えるからのう〜」
「ぎにゃああああー!!!」
(楽しそうだなぁ……)
 
(ぶつぶつ……素早さに定評のある……これでは8文字以上か……ぶつぶつ……)
「スノーさん、決まりました?」
(ぶつぶつ……副長に踏まれたい……それは願望か……ぶつぶつ……)
ジ「ダメだ。完全に自分の世界に入り込んでしまっている」
「一度入り込むと、しばらく帰ってこないからねぇ。ってか、今凄いこといわなかったか?」
「まあ、彼にふさわしい性格は既に決めてありますし」
ジ「ほう? どんなのだ?」
『優柔不断』
ジ・「なる」

つづく

世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月30日 九連内くれは

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G-XTH プレストーリー2

 こんにちわ☆ くれはです。
 ということで、プレストーリーその2です。
 生暖かい目でご鑑賞くださいませませ。
 内輪ネタとかネトゲネタとか満載なので、解からない人にはつまらないかもしれない……。
 いよいよ、発売は明日。既にフラゲした方も結構いるみたいで、某掲示板のG-XTHスレはえらい盛況ですね。
 こんなに反響あるとは誰が予想しただろうか。
 
 銃器師団の部室。
 G-XTH発売に先立ち、目下作戦会議中なのである。
 銃器師団は、その名の通り銃使いたちが集まったギルド……じゃなかった、部活……なので、戦士の素養のある者は多いのだが、それ以外ははっきりいって疎い。
 銃器師団だけでPTを組んだりすれば、呪文も探索もおろそかな脳筋軍団の出来上がりである。
 どこぞのD鯖の赤い国じゃあるまいし。
 無論、自前である程度は何とかする算段は立ててある。最悪の場合、京に魔術師を兼任させ、聖職者の経験もあるヴァイスをたたき起こせば聖術士も確保できる。侍の攻撃魔法やマッスルの回復魔法にいかほどの期待が寄せられるかは未知数なので、本っ当に最悪の場合ではあるが、一応は何とかならないでもないのだ。
 しかし。
 問題は探索専門の要員が全くいないということ。
 ジオには学者の経験が(17歳という設定なのになぜか)あるので、ジオ自らが探索要員になればいいのかもしれないが、そうすると今度は前衛が手薄になる。
 そもそも、主人公が盗賊相当の職とかダメじゃね?
 探索を専門に行える人員が欲しいのだ。
 しかし、探索要員、すなわち学術士の素養を持つものは非常に少ない。
 なぜかといえば、それは彼ら用の装備品をよく見てみれば自ずと解かることだろう。

シャキーン!

ズギャッ!

 何この戦隊モノ(;´Д`)
 特に下のやつ。「マシンウィング」、すなわち「機械の羽根」って名前なんだが、どう見てもただの鉄の塊です。本当にありがとうございました。
 高校生にもなって、この装備はさすがに恥ずかしい。
 っていうか、こんな装備考えた奴誰だよ、本当に。

 というわけで、学術士を探しているのだが一向にいい便りは届かない。
 そりゃそうだ。学術士を探しています=変態装備に偏見のない人を探しています、なのだから、そんな人間そうそういるわけがない。
京「どうするんです、団長? 学術士無しでのダンジョン探索は無謀です。まさか団長自らが学術士になるおつもりじゃぁないですよね?」
 ニヤニヤしながらせっついてくる京。
ス「今回、暗術士(=忍者)には探索能力がないようです。わたしではお力になれず、申し訳ない」
 表情を変えずにさりげなく追い詰めてくるスノー。
テ「まあ、良かったんじゃないか? この電脳マスクなら、グラサンも隠れて見えなくなるし」
 珍しく人の悪い笑みをこぼしつつ揺さぶってくるティス。
ジ「やーめーてーくーれーーー!」
 涙目のジオ。
京「学術士の条件は、モーセが知性10と運9、ヨシュアが知性9と運10だそうです。スタンダードタイプの団長なら、ボーナスポイント3で学術士への道が開けることになります」
ジ「いーやーだーー!!」
京「ですが、どうするんですか本当に。残念ながら、このメンツで最も学術士に向いているのは団長なんですよ」
 大嘘をつく京。インテリタイプの彼は、ボーナスポイントを一切振らなくてもモーセの条件を満たしているし、エレガントタイプのティスもジオより適正が高い。……が、焦っているジオは気付かない。
ジ「うぅっ……し、しかたがない。このコネを使うのは正直気乗りしないんだが……」
*「ちょっとせんぱーい! アバターで遊ばないでくださいよぉ」
*「アバタータノシ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!」
 日輪学園本棟の電算室で、なにやらにぎやかな声が聞こえてくる。
 電算室は、電脳部、通称「ゼーレ」の部室兼活動拠点。
 ここの部長にジオはスカウトを試みることにしたのだ。
*「ほれほれ、セレクトボタンを押すとランダムに顔を変えられるのじゃ。gdgd言っておるとお主の顔も目と目を離れさせてやるぞ?」
*「ひぇぇぇ! やめてください〜!」
 ドタバタと派手な音が響く。電算室でそんなことやってると、コードに足を引っ掛けたりコンセントにキムチが詰まったりしてサーバーがダウンするというのに。
ジ「あー、くれはさん。いるよね?」
 ノックもせずにドアを開けるジオ。
 彼女らの漫才に最後まで付き合っていたら、夜中まで掛かると判断したのだろう。
く「ほれほれ、セレクトぽちっとな」
*「ぎにゃああああー!!!」
 そこにいるのは、くれはと呼ばれたロリババァ口調の女子一名と、彼女の毒牙に掛かった後輩と思しき女子が一名。

ワッセロイ登場

ぎにゃああああー!!!

く「おお、ジオ坊ではないか! こんなところに来るとは珍しいのぉ」
 あまり見ない客を見て、ぱっと顔を明るくするピンク髪のゼーレ会長。
 それにしても、銃器師団団長を坊や呼ばわりである。これだからここに来るのは嫌だったのだが、背に腹は代えられない。
ジ「また酷い遊びしてますね……」
 かろうじて突っ込みを一言入れるしかできないほどの絶句。心の底から笑いつつ、くれはと呼ばれた女子は後輩と思しき女子を追い掛け回してセレクトボタンをぽちぽちと連打している。
く「なに、いつものスキンシップじゃよスキンシップ。のう、イリア?」
イ「全然スキンシップじゃないですよぉ〜。こんなこと毎日やられたら、顔がゆがんじゃいますよぉ〜;」
く「言い訳をするでない! もしものことがあったら、わしの大魔法『とくれせんたぼーび』で直してやるからのう」
イ「やっぱりセレクトボタン押すつもりじゃないですかー!」
 ジオそっちのけで漫才を始めそうだったので、何とか割って入ろうとする銃器師団団長。
ジ「くれはさん。折り入って話があるんですが……」
く「なんじゃ? 今取り込み中じゃから後にしてもらいたんじゃが」
イ「ぜんぜんとりこんでないですー! 助けてくださいタケノコさーん!」
 タケノコ発言に反応して、ジオの青筋がピクリと動いたが、ここで退いても電脳マスクをかぶるのが自分になるだけなので、何とか踏みとどまる。
ジ「まずはこの電脳マスクを見てくれ。こいつをどう思う?」
 と、先ほどの戦隊モノの写真をくれはに突きつける。彼女なら食いつく。絶対に食いつく。食いつかないはずがない。
く「すごく……かっこいいです……」
 ほら食いついた!
 イリアを追いかけていた足がぴたりと止まる。くれはの目は好奇心で爛々と輝いている。
ジ「それじゃあ、このバックパックなんてどうだろう?」
く「うおおおお……! 欲しい! めっさ欲しい!!」
 くれはの毒牙から開放されたイリアは、アバターを元の姿に戻そうと必死にパッドを操作している。
ジ「これらの装備は、学術士……すなわちモーセとヨシュアというブラッドコードを手にいれないと身につけることができないんだ」
 だんだん誘拐犯の手口になっていると、ジオは気付いているだろうか。
く「欲しいー! モーセとヨシュア欲しいー!! どこで貰えるんじゃ、そのブラッドなんたらは!?」
 そして見事に釣られるくれは。小学生かお前は。
ジ「銃器師団の部室に来てくだされば、詳しいことを教えますよ。早速行きますか?」
イ「ひぃ……ひぃ……。よ、ようやく元の顔に戻った……;」

ということで本来のイリア

く「うむ、行くぞ。今すぐ行くぞ。ほれイリア、何しておるか。さっさとついてこんか!」
 イリアの腕を無理やり引っ張って引きずって行こうとするロリババァ。
イ「え……え……? な、なんであたしまでー!? っていうか、そんなロボ超人みたいなの装備したくないですー!」
 このとき、学術士要員を二人もゲットした喜びで、ジオが小さくガッツポーズしたのは言うまでもない。

つづく

世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月29日 九連内くれは

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6周年

 こんにちわ☆ くれはです。
 
 はい、というわけで6周年です。
 去年みたいにいろいろ長々と書くつもりはありませんのでとりあえず一言。
 6年間ありがとうございました。コンゴトモヨロシク。
 で、G-XTH日記のほうですが、とりあえず登場キャラクターの解説でも乗っけてみます。
 こういう設定とか好きなので。
 設定してそれっきりのパターンが多いですけどね。
 G-XTH日記は、ゲーム中で拾ってきたネタを、コメディ風味で書けたらなぁと画策しております。
 通常の日記とは別枠で作成するかは検討中。
 どっちにしろ、プレイ中は他のゲームの話題はあまりなくなるわけで、わざわざ分ける必要あるのかなー、とも。
 とりあえず昨日登場させたのは4人ですが、最終的には12人(2PT)程度揃える予定ですー。

世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月28日 九連内くれは

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G-XTH プレストーリー1

 こんにちわ☆ くれはです。
 このお話はG-XTHで作成予定のキャラを、体験版で動かしてみました〜という小説風味のコメディです。
 コメディなんて始めて書いたよ。
 途中まで公開してそれっきりの小説「理想主義者の楽園伝説R」と、途中まで作成してそれっきりのSRCシナリオ「ラグナロクオフラインタクティクス」で登場した&登場予定だったキャラクターを動かしてみようかと。
//ご本人様方から何か言われるかもしれませんが。何かご意見等ありましたらご遠慮なく。
 まずは4名のキャラ作成まで。
 お話の中身は非常にイタイので、その辺耐性がある方のみどうぞ。
 
 東京都日輪区にある「共立日輪学園(きょうりつひのわがくえん)」。
 初等から大学までを一貫して抱えるマンモス校だ。
 その高等部には、ひときわ目立った部活がある。
 射撃部、通称「銃器師団」
 射撃部といっても、大会に出たりとか射撃の練習とかしてるわけでもなく、そもそも活動しているのかどうかすら怪しいのだが、一癖も二癖もある人間が集まるといわれ、あるものは恐怖の対象として恐れ、またあるものは関わり合いにならないように避けて通る。
 実態は謎に包まれているのだ。
 謎に包まれた部活なんておかしくね?とか部費はどこから出てるんだよ?、とか言われてもわたしは知らん(ぇー
 その銃器師団を束ねる一人の青年……いや、今回は17歳だから少年か……は、射撃部部室で、ひとりため息をついていた。
*「いやー、まさかねー。アバターがこんなだとは予想してなかったからねー」
 オールバックにサングラス、トレンチコートにコンバットマグナム。本来ならそんな格好のはずの彼の名はジオ・サイド。
 このゲームのシステムを知らない人間には全く訳の解からない事をぶつくさと呟いている。
ジ「もうちょっと、ほら、↓の日記の不破刑事みたいなグラサンの一つや二つ用意しておいても良かったんじゃないかな、桜子さん……」
 桜子さん(キャラデザ担当の人)とか言われても……なぁ?
 とはいえ、こんな部室内で腐っていても始まらない。備え付けの部室の端末から、おもむろにG-XTHの公式ページを開き、ご意見ご要望フォームに書き込む。「かっこいいグラサンを追加してください」と。
*「ジオさ、いるかい?」
 ノックの音に女性の声が聞こえたと思えば、同時にドアが開いた。
ジ「あー、いるよ」
 かっこいいグラサンをご意見ご要望フォームに書き込んだジオが返答する。
 女性の声の主は、ティス・ロゥ。彼女が射撃部副部長、すなわち銃器師団副長だ。1年生が副部長の部活とか大丈夫か銃器師団。
 ジオは顔を上げると、途端に何かを納得したような表情をする。
ジ「……ですよねーw」
テ「ですよねーwじゃないよ、まったく。眼帯でもしなきゃ見れたものじゃない」

本当にてこずったティスさん近影

 やはり、ティスもアバターでてこずったらしい。
 つーか、女性のパーツは目と目が離れすぎてて、アクセサリなしで使えるものが少ないわけで、この辺はやっぱりご意見ご要望フォームである(何
ジ「青のロングヘアーということは、りそらくヴァージョンじゃなくROTヴァージョンですか。ウチのサイトに入り浸ってる人間以外置いてけぼりのアバターですな」
テ「うるさいよタケノコ族」
 ティスはそう言うと、一枚の写真をこちらのカメラのほうへ向ける。
ジ「ちょっ、顔グラ公開しないで! それだけはやめ……アッー!」
テ「私の顔グラを許可なく公開したんだ。これでおあいこだろ?」

タケノコ族近影

ジ「タ……タケノコ族とか、それは酷い。でも、でも言い返せない……ビクンビクン」

*「失礼します」
 神経質そうな声。声聞いただけで解かっちゃうその人の名前はスノー・ウッド。
 少々生真面目で堅苦しいが、ジオやティスが信頼を寄せる凄腕の戦士である。
ス「団長、登録のほうは無事に済ませてきましt…ブフォッ!?」
 突然吹きだすスノー。無理もない。目の前にいるのはタケノコ族と眼帯少女なんだから。

簡単に決まったスノーさん

 実にまとまった、普通のアバター。
 散々苦労したジオとティスは、嫉妬に似た感情でまじまじとスノーを見やる。
ジ「一人だけ涼しげな顔しやがって……眼鏡=スノーですかコノヤロウ」
ス「ああ……確かに、サングラスは1種類しかありませんでしたね。残念でしたね、団長」
 なんとなく優越感に浸っているスノー。まあ、黒髪で眼鏡さえあれば概ねスノーになるんだからしょうがないと言えばしょうがない。
テ「忍者の時点で弄られ役はスノだと予想してたんだけどねぇ。これだけオーソドックスな顔だと突っ込みどころがないじゃないか」
ス「端から弄る気満々だったんですか、あなた方は……」
ジ「だってスノだし」
テ「スノだしな」
ス「あれ、何この酷い言われよう」

*「ティスちゃんにルパンダーイブフォッ!?」
 酷く明るい、そんでもって下品な声。
 なお、今回のブフォッ!?は、タケノコ族と眼帯少女を見たからではなく、ティスのスピニングバックナックルが彼の鼻っ柱にクリティカルヒットしたためである。
 鼻血で綺麗な放物線を描きながら右斜め上に錐もみ状態で吹っ飛んでいく男。だが、諦めの悪い男は身軽に着地して、再度ティスに向かっていく。
*「痛い、痛いよ! 愛が痛いよっ! 愛ガペラッボフッ!」
 ……まあ、3対1ならこうなるわな。
 割って入ったスノーがミドルキック、よろけたところにジオがトドメのウェスタンラリアット。
 ラリアットは魔女にも変態にも有効らしい。
 紹介が遅れたが、この女好きの名前は京。こんな見境のない性格だが、銃器師団が誇るブレインである。

インテリ侍見参

 やはり、京も比較的オーソドックスなアバター。
 わずかに耳を尖らせているあたり、さりげない。
ジ「あー、肌の色も変えられるんだったね」
ス「参謀、仮にも武術士なのに、色白はないでしょう……」
京「いやだなぁ、スノーさん。日焼け止めくらい最低限の対策ですよ。それはそうと、髪型もなかなかでしたね。長髪が多くて選り取りみどりでしたよ……あはははh」
ジ「逆を言えば短髪が少なかったわけだがね」
 自分が求めていた髪形がなく、妥協した残念なジオは苦々しく反論する。
 それに対して、京はへらへらと笑うのみ。
テ「しかし、初期HP13とか低すぎないか? 武術士なんだから前衛で耐えられるのか?」
京「大丈夫大丈夫。サブで魔術師も上げるから、攻撃魔法は任せてくれていいよ」
ジ・ス・テ「ダメだこのインテリ侍、早く何とかしないと……」

ジ「で……今回参加する銃器師団メンバーってこの4人だけ??」
テ「らしいね」
ジ「ヴァイスさは?」
ス「拳術士が実装されたら起こしてくれ、だそうです」
ジ「起こしてくれって……風来坊大尉は?」
京「お留守番だね」
ジ「レイアムさんはどうだ」
テ「これ以上インテリ侍は要らないよ」
ジ「身も蓋もない事言わないでくれ……。すると、老師やTOMOちゃんも」
テ「今回は不参加らしいね」
ジ「oi
  みう
  ミス
  おい。このゲーム、6人で1PTの編成なんだが」
ス「4人PTでも、別にゲームは進められますよね?」
ジ「それはいくらなんでも非効率すぎる。どうするべきかね」
京「日輪学園には他の部活もあるでしょう。別に銃器師団だけでメンバーを固める必要はないのでは? というか、銃器師団ばかりのメンバーでは術士系が明らかに不足します」
テ「あまり気は乗らないがね。ちょくちょく知り合いに声をかけてみることにするよ」
 いやほんと、大丈夫か銃器師団。
 っていうか、がんばれ銃器師団!

つづく

世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月27日 九連内くれは

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体験版についてとりあえずひとこと

 こんにちわ☆ くれはです。
 わたしが真っ先に言いたいのはこれ!

動作確認版のふわさん(before)

↓これが↓

体験版の不破刑事(After)

 彼にいったい何がΣ(´Д`;)
 
 G-XTH、とりあえず予約してきましたよ(>ω<)ノ
 懸念していたパッドの不具合も直ってますし、攻撃のエフェクトや効果音なども追加され、ふわさんも別人になっちゃったし、公式が過負荷でダウンしちゃったりもして、ごく一部で熱狂的な盛り上がりを見せておりますね。
 ええ。ごく一部でしょうけれどもね!
 てか、公式サイト、ロリポップのレンタルだったのか(´・ω・)
 
 体験版をプレイして、不満がないわけじゃないんですよ。
 アバター微妙すぎだとか(奇を衒ったパーツが多すぎるのと、全体的にかわいくないのと)、各職のマスターLv15って低すぎないか?とか、なんかボリュームが心配になってきたりとか、こういうシステム採用してバランスは3学期までしっかり取れるのかとか。
 そもそも体験版ではLv上げられないとか。
 まあ、アバターとかはパッチや2学期以降に期待できますけれども。
 でも買うさ。チームラへのご祝儀感覚な部分はないとは言えないけれども。
 細かいネタやジョークを探そうとすると結構あるし、突っ込みどころ満載な世界観や裏設定とか面白いしね。
 久々に年単位でやりこみ可能そうなRPGだし。
 相変わらず動作が軽快なのがいい。実にいい。

世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月23日 九連内くれは

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体験版公開日決定!

 こんにちわ☆ くれはです。
 しばらく休止していたせいで、リンクとかその他諸々のページのデータが随分と古い物になってますね。
 自分のサイトをめぐってみて、ようやく気付きました(こら
 近いうちにザックリと整理してみようかと想ってます。
 
 さてさて。
 遂にG-XTHの体験版公開日&予約開始日が決定だそうで。
 21日ですか。
 日曜の20日にしてくれれば、丸一日潰してがっつり体験してみるのに(´・ω・)
 ファンディスクも5月に発売されるそうで、こちらも期待しておこうかと。
 でも、パワーアップキット臭い商法なので、これっきりにしてもらいたいところですがね。
 まあ、チームラの台所事情をかんがみるに、時間的に入れられなかったけど、それでも何とかねじ込みたいデータとかはあったでしょうし(でも、そういうのは追加パッチにして配布してもらいたいところなんですけどね)
 
 んで、FEZ。
 毎月、8日・18日・28日は歩兵訓練が開催される日なのですが、わたしもちょろっと参加してきました。
 下のがそうです。
 目標戦があったので、反省会とかはそこそこでしたけれども。
 画質をちょっと上げてみたけど、前回とあんまり変わってませんね(==;
 20分以上ある動画なので、全部落とすには時間かかるかもしれませんので注意。
 まあ、いかにわたしがnoobかがよくわかりますな(ぁ
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世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月19日 九連内くれは

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最近のDネツ

 こんにちわ☆ くれはです。
 
 G-XTHはネタがないというか、新情報がないので、FEZのお話でも。
 我らがDネツの特徴といえば、なんといっても目標戦への意識の高さでしょうか。
 FEZでは、各国の国王によって8時間ごとに占領すべきマップが指定されるのですが、そこを時間内までに確保することを目標戦と呼んでいます。
 20回中12回の成功で、「オフィシャルショップ」という通常より性能のいい装備を売る店が開店するという特典があるのですが、それ以外にも国のメンツ的なものが掛かっているため、ネツに限らずどの国でも最低12回までは本気メンバーで取りに来ます。
 Dネツは12回成功では飽き足らず、常に毎回パーフェクトを狙っていくのが国のカラーとして定着してるんですが、まあ、なかなかパーフェクトってのは難しいもので、特に平日午前中などは人数が集まらずに失敗することも時々あります。
 前節は久しぶりにパーフェクト達成。
 しかも、なかなか難しい遠方のマップを指定されたり、ホルとゴールデンタイムに目標がかぶったりと、熱い目標戦が多かったんですが、何とか達成。
 目標の調子がよければ、国全体の士気も上がるように感じます。というか、実際に上がってます。
 今日などは、目標マップに入室限界の50人のネツ民が座り込むという、気合の入れっぷり。
 そしてそのまま他国の人が誰も寄り付かずに(寄り付けずに)、目標成功確定時間を過ぎちゃったというのもネツクォリティ。
 まあ、イベントも経験値アップもアップデートも今週はないので、暇な方が多いだけだったのかもしれませんけどね(ぁ
 
 あと、Dネツの人は、一部にすごくノリの良い方がいまして。
 なんか祭りと称して、酷くgdgdなイベントを開催したりとか。
 一部始終がこちら↓
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 あー、はい。
 端から観てるとさっぱり意味不明ですかそうですか。
 この動画だとちょっと見づらいですが、♂ヲリのゴールド装備は光沢がすごいのと、全身黄金色な関係ですごく目立つんですよね。
 そんなゴールドセイントが5人も6人も集まって練り歩いてみたってお話。
 うん。ただそれだけ。
 こういう恥ずかしいことを平気でやってのける人たちは素晴らしいと想います。
 そんなこんなで、まだまだFEZに飽きることはなさそうです。
 目標戦をあーだこーだいいながら確保に向かう時って楽しいですしね。

世界中の人々があとほんの少しだけ幸せになれますように 4月6日 九連内くれは

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