「Road To Nowhere」

 

 

これ実は遊佐未森さんのアルバム「エコー」に収録されてる曲名なんだけどね。

でさ、いきなりだけどこれってどういう意味だろうね?

俺ね、あまり英語って得意じゃないから素直に「何処にも行かない道」って意味かな

って思ったんだ。

すると今度は「何処にも行かない道」の意味が分からない。

ちゃんと歌詞載ってるんだけど、全部英語。

辞書引きながらだったら訳せたかも知れないけど、そこまで根性入れる気にも

なれなかったんでやっぱり意味不明。

だからね、結局難しいこと考えずに聴くことにした。

凄く綺麗なメロディーラインで。

歌詞は意味不明だったけど、何回も何回も。

で、そのうちこう思った。

ひょっとしたら「何処にも行かない道」って「何処にでも行ける道」って事じゃないかって。

そう思った。

聞き取れた歌詞に

「Road to Nowhere is long long way to go」

っていうのがあったからかも知れないけどね。

まぁ聞き取るも何も一番最初の部分なんだけどさ。

でね、この曲聴いてて改めて思ったんだけど、行って行けない場所って無いよね。

そりゃまぁ外国なんかだと危険で行けない所とかはあるけどさ。

家の前から延びてる道は何処にでも繋がってる。

ここで北海道や、九州。

あるいは外国なんかは道を走ってるだけじゃ行けねーよとか言わないようにね。

そういう事じゃないから。

要するにね、

「行こうと思わなければ何処にも行けない。でも行こうと思えば何処にでも行ける」

って事。

ちょっと具体的に言おうか。

北海道に行った時、一日で新潟まで行った事がある。

それまでだって北海道に行ってた癖して、新潟ってものすごく遠い所だと思ってた。

や、だってさ。

日本海にあるんだよ?

今住んでる静岡は太平洋側なわけで。

つまりは日本を横断するってこと。

遠いよなぁ。

でも行けた。

しかも一日で。

そして道は途切れることなく繋がっていた。

「なんだよ、行けるじゃん。つか近いじゃん、新潟って」

そう思った。

そしてこれって新潟だけの事じゃないよね。

どんな場所にだって道は繋がっている。

途中フェリーや飛行機を使ったとしても。

行きたい場所へ道は繋がっている。

そう考えると普段見慣れた家の前の道が、なんだかワクワクさせるものに感じる。

だってさ。

「行きたい場所へ行ける」んだよ?

写真やテレビでしか見た事のない場所へ。

実際にその場に立つ事ができるんだよ?

でも、最初の一歩を踏み出さないと何処にも行けない。

そして踏み出せばいつかは必ずたどり着ける。

そういう事。

うん、あったりまえの事だーね。

でも当たり前だけどこの認識は結構でかいと思うんだな。

 

そして「eZ a go go!!」へ続く。

 

戻る  トップに戻る