「俺には何もない…
 勝つ為に必要なものは何一つもっていない…
 闘うだけの「力」も
 耐える為の「体」も
 物を見る「目」も
 −−自分の「命」すらも…

 でもな…それでも立っていられる
 大切なものの「盾」になれる−−

 
たとえ死にたえたこの体でもその為に立ちあがれるんだよ…
 
仲間が信じてくれるのならば
 クルダの傭兵に不可能はない!!!」

 

 

何気なく立ち読みした今は無き(T_T)「コミックガンマ」

それに連載されていたのがこの「SHADOW SKILL」でした。

「なんだか(構図的に)読みにくい漫画だなぁ」とか思いながらも、なんか惹かれるものがあって

読んでいたら、上記の台詞が出てきたんです。

一目惚れでしたね(笑)

登場人物同士の相関関係や名前。

それ以前にタイトルすら今まで聞いたこともなかった漫画なのに、一発で気に入って翌日から知ってる

限りの本屋を巡り歩きましたよ(笑)

で、何日かかかってようやく全部集めて(なかなか見つからなかったの(T_T))読んだんですが。

大当たりでした(笑)

やっぱり構図的に読みにくかったんですが、慣れれば気にならないし絵的にも好きでしたしね。

そして、ビシバシカッコイイシーンが出てくるんですわ、これが。

いくつも気に入った台詞があるんですが、絵と一緒でないとわかりにくいと思うんであと一個だけ。

 

「ばッ馬鹿かっ!一人でどうしようっていうんだい!!
 相手は千人だよ。
 物事知らないのも限度があるよ!」
「……物を知らないのはお前のほうだ。
 お前は…クルダの傭兵の、いや修錬闘士(セヴァール)の
真の『恐怖』を知らない。


父や母や兄弟の…そして仲間の為に戦う時…

我らの力は一騎当千!!!」

 

このあと主人公は本当に千人あいてに倒れても倒れても闘いぬき、ついには勝利します。

……ファンタジー系の漫画なんだからリアリティの追求は止めましょうね?(笑)

自身のためで無く仲間のために戦う時、凄い力を発揮する。

そういうのってかっこいいと思いませんか?

いや、自分のために戦う人も好きなんですが(^^;;

 

参考資料   竹書房と講談社   掲載紙 コミックガンマ 現在の掲載紙は未調査

         五巻まで刊行(2000/04/24現在)

         岡田 芽武 作

 

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