勝海観勝会会報


 勝海観勝会は、観世流能楽師・勝海登氏と氏に師事する謡曲・仕舞いの愛好家の集まりである。
 勝海登氏は、観世会定期能ほか、各地の舞台に出勤すると共に、東京、埼玉、浜松などに稽古場を持ち、能楽の振興に努めておられる。毎年夏に行われる浜松城薪能は、氏のプロデュースになるものである。
 会報は、年一回発行、平成十三年一月で十四号を数える。表紙の絵は、勝海登氏の父君故勝海清氏の作品。
 会報は、勝海登氏、及び会員の活躍を伝えるものではあるが、能楽が、現代日本にどのような形で生き続けているかを示して、興味深い。


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