■鋼のハの字はハンダのハ■   ここは鋼の守護聖・ゼフェルをこよなく愛しすぎている雁えりかの、その心のうちを吐露するコーナーでございます。 尚、このコーナーは鋼らしく、サビっぽい色で構成しております(笑)     ★なれそめ★ ゼフェルと出会ったのは、もうまったくの偶然でございました。ペルソナやハッカーズのページを御覧になっていらした 方には「またか」と思われますでしょうが、そう、4コマのお仕事で(笑)…それまではタイトルと、どうも女の子が二人 出てきて女王の座を争うこと、そしてそれを何らかの形でサポートする美形がうじゃうじゃいるらしきゲーム、程度の 知識しかなかったのでございますよ。そんなワタシが運命を決定づけられたのが「アンジェリークSpecial2」でした。   パッケージを見た時、主役らしき女の子の髪の色が金色でないことに疑問を抱いたりしておりましたが、すぐにそれは 「2」の主役、いわゆる「茶アン」である事が判明。知識の中の金髪アンジェは、とっとと女王の座にふんぞり返っている ではありませんか。だがしかし、アンジェジロウトの私にもハッキリと見覚えのある金ズルズルと黒ズルズル(無論、 ジュリアスとクラヴィスでした)それに、あの女の子のように可愛い子も見た覚えがある。彼らはどうやらそのまま出て くるらしい。よかったよかった、これで守護聖とやらも総入れ換え制となっては、全くの知識ゼロから始めねばいけない 所だった…と、胸を撫で下ろしたのもつかの間。出てくるわ出てくるわ新しいのが。ここらでだいぶん、パニクった ものでした。どうも今回から、教官やら協力者というのも出演するらしい、と、その時初めて知ったのでございます。   え? ゼフェルが出てこない? まあもうしばらくお待ち下さい。   (副音声1)  「アンジェリークSpecial2」…スーファミ、プレステで出た「アンジェリーク」及び「アンジェリークSpecial」の続編。 「茶アン」…今度のアンジェリークは茶髪のため、こう呼ばれる。ちなみに金髪アンジェは「金アン」。ふうれんさんのツボ。 アンジェジロウト…アンジェの素人。変な呼び方をするんじゃない。 「金ズルズルと黒ズルズル」…天下の光様と闇様に対して、なんていう事を言うのだ。金ズル闇ズルなどと略すのももってのほか。 「出てくるわ出てくるわ」…まったくもって、ビックリした。結局総勢15人。全部落とせるときた。全員落としましたが。     ★最初は敵同士★ さて、そんなこんなで始めた「アンジェリークSpecial2」でしたが、まず困ったことに、前作をプレイしていないもの ですから、まったく知識がない。アンジロウトにとって取扱説明書だけでは、わかりにくい部分もままあったのです。 しかも、最初のレイチェルとの会話の内容如何でアンジェの性格やゲームの難易度が変わるなど、わかろうはずもない。 ウカウカと始めた私、挑戦的なレイチェルの問いかけには思いきり地を出して答えてしまい、当然と言えば当然の事な がらアンジェリーク初プレイにしていきなり「ハードモードの勝ち気ちゃん」となってしまったのでありました(笑) しかし、自らの選択がのっけから墓穴を掘ったことなどつゆ知らず、勝ち気アンジェの女王試験はつつがなく幕を開け、 育成の仕方もよくわからぬまま宇宙が誕生した時には、まんまとハードモードのレイチェルにハートを一個ゲットされて しまっておりました(^.^;)ううむ、なんという難ゲー。自分がそう仕向けた事実になぞ、気付くはずもございません。   あ? まだゼフェルが出てこない? だからもうちょっと待ってくれというのに。   ところで、私の第一回目プレイのアンジェの名前は「ルーファス」。このサイトをすみずみ御覧の方には馴染みの名前 ですね。そうなると育成物の名前は無論「ハル」。守護星座と血液型は、私と同じ射手座のA型。これはいつもです。   だがしかし、これがいけなかった。 宇宙ができた途端、予想はしていた事でしたが、レイチェルの惑星がみるみるうちに散りばめられ始めたのです。が。 問題はそれがどいつもこいつも「ブルーグレーにストライプの星」。そう、つまり鋼の惑星。鋼の軍団。何するものぞ。   なんと、ゼフェルはまんまとレイチェル側についているではありませんか。   しかも大変な寵愛ぶりで、この星がもう、おもしろいように宇宙にボコボコ増える。ボコボコ増える。ボコボコ増える。 あとでわかったことでしたが、私の守護星座と血液型だと、ゼフェルとの相性はビリから二番の「29」。それに対して レイチェルと彼との相性は、悔しいので忘れましたが確か100に近かった。この勝負ははなから仕組まれていたのです。   結局、鋼色の惑星は宇宙をまんべんなく満たし、レイチェルの女王就任はあっっっっさりと決まり、 「アンジェをぜひ補佐官に」という善意の申し出を蹴って家に帰る、というのが記念すべき第一回のエンディング。 カッコ良すぎるぜ、お嬢ちゃん……。   (副音声2)  「アンジロウト」…だから略すんじゃない。 「ハードモードの勝ち気ちゃん」…今回は他に「温和ちゃん」「元気ちゃん」というのがいた。守護聖のアンジェに対する好みや、 部屋の内装も変わってくる。凝ってるなあ。 「ルーファス「ハル」…言わずと知れた、壬生さんの小説の二人。この名前をゲームキャラにつけること多し。ちなみにその後の プレイでは性格ごとに名を変え、元気ちゃん→ライディース、温和ちゃん→ソルトレイクと付けた。 「ブルーグレーにストライプの星」…これで満たされてしまった宇宙は、シンプルでなんだか機能的に見えた。 「鋼の軍団」…大昔、「猿の軍団」というテレビ番組が。 「ビリから二番」…ちなみにビリはルヴァの23。師弟そろって私を毛嫌いしていた。逆に好かれていたのはジュリアス、ランディ。     ★そんな彼しか見えなくなった★ 第一回目プレイの段階ではレイチェル側についてしまったため、すっかり私の中でのゼフェルのイメージは「敵に荷担 する銀髪小僧」。今では信じられない事ですが、始めのうちは目の敵にしていたと言っても過言ではありませんでした。 それが一体いつから、こんなにもゼフェラー化してしまったのか。今となっては謎の部分が多いのですが、ただひとつ はっきり言えるのは「岩田光央の力が大きかった」という事でしょうか。私は「セーラー服反逆同盟」の時分から、 岩田さんのファンをやっておりますものでして、アニメは「AKIRA」からなんですけどね。あと「グリーンウッド」 とか「天外魔境」。そんな岩田さんの、あの何とも言えないハスキィな声で17の少年ですよ。姿カタチも大切ですが、 声というのは重要なものなのですね。また、あの「ゼフェル」という役柄に、なんと合うことよ。それで、結局2回目の プレイを始めたわけです。もはや、1度目の失敗がありますから、2度目からはノウハウがわかりはじめて、これ以降、 レイチェルにハートや女王の座を奪われることは一度もなくなったわけですね。すると、当然のことながら余裕が出て くる。一応女王エンディングも見たことだし、いっちょ守護聖でも落としてみるか!?というキモチになってくる訳です。   そんな時でした。   「オレ…おめーのこと…嫌いじゃないぜ」   運命の一言でした(笑)ちょうど、親密度の上がっていたゼフェルの、この、可愛さ大爆発のウェルカムメッセージ。 第一回目はレイチェル側だった彼のメッセージはいつも排他的で、「こんにゃろういつか泣かせてやる」とばかりに 勝ち気アンジェリーク「ルーファス」の加虐精神は刺激されまくりでしたが、考えてみれば、そういう奴はえてして 寂しがり屋でホントはいい奴、と相場が決まっているものです。また、上記のセリフ共々、初めて見たゼフェルの 笑顔!!思わぬところからワンパンチを浴びせかけられた様な、そんなショックと共に恋に落ちましてございます。   もう、これ以降は彼の一挙手一投足が愛しくて愛しくて、声がついてよーとついていまいと、笑おうと怒ろうと、 ハガネハガネで日が暮れる(笑)告白タイムなど鼻血をこらえるのに精一杯。かくして超ゼフェラー・雁えりか誕生。   (副音声3)  「ゼフェラー」…造語。ゼフェル好きの意。他に「ゼフェリスト」「ゼフェラリアン」なども。みんな使って下さい。 「セーラー服反逆同盟」…岩田さんは俳優として出演。ビデオが手に入らないものだろうか。無理か今時。 「AKIRA」…言わずと知れた大友克洋御大原作の大作アニメ。岩田さんの役柄は主役の健康優良不良少年・金田。バイクを 飛ばしたり、ゼフェルと共通点がなきにしもあらず。でも金田の方が素直な性格。 「グリーンウッド」…那州雪絵先生の名作コミック「ここはグリーンウッド」。岩田さんは主人公の先輩・光流。事実上の サブヒーローでもある。ちなみに光流の相棒・忍の声は関俊彦さん。ゼフェルヴァのデュエットのような曲がCDには一杯だ。 「天外魔境」…ハドソンの名作ゲーム。岩田さんは主人公の自雷也。ゲームも死ぬほどやったが、OVAではテーマソングも岩田さんが 担当していたので大好きだ。「俺は自雷也、どこに行くんだ〜♪」懐かしい。ちなみに主役3人組の一人で 美形キャラ・オロチ丸の声は前クラヴィス役の故・塩沢兼人氏。     もうわかったから帰る