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EVランサー試乗会報告


エンジンの代わりにモーターとコントローラーが!!

 11月23日('97)EVクラブ会員(実は私)主催によるコンバートEVランサー(EVクラブ所有)の試乗会を行いました。
試乗会と言ってもドライバー四名の小さなものでしたが、「EVに乗ってみたい」人間ばかりで、約束の時間ジャストにEVランサーが現れると参加者の顔はおもちゃを手にした子供のようでした。
 約一時間・一人15分の試乗はなかなか興奮ものでした。私以外は初めてのEV体験であり、私も二度目とはいえ、前回はあっという間のことだったので、今回はじっくりEVを楽しむ事ができました。
 運転した皆の共通した感想は「おもしろい」というものでした。

しかしこれ以外になかなか形容詞が見つからなかったのは、今までにない体験だったからでしょう。それでもいくつか出てきた感想を箇条書きしておきます。



マフラーはありません。


給油口から充電!


●エンジンの音や振動がないため、スタートがわからない。

●走り始めは電車の様(に静か)で、加速時の音は新幹線の様。

●加速しているのに加速感がなく、スピードを出しすぎてしまいそう。

●車(EV)が真横に来るまで自転車に乗っていた人が気づかなかった様で、音がしないことにも危険を感じる。

●エンジン音が無く静かな分、今まで気づかなかった各部の音が聞こえてくるようだ。

今回の試乗で試し忘れたこと
・急発進−−−スタートが良く分からないので、恐る恐る発進という感じだった。ぜひ発進時の性能を試したい。
・バック(後進)−−−EVだとバックも特別なような気がする。どんな感じだろうか。

公道で(車検は通ってます。)かつ、派手なクルマなので、人目を引いたのは確か。
ただし、単なる電気自動車でなく、世界でたった一台(市販車の改造だから)の、
そしてなによりも、楽しめるクルマだったことを、つけ加えておきます。


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