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 1999EVフェスティバル

一時間耐久にEVトッポ・ゾラールが挑戦!

夕方出発、のんびり高速の旅・筑波まで。夜中の1時頃JARI着。
キャリアカーの中は狭くてなかなか寝付けない。こんな中でも青島さんだけは寝ている。大した物だ。
それでも1時間くらい寝ただろうか。星空が綺麗だった。
四時過ぎ頃から、車が行き来しだす。開場準備の車が早くもやってきた。みなボランティア、というか、参加者による、手作りはここでも同じ。熱い1日が始まる。

寝不足で〜す。 青島さんは元気!

6時頃我々も動き出す。テント張り、車のセット、開会式、車検、ドライバーズミーティング、そして、予選へ。
レース経験のない私には初めてのレース・緊張。
EVが初めてのレースなのは、以前館内代表の本で読んだ藤沢さんと同じだ。
タイムトライアルのタイムは遅かった。仲間からのクレーム。
が初めてのこと。それにEVレースで上位を狙うわけでもない。
いや、狙える装備でもないが、ここで少しくらい前にいても、あまり変わりはないだろうとも思う。

サインを求められた、のではなく、レース参加のための車輌チェックです。 タイムトライアル!

そして本選。一時間の耐久レース。5.5kmのコースを何週走れるかを競うもの。
但し、時間内に5回のピットインと、ピットインの際、1分間はピットから出られない。
つまり実質55分。
チーム3名中、ドライバーは2名。いろいろと人手不足。

いよいよグリッドに。車を付けてからの長いこと。
スタート! 2時、フラッグが振られる。止まったままの車がいる。レースなんだ!
一周目、早くも前の車を抜く。
1時間に8周と最高速80km/hが目標。
一周目のバックストレートで80km/hをマーク。後はペースを少しひかえて8周44kmを目指す。1周目ラップ5分弱。
2周目、なかなか戻ってこない。トラブルか、不安になる。無線連絡はない。
15分頃になって戻ってくるが、後輪付近から煙が上がっている。
降りてきたドライバー・青島が「サイドブレーキひいたまま走っちゃった。」と言う。
どこで気づいたのか聞いたら「ここで」と言う。
『ひぇー、まるまる一周走ったのね。カートじゃ無いのよ青島さん勘弁してよ・・・』そう言いたかった・・・
青島さんいわく、『アンペアメーターが上がっても、スピードがでない』
そりゃそうだ。

いよいよトライアルの始まり ドライバー・チェンジ 走行中のトッポ

不安があったが、ゆっくり様子見ながら、と言うことで3周目にはいる。
走行中、『完走できるかなぁ?』『帰ったらまた修理か。金がかかるなぁ、』などと考える。
スピードを60km/hまであげてみる。ブレーキも大丈夫のようだ。
特に違和感はない。行けるぞ?!
4周目、3度目のピットイン&ドライバー交代を済ませて、快調に進む。すでに早いチームからは周回遅れになっている。
5周目、そして6周目、規定の五回のピットインまで後1回。しかし、バッテリーも弱ってくる頃。1時間までは時間があるものの、1時間3分までにチェッカーを受けないと失格になってしまう。ムヅカシイ。

6周目直線にはいるところで、ピットインしないことを告げる。まだ、大丈夫そうだ。
7周目。5回目のピットインをすませ、距離も30kmを過ぎた。
65Aのバッテリーはそろそろ危険信号のはず。何周まで行けるか。
コーナーを過ぎピットロードに向かうところに、ゴール待機場所がある。
いったんそこで待機。電圧と時間から、もう一周行けるかどうか悩む。
2周目のミスがどうでるか。まだ、一周行けるのか。
電圧が下がってきたとき、スピードは30キロくらいしか出ないが、それで時間内に帰ってこれるのか。
かつて電圧不足を経験した事がある自分が乗っていれのば良かったと、メンバー交代ミスを悔やむ。
2分程悩んでゴーを出す。不安との戦い。
8周目、思ったより、時間の進むのは早かった。
そして、電圧の下がった車の進むのは遅かった。
おそらくピットで待つ者以上にドライバーには長い一周だっただろう。
1時間のチェッカーが振られ、そして3分が過ぎた。
我がトッポ・ゾラールはまだコーナーの中だという。

1時間耐久ディスタンスチャレンジレース・初参戦はこうして幕を閉じた。
8周回って戻ってきた時間は1時間6分12秒。残念。

メンバーです。 表彰式
しかし失格ではあるものの、昨年とは全く違った形でのフェスティバル参加は、有意義であったし、勉強にもなった。そして、テレビで見るだけだった自動車レースの、本当の楽しさを知ってしまったような気がする。

「今年だけだから、」嫁さんにはそう言って準備を始めた私だったが、
『来年はどんな言い訳をしてここに来ようか、1時間走る作戦は・・・』
帰路の車の中でこう考えている私がいた。


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