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2002 EVFestival in Tukuba
2002年11月27日 EV Festival in Tukuba cerkit
 2002年のEVクラブフェスティバルは待望のサーキットで行われました。
日本発のEVによるサーキットでの集い。そこにはEVクラブのメンバーがコンバートした電気自動車・カートをはじめ、恒例の「まったく新感覚の電動車両」も登場しました。
また、サーキットで開催されるわけですから、サーキット走行もあります。
自分で改造した車でサーキットを走る、まるで夢のような話です。
また、今回のもう一つの目玉は燃料電池車(FCEV)が登場したこと。
まだまだ一般にはお目にかかることさえまれなFCEVに試乗できてしまうという企画。
EVを追求してきたEVクラブだからこそ、でしょう。
もちろん私も試乗してきました。私が乗ったのは燃料電池バス。都内でテスト走行が始まったばかりのものです。
以下、試乗記と会場内の様子をお楽しみください。


● 白石号発進
今回のフェスティバル、我がEVトッポは自宅でお留守番。その代わり家族全員・一泊2日でつくばまで出かけてきました。
トッポは置いてきた私でしたが、EVによるサーキット走行は体験してきました。
何を隠そう、サーキットは初めての私。道はもちろん、会場内の勝手もわからないで【わくわくどきどき】でした。
車は横浜の「白石号」。そう、科学の祭典にも駆けつけてくれたあの車です。
モーター&ミッションのジョイントは私が手がけた折り紙つき!!
振動もなく滑るような快調な走りはEVならではですが、バッテリー容量の関係で、最後にチェッカーを受ける、という目標でスタートしました。

● アクシデント発生・・・車両転倒
「白石号」はワンボックスのため、無理なコーナリングをするとやばいんでないか? ということで自重していたのですが、そんな私の目の前でいきなりミゼットツーが転倒。
直後を走行中だったので、どきどきしました。当然、その後はひたすらスロー&安全運転です。(笑)
約一時間、白石号のサーキットのたびは終わりました。
白石さんはまだ、チームのカートが残っていますが、私は会場内をぶらぶらしながら、燃料電池車の試乗を待ちました。
そのぶらぶらの間にもハイブリッドカーや、電動カート・アシスト自転車の試乗を体験。
いろいろあってあきません。

● 燃料電池自動車の乗り心地は・・・
さてさて今回試乗できるFCEVはトヨター日野のバスのほか、ホンダ日産・ダイハツの4台(だったタ記憶しています。)といっても試乗は1回だけですが。
私はバスに乗ってきました。常用タイプもいいのですが、バスに乗りたかったということもあります。
なぜでしょう。それは一般のバスがディーゼル車であり、振動と音がすごく、排ガスも黒いからです。
しかし、この日のバスにはそれらがまったくありませんでした。(もちろん他の車両も)
サーキットを右へ左へ走行するバスは、スピード場落ちても加速しても、まったく振動がなく滑らか。カラフルにデザインされた室内とあいまって、「バス」であることを忘れてしまうほど。
もう、テーマパークの電動の乗り物に乗っているか、お台場のユリカモメに乗っているかという感じ。しかしここには軌道はありません。正真正銘のバスなのです!
あっという間の周回でしたが、貴重な体験でした。
もし、石原都知事がいたらどんなに喜んだことでしょう。

● スペースシャトルとおなじ?
現状、FCEVバスは普通のバスの100倍以上の価格とか、何かで読みました。
バスは乗用車の価格からするとやはり50倍くらいするでしょうか。
とするとこのバス一台 ○○円・・・そんなバスに乗れる可能性は、スペースシャトルに乗るのと同じくらい稀なんですね。
あ、どちらにも燃料電池を積んでいる、という点でも同じですね。

以上、試乗&体験記 by Kenzo Suzuki
開会です。008 代表挨拶011 マスコミも多かった014
日本充電3000kmの田口さん030 子供用電動カート036 電動バイクです024
南極挑戦計画のジムニー073 EVフォーミュラ電友一号041 新型EVフォーミュラ043
白石号の前で談笑031 チャレンジ1時間の白石号047 白石号ピットイン046
FCEVバス試乗会054 FCEVバスの運転席022 ダイハツFCEV(ムーブ?)058
日産FCEVカー055 試乗走行中のFCEV060 ホンダFCEVカー057

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